曲線定規

当社は零細な木工房ですので、なるだけ面倒で材料がもったいない、曲線を使わないようにしています。

面倒というのは、デザインするのが面倒、加工が面倒ということです・・・・・お客様すみません。でも使っている材木がいいですから、あまり凝ったことをすると、台無しになってしまう可能性もあるのです。

三次元で、尚且つ凝ったデザインをまとめ上げるのは、並大抵の造形力では難しく、避けて通るのは個人の工房ではむしろ正道と言えるでしょう。実際、妙なデザインをして成功している例は少ないと思います。本当に成功したら、大手の家具メーカーからパテントの問い合わせがくるでしょうね。

とはいっても、どっかに曲線は入ってくるもんで、曲線定規があると便利です。

Dsc_0014 これは、会社で工業デザインをしていた時に重宝していたものです。

木工を始めるとき、思い出して購入しました。ちょっと高価でしたが買って良かったと思います。定規がいい加減ですとあと後、尾を引きますから。

短いものは使いません。

Dsc_0009 これは、”ヒヨコ定規”と言ったかどうか?先の”高杯”のデザインにも使いました。

”ステッドラーの雲形定規”は家具作りには殆ど役に立ちません。

Dsc_00115 このタイプは、今や100円ショップでも買えます。

パソコンを使える人なら、製図に定規なんて、チャンチャラおかしいでしょうね。


新年の原木市場

今日は、久々に仁井田の丸太の市場に出かけた。もう、材料は焼くほどあるし、金もないので、どちらかというと、忘れられないように顔見せです。

ホントに買うのであれば、何回も下見をして、作戦を練る必要があります。

Dsc_0036 木材をいかだや船で運んだ名残で、大きな市場は大抵、海沿いにある。

海はやっぱりいいな~。手前の大きな船は何を運ぶんだろう。パナマ船籍でバリ・ハイと書いてある。

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いざというときは、これに乗り込むんですな。グリコのオマケみたいですがちょっと欲しいような気もします。

Dsc_0046 不況の影響で活気も今二つ。

売れないから、いい木を山から切り出さないし。

Dsc_0051 これは、有名な柳瀬杉です。杉の丸太の売買もなかなか奥深いものがあります。

クラシック音楽は「バッハに始まり、バッハに終わる」なんて言いますが、建築材は「杉に始まり、杉に終わる」そうです。

”ドライログ”とは、旬のいい時に切り倒し、枝を付けたまま放置して乾燥させたものをいいます。昔は当たり前にやっていたことでしょうが。

当然、あと後、虫も入りにくく、いいことずくめです。

Dsc_0055 市場では昼に、お弁当が出ます。蕎麦かうどんも付きます。

昔は豪華な幕の内弁当でしたが、最近はちょっとショボイです。

もっと昔は、皿鉢料理に酒も付いたそうです。旦那衆の商売だったんですな。


悲願の高杯、出来。

今年は盛大に薪をくべているので、ついになくなり、昨夜は秘蔵の端材を燃やしていた。いいんです、いつかは処分しなくてはならないし、次から次へ出てくるもんですから。

Dsc_000233 悲願だった高杯の木地が出来ました。

やっぱり、かなり難しかったです。後は大分楽に出来るだろうけど。

いろいろな刃物やチャックを総動員しました。道具が仕事するというか、教えてくれるというか。

Dsc_00176 部材をつないだ境界線にはあえてラインを入れました。

台の方に良い杢が出ているのが問題です。一杯やるには少し背が高いか。

拭き漆で仕上げて、早く使ってみたいもんだ。安定性はとてもいいです。

やれやれ、ホッとした。

でも、カッコイイ高杯デザインしても、銭にもならん、女にももてんのはつらいな。


心身ともに疲れる、慣れない木工旋盤。

Dsc_00039 今日は高杯の天板を削っていました。

道具を工夫しながらですので、一日かかって一枚。しかも「失敗や」と思うような出来でしたが、そこはプロ、なんとか合格点にもってきました。でも、明日挽いたものより明らかに見劣りするようでしたら、ほかします。

50㎝の栗を挽いたことがあるけど全然楽勝だったのにな。

Dsc_000122 何年も前に買った、ドリルチャックを初めて使いました。

ドリルが動かず、材料が回転して削れていく光景は、気持ち悪いです。故障で止まったエスカレーターに乗った時、一瞬クラっとするのに似ています。

このドリルチャックは保管中、オフコーポのセールに出ていて、少なからずショックを受けました。ひょっとして、ボール盤ともテーパーは同じなんじゃろか?今頃気付いたけど。


気の抜けない、息抜き。

木工旋盤はエベレスト登山に似ている。

しばらく、やらないと忘れて下手になってる。それでも、だんだん調子が上がってくる。ベースキャンプから装備を荷揚げして、また戻るみたいな。

着実に上には向かっています。雪崩や凍傷にはならないけどな。骨折とか歯が折れたというのは聞きます。

Dsc_00033 高知の栃はすごく奇麗でち密で、薄く挽けるのですが、時間も倍かかります。

上から2番目の栗を挽くと、楽勝でした。上手になったような気がします。


グラインダーの改良。

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テレビ台出来ました。材料はホウです。通常のブックマッチングでは、ホウの場合おさまりが悪いので、白太を内側にしています。
チークオイルはホントにいつ乾くのかわかりませんね。
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先日のグラインダーの改造ですが、ツールレストとして厚さが10㎜ほどの鉄板を溶接しました。かなり使い勝手が良くなりました。また、刃物も良く砥げます。苦手なスクレーパーの切れ味が向上しました。
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全体像です。このままでは振動で歩く傾向にありますので、床に固定するか・・・・・・・。このグラインダーはマキタの安物で、低速タイプではないのですが、十分使えます。
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大江さん、サンドペーパをかけるときだけ集塵機を回すことにしました、これはかなり有効です。
本日は、ブログ作成中、新しい”インターネット エクスプローラー”が使用不能になり、Chromeで作成しました。文章も勝手が違うので省略しました。うまくいくかな。いい加減にしてほしいな。


高杯に挑戦する。

Dsc_00114 昨年、仏壇の制作で、仏具の高杯を試みて、何とか満足なものが出来たので、以前より念願だった大きな高杯に挑戦しようとしています。

天板の直径が38㎝なのでほとんど、膳とか卓に近いです。3ピース構造です。

こういう大きさでは材料も貴重なので、いつになく慎重に図面を引いて、段取りを考えます。

Dsc_00036 3台位、いっぺんに作りますが、その前に練習で丼でも挽くつもりです。

ストックしておいた端材が役に立ちます。練習といってもプロですから、立派に仕上げてお金にしなくてはなりません。エライ!‼ 

Dsc_00256 やや大作の場合は、外堀から埋めるように仕事を進めます。

斎田さんのブログに影響されたわけではないのですが、旋盤用の刃物を研ぐ、グラインダーに改造を加えています。

久々に電気溶接機を使いましたが、体が覚えていました。そのまま、バチバチやりましたがグラインダーも壊れませんでした。 

明日にでも、発表出来るかと思います。全然大したことないけど。


猪のすき焼き。

昨夜は、O塾長宅の”猪のすき焼き”によばれた。

Dsc_0042_2大工のHさんが 罠猟でとらえた猪だ。

面倒なので皮を引いているが、高知では皮付きじゃないのは肉としては大分落ちるとされるらしい。

Dsc_0043_2 野菜の準備も出来ました。

(昨日、通達が来て”エクスプローラー”を新しくしましたが、ブログを更新するのに物凄く遅く、面倒になりました)

Dsc_00532 お肉は、この白いところが、脂っこくもなくて旨いんじゃ~!

やっぱり、皮がないのが悔やまれますが、毛を焼き切るにしても、剃るにしても根気のいる作業で大変なのです。

Dsc_0059 豆腐は味がしみて絶品です。

鍋はついつい慌てて食っちまうのが、残念と言えば残念です。

不況になっても高知にいる限りは、食いもんには不自由しないかもな。

でも、ちょっと不自由になった方が、健康的かも。


薪ストーブの触媒を交換する。

我が家の薪ストーブはハイテク機で、触媒が付いていて殆ど煙を出さない構造になっている。燃費も50%向上をうたっている。(ほんとかどうかは知らない)煙突の掃除も少なくて済むらしい。

ただ、5年ほどで交換が必要という。ウチのはもう12年は使っていると思う。確かに、以前は火室の炎はほとんどないのに、セラミックの触媒は真っ赤に焼けているのを良く見たが、最近はないな。

アメリカのアマゾンで1万円で売っていたが、国内販売のみだった。仕方なく、日本のアマゾンのバーゲンで2万のものを買った。なんか悔しい。

Dsc_0002 12年ぶりで蓋を開けると、触媒はさほど損傷もなく、舞い上がった灰で通気が悪くなっていたのでした。ショックじゃ。

とりあえず新品に交換して、前のはその箱に入れ保管しました。

乾燥した広葉樹を燃やしている限り、触媒も煙突も傷みは少ないようです。煙突も一度も掃除していませんし。

触媒付きの薪ストーブをお使いの方は、たまにはトップを開けて掃除してみましょう。


意外に問題のある海外電動工具。

Dsc_0023_2本日は木工家専用です。

また、テレビ台を作っていた。今回は、予算も限られているが、背に腹は代えられない。全部ビスケットジョインターで組む。

最近は、厚み方向にはデワルト、垂直に切り込むにはマキタを使っている。これが意外に便利なんです。

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デワルトは見てのとおり、電源コードの品質は悪いです。相当頑張って戻したんですが。

デワルトのモーターが、どうも非力なんでラベルを見たら、なんだ~!120V用でした。そりゃそうじゃった、忘れていました。

先日”円高でデワルトもお薦め”と書きましたが、こりゃーいけません。100Vで使うと、非力なだけではなく、グラインダーとか、ルーターのように連続使用する機械は、確実にモーターは焼けますし、最悪火災になります。

Dsc_0004 でも、ウチには便利なものがあるんです。

この機械は合法的なものかどうかわかりませんが、動力を100Vに落とす変圧器です。右側が、長い延長コードとか使った場合のために、115Vになっています。

カナダから買ってきたデルタのルーター・シェィパーが115Vで困っていた時に旨い具合に機械屋が持ってきました。

元々、電気代を浮かすための変圧器だと思いますが、一生使って元が取れるかどうか?

いずれにしろ、海外の120V仕様の機械は昇圧して使わないと危険だと思います。