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物乞い

まだインドネタはボチボチ続きます。

デリーでは物乞いに悩ませられると聞きますが、ムンバイ他、私が回った土地では少なかった。しかも全然しつこくない。

インド一の大都会ムンバイでも路上で寝ている方々がおります。今なら俺も寝てもいいけど雨季にはどうすんじゃろ?

ほんで都会なのにやっぱり牛もいます。朝、牛乳を飲むのかしら?

遠くからカメラを向けたら手を上げる、お嬢さんか?お母さんか?屈託がない。通ると「ねえねえ、頂戴よ~。」と寄って来ました。服を引っ張るでもなくおっとりしたものです。さっと差し出した札は200ルピーだった。昼飯が食えるが、役に立つならいいだろう。

インドでも上級カーストのお金持ちは無視で、もっぱら施しをするのは庶民という。昔付き合っていた金髪娘も「BARでバイトして、チップをくれるのは昔同じように働いていたオバサンばかりで、金持ちは絶対くれない!」と言っていたな。

旅の費用としては僅かなものですから、私は現れたら必ず渡しました。「施し」というよりはお布施やご報謝に近いのではないでしょうか。田舎道で家財道具背負って巡礼している方に出会うと、こちらからご報謝したくなりますね。

でも、アフマダーバードでガキどもに取り囲まれた時は逃げた。


入野松原へ復帰

久しぶりに土曜の午後から海へ。

基本ダンパーであった。

水温は暖かでありました。上昇が平年より一月早いそうです。

夜はS君とポコペンへ。インドでは流石に食べられないモチモチのアジ。

そして朝。ダルマ朝日。

波はまずまずだが寒かった。

道すがら、早いのは3分咲きの桜、あちこちのモクレンを見ながら11時には帰宅。


なぜ高速道路を逆走するのか?

NHKのドキュメントで「インパール作戦」をやっていた。原爆2個も落とされて、原発事故、そして原発回帰。なんか、今の日本とダブってしまいます。

インドでなぜ逆走が普通なのかは、2日もすると分かって来ます。地域が高速道で分断されているからです。10キロに一か所くらい、分離帯の途切れた、このような場所があります。

たまに盛り土をして、立体交差の場所もある。

まあ、バイクはいいんですが、バスやトラックも平気で追い越し車線を逆走したりする。何でもありなんじゃ~!

フェンスの途切れた場所では人も牛も横断するし、中央車線で牛が寝ていたことも。

高速道は街に入るとこんな感じになります。基本、中央分離帯はありますが、外側はフリーです。

その割には事故は少ないかも。このトラックはバーストして荷崩れを起こしたのか?道路上でトラックのエンジン降ろして修理していたりする。

風車羽根の隊列。何度も見かけました。

バンプ:街中に入る際には必ずあります。大小2種類あって小は10センチの高さ。これは警告。次の大は20センチあります。車は微速前進で越えます。そこをバイクがここぞとばかり!イナゴのように抜きにかかります。しょうがないので私も突っ込む。

スポーツカーは越えられないので、インドにはスポーツカーはいません。


飲食

本日は真面目に仕事をした。

宿の近くのチャイ屋。朝早くから夜遅くまでよく働く。朝晩お世話になった。10ルピー・20円。

矢張り近くのジュース屋。カマラを向けると「ちょっと待って!」帽子をかぶって正装した。この店は常に回りも綺麗にしています。

頼むとニンジンメインで作ってくれた。パイナップルなどはお飾りなのか?

何でこんな色になるかは不明。葉っぱと反応するのか?

マイウ~。20ルピーです。

マンドゥの柑橘系。ここも世話になった。

年季が入っています。

ソーダのボトルが一杯あるので炭酸かと思っていたが、どうやら水の様でした。しかもぬるい。

とある定食屋。

ここは一番口に合った。チキンは骨付きなので慌ててかぶりつくと歯が折れます。

どこも掃除人がいてあまねく仕事が行き渡るようになっております。この箒は水平に使う。

そしてチャイ。

総額180ルピーで¥324円。庶民の店なら日本の半額ぐらいか?

爽やかな・複雑な味のする実。お口スッキリ。でも、最後に吐き出すのか、飲み込むのかは不明でした。

使い回しするのでしょうが、釣りはここに載せて来た。ちょっとビックリした。


鉄道

昨夜も旅行の報告会で本日は二日酔いでした。

宿のすぐ近くに駅があった。何のことはない、ムンバイの先端までバイクで往復しなくても鉄道を使えば良かった。どうも旅勘が鈍ってきているな。

昼間は流石にこれほどは混んでいなかった。落ちて毎年膨大な死者が出るそうです。

まずは切符を買う。上級カーストか?たまに割り込む奴がいる。

私は料金が分からないので、高額紙幣を出したら「1等か?」「2等です!」3度も聞かれたので最後に「1等です!」と答えてしまった。10倍もするのですがJRよりずっと安い。

5分に一本ぐらい来ます。

若い方は止まる前に降りるのがオシャレなようです。ドアは開きっぱなしです。

女性専用車両もあるようです。

座席に荷物を置く方・皆無。

窓はこのようになっています。雨季はどうするんじゃろ?

どうやらここが1等のようです。位置が全然分からん。

ちょっと大きな駅のホーム。

どこでも犬は寝ています。人も寝ていますけど。ゴロゴロ。

野菜を運ぶ。てか、美人のおねーさんの髪のボリュームが凄い。アジャンターの女神と同じじゃ!

立っている2人と座席の4人はインド鉄道名物のオカマ。車内で手をパンパン叩きながら(厄を払っている様子)頭をツルッと撫でてくれます。

立っていた向かいの中学生がサッと紙幣を渡したので、俺も慌てて差し出したら中学生にクスッと笑われました。どうやら縄張りは狭いようで短い区間で乗り降りします。ケンカしたらボコボコにされそう。

鉄道旅も面白そうですね。


井戸

インドから帰って、全然新聞を読まなくなったが本日は少し読んだ。

マンドゥの村を北に歩くと・・・・

何だか騒々しい一角がありました。

井戸です。この円筒が下まで抜けています。恐らく500年ぐらい使っています。

ここに居ると、次々に美女が訪れます。

まあ、小っちゃいのもいるけど。

この壁の出っ張りを登って・・・・・何故に階段ぐらい作らないかと思う。

毎日の事だろうに。

たまにはバイクのお兄さんも来ますけど。

撮影を頼むとちょっとポーズをとってくれました。しかし、水は重く、すぐには止まれなくて気の毒な事をしました。

付近の階段井戸。彼女達はバケツで汲んでいるのですが20m位あります。電動ではないにしても、昭和の手押しポンプぐらい設置したら良さそうなものですけど。インドわぁ、不思議な事が多い。


バオバブ

本日は確定申告をした。いつまでやらなくてはならないのか?もう、脳が壊れかけているのに。

いつかは見たいと思っていたバオバブがマンドゥに生えていた。マダガスカルのよりは不格好だが迫力十分。ググってみるとオーストラリアにも自生するようです。

幹を叩くと石のようでした。

ゆっくりすればよかったマンドゥ。

アンコールワットに生えていたのもバオバブか??ガジュマルなのだそうです。

実も売られていた。買って帰るには重過ぎるし・・・・・

20ルピーで乾燥させたものを食べてみた。ガリッ!

噛むんじゃなくて、飴のようにしゃぶるのだと分かった。ヨーグルトのような感じです。

1cmほどの種が残ります。

梅雨時に蒔くと発芽するようです。でも大きくなるには1000年は待たないといけない。


塩地材

たまには木工の話。

秘蔵の柾板。シオジという材になる。タモによく似ているがもっと上品です。もう、市場には出回らないし、判別できる人も少ないと思います。

目が込んでいるので比較的軽い。テーブルにするつもりでしたが、最近その注文は殆どない。死ぬまで持っていても意味がないので、今回の注文で使うことに。

ちょっとした箱物ですが、材料は結構必要です。6面を覆うから。

削ると上品な縮み杢が現れた。祭器のような注文なのでこれ以上のUPはありません。

まだ、共木の塩路はテーブル一台分は残っていますので、テーブルの注文・お待ちしています!


マンドゥ

成田空港で薄着で吹かれたせいか?飲み過ぎか?ずっとお腹の調子が悪い・・・・が、本日は久々のSUPトレーニング。河原は菜の花が咲いて春近しという感じでした。

マンドゥは今では小さな村ですが、14世紀から栄えた王都です。標高600メートルの大地の上にあります。奥に見えるのがそう。まずまずの峠道を楽しめます。殆どは凸凹ですけど。

この家なんかは豪邸の部類に入るかも?

ノン・ベジ料理で食べたのは殆どチキン。たまにマトン。肉は大きく見えても全部骨ごと切断しています。

牛は立派な面構え。ミルクやヨーグルトを作ります。聖なる動物で傷付けることすら出来ないのですが、実際はインドは牛肉の輸出量は多いのだとか。

この棒で群れの幅を調節するようです。

宮殿全景。

反対側から。

マハラジャたちはこの風景を見ていたのか?しかし、エアコンもないし、美女にクジャクの団扇で煽られても、冷たいビールとどっちがいいかは微妙。

泳いでいる方もいました。

井戸を修復中。

サボっている方。

雨季には水を張るのか?

マンドゥは落ち着いた村で、2泊したけど、もっとゆっくりした方が良かった。バイクで点在する遺跡を巡るのにはピッタリです。また行くにはハードルが高過ぎるな~。

宿は向かいのバーから酒を買って来てくれて、こんな所で飲み食いさせられた。
「宗教上の理由からですか?」「いや、ファミリーレストランなので。」

研修旅行中の女子大生。極めて聡明であった。


アジャンター石窟群

今回の旅の一番の見所かもしれない。

自称日本語ガイドが売り込んできたが、美大生だから必要ない。

全景。エローラと同じく岩盤に穿たれてます。

有名な第一窟の壁画。ブッタを守護する守門像と言われています。残念ながら肉眼でもよく見えないほど薄暗かった。ライトを持参すべき。ストロボ・3脚の持ち込みは禁止です。

ここは規模が大きいが、断層があったため未完のまま放置されたそうです。

見所一杯です。

残念ながら状態よく残っている壁画は僅かです。

やっぱり登ったり下りたり。

各部屋にいらっしゃいます。

ストゥーパの窟。大小さまざまあります。

暑いので保安の方も適当です。

エローラより彫刻群は充実しています。

UPの写真。

誘いますね~!

近所にあれば通うと思います。

連泊して2度見しても良かった。