今日は散髪してプールにも行ったので仕事をする暇がなかった。
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柱時計のリメイク その2
今朝起きたら、右足親指付け根の通風ポイントに違和感を感じた。散歩の時、ちょっと痛かったが事なきを得た。
時計本体の側板は上等の栓の木でした。今まで扱ったものも全て栓。当時、ふんだんに出回っていたのでしょうか。
扉は杢のあるカエデとか試してみましたが、薄くすると反りが激しい。長年の使用には不安です。一番狂いの少なかった楢(ナラ)に決定。
楢と栓では色も大分違うので、側面に楢の薄板を張る。NASAと共同開発したラミネート装置。まあ、布団圧縮袋としてホームセンターで売っていますけど。
扉にも使う。さほど強力ではないが、圧が均等にかかります。ピン角も袋が破れないのは流石。
本体は直角が出てない上に、前後にも歪んでいた。通常、柱時計はオーバーサイズの扉を付けるので多少の狂いは真横から注視しないと分からないのです。
ユニットと文字盤がピタリと合って、蓋まで合わしていたら手間が掛かってしょうがないのでしょう。
何とかここまで。でも、ピッタリ合うように蝶番を付けるのはDIY上級編です。
デスク出来。
正月のNHKドキュメンタリー「インパール作戦」見ましたか。大砲担いでジャングル500キロ、子供が考えても無理じゃろ。兵站はなし。3日間のサバイバル体験じゃないんですけど。反対した将校は「精神がなっとらん。」とか言われたとか。お前が行けよ。3万人も死んだのに、推進派の将校は生き残っている。なんか~、今の世を見るようですね。庶民はどん底になってもアベちゃんは優雅にやってんだろうな。
デスクの塗装が終わりました。明日か明後日、配達します。付属の本立は少し待ってください。
勝手に座ったんです。
吊り引出しですので開閉はスムーズです。
裏はこうなっております。将来的に引き出しなしで使うこともできるようネジ止めです。
柱時計のリメイク その1
寒いけど雪は降りそうで全然降らん。
朝一は取材の方が来た。印刷物になっても注文は殆ど来ないのですが、付き合いも大事です。
ボンボン時計の注文です。2週間ほどこの2台の様子を見ましたが調子良く動く。一回のネジ巻きで60日動きます。最終型は性能はいいけど、デコラ張りで風情がありません。
2台とも上っ面をリメイクして、お客さんに選んでもらいます。
リメイクの方法は色々ありますが、今回は本体の箱は利用します。
塗料を剥がすのに手押しかんな盤を利用しましたが、塗料が硬く新品の刃がダメになった。ベルトサンダーを使うべきでした。
本体の箱は結構直角がいい加減でしたが、蓋が大きいので問題ない。量産品の合理的手法です。当時はこういうデザインが売れ筋だったのでしょう。1960年前後。
心臓部は箱に入れて保管します。60日時計はオーバーホールの工賃はちょっと高い。長いバネを巻くのが大変だからだそうです。
金具類は専用に作らせた容器に1台分ごと入れときます。まあ、キムチの容器ともいう。
文字盤の外側のリングは超薄いので慎重に取り外します。このパーツはあった方が印象がしまります。
ボンボン時計のリメイクは本来楽しいものですが、仕事となると時間との兼ね合いもあり微妙。年取ってからはいいかも。
*クオーツ振り子ユニットというのもありますが、1年で壊れるか、5年もつやら分かりません。安価なので交換も可能ですが、すごく簡単ではない。ネジ時計のユニットは調子を崩しても、一度オーバーホールに出せば10年や20年は使えます。
また、私は電気時計のカチカチ音がすごく気になる神経質な男ですが、柱時計の音は全く気にならないのが不思議です
。
健康に悪い、
今日も電子機器とにらめっこの空しい一日でした。
illustratorによる作画はアドバイスと根性によって何とかクリアーしたのですが・・・・
今度はレーザーカッターが正常に作動しません。図面の表示は正常にされますが本体側にダウンロードすることが出来ません。それが、ちゃんとダウンロードされることもあるので、意味が分かりません。
これはメーカーに問い合わせるための画像。
メモリーは全削除して空っぽのはずですが。(言語は選択できますが英語か中国語です。)
想像するに、マシン自体は簡単に作れてしまうけど、制御するソフトを完全にするには莫大な費用がかかり、欠陥だらけなのでしょう。大元の部分はどっかから買い取って、独自に手を加えているとか?
本立の仕切り板が横になっていますが、4枚の端がちょっとずつ表情が変わります。
普通に木工していれば、この位の本立は、もう1ダース出来ていたな。
床の間
古くからのお客様に床の間のデザインを頼まれていた。「え~、俺に何せえちゅーんですやろ?」という感じで、忙しさにかまけてほっといたら催促があった。
仕方ないので図面から模型を作ったら納得するものがあった。正月明けに打ち合わせだから休みはこれじゃな。
以前、ネットのお客様から床の間に李朝棚を作って欲しいと問い合わせがあった。写真を見ると床の間に雪見障子のような穴がある。しかもセンス悪い。本来「床の間」はお軸なんかが傷まないように暗くないとダメなんです。花生けても逆光になるがな。
床の間に大きな棚を置くなんて聞いたことがない。しかも下に明り取りの穴。妙な事になりますよね。全然乗り気がしないので、「商売ですから何でもやりまっせ~。」と返事しておいたら、それっきりでした。