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さえない連休。

この連休は、ディアハンター、O塾長の鹿狩りを見物しようと思っていたのだが、あいにくの雪で、ハイエーススーパーロングは出動出来ず。この車は後ろが軽く、ちょっとの砂利道でも車輪は空転する。とても、積雪の林道は無理だ。

年に1,2回の冬山に装備をするのもバカバカしい。でも、やっぱり行きたい南国の人。しかし、ここは我慢のしどころじゃ。

今は3台に1台が4WDで、冬のレジャーに行くわけだけど、豊かになったというか、すごい消費社会ですね・・・・・・・・冬は、炬燵にミカンよ、ほんで手袋編むんよ。

そんなんで、海は波もないし、仕事やら、ネットやら、おとなしくしていました。昨年、暇にまかせて、冬の海に潜って貝を採ったら、旬じゃなくて全然旨くなかったってこともありますし。

Dsc_0013 T型チェアー出来ました。まだ塗料も乾いてないけど。

HPにものせましたので・・・・・いまなら、もれなく・・・・・付けるもんはないですな~。残念。

モモの抜け毛もおさまったしな。


今日も木工家専用。

Dsc_0053 T型チェアーの制作、進んでいます。これは座面のくぼみを、ボウルガウジで掘っているところ。

直線やなだらかなRの加工はかなり難易度が高く、毎回悪戦苦闘します。最後の12枚目ぐらいにやっと調子が出てきます。多品種少量生産は効率が悪いです。

コツは頻繁に刃を研ぐこと。ガウジを裏向けて、反対側の刃もまんべんなく使うことでしょうか。

Dsc_0006_2 右が、今回より登場のリブロスデルムンドで買ったデジタル角度計。アナログのものより格段に見やすいです。表示の追従が遅く、多少イラつきます。

Dsc_0060 集塵装置に関節を増やしました。ずいぶん良くなりました。これで切片の8~9割を吸い取ります。集塵すると、やっぱり気分がいいですね。

Dsc_00121 ゾロゾロ。

小径木を使ってますので、全ての脚の転びの角度が違いますし、穴の深さも一つづつ出さなくてはなりません。

意外に面倒で、これに代わる製品も思案中です。


ブログの効能

ブログをはじめて変わったことは、一年が随分長く感じられるようになったことだ。特に、本格的に取り組んだ昨年は長かった。

ビュンビュン加速していた年のとり方にブレーキがかかったような気がする。しかし、長く感じられて、たくさん仕事が出来たかというとそうでもないし、売上も伸びてはいない。

単なる、脳医学上の錯覚のようなものなのか?ただ、昨年はいろいろ幅広い制作に挑戦できたし、波乗りも充実していたような気がする。なにかしら効果があるのではないでしょうか。

よっしゃー!!今年も頑張るぞー!!とはいうものの、体の方は、全然ついていかないという、残念な現状なのです。それより、今年は注文があるかな~?

注文はなくてもいいんです、金の減らない銭箱があれば。毎日、道でお金を拾うとか。


夜のトリップ。

昨夜は、ピープルスイミングの後、かねてよりの計画を実行するべく、家とは反対方向の高知市中心部に車を走らせた。

すなはち、お街で飲んで、車中泊して朝帰るのだ。山中の居酒屋「やまぶき」ではいつもやっていることだし、都会での個展でもおなじみだ。しかし、地元高知市では初めての経験です。もの好きとしか言いようがない。

ちなみに、わが、いの町までのタクシーの深夜料金は3500円くらいです。

Dsc_0003_3   まず、コインパーキングに車を入れる。近場で一泊500円なり。

今夜のターゲットは一軒家だ。なぜかHPがあります。ここは高知の食べ物ブロガーから情報をもらった。

「一軒家」の由来は、終戦後焼け野原で、ホントに一軒家だったからだそうだ。

早い時間帯は込み合うが、到着した8時半には客はカウンターに二人だけ。

Dsc_0005見れば、 知り合いで、お互いに驚いてしまう。高知の飲ンベーの行動パターンは同じなのか。

浜口さんにおごってもらう。ラッキー!

Dsc_0012 しかし、おススメ料理を無理やり食わされる。これはミックスフライ。美味い!!

二人が帰った後、しばらく飲むも、1人は妙に淋しく、早々においとましました。

Dsc_0032 浮いたお金で、55番街の「エスペランサ」に行く。

ここのマスターはウインドサーファーです。

Dsc_0035 これは、007が好きなやつ。ション・コネリーの頃だけど。今は好みも違っているかな。

結局、カクテルを3杯も飲んでしまった。

酒飲みのいやらしさで、奢ってもらったばっかりに、返って予算オーバーじゃ。

帰車した時は午前様で、今朝7時に帰宅した。ちょっと最初のイメージと違ったが、これからも時々試みたい。


やはり強力なルーターマシン

年末に、T型チェアーの座板の習い加工を、ルーターマシンを使ってしていました。

T型チェアーは当工房の人気商品で、2年で1ダース位売れます。

「たったそれだけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、木工なんて、そう甘いもんじゃないんでっせ。

222 使った刃物は、オークションでまとめ買いした庄田の18㎜ストレートビット。

はじめて、ピンルーターとして使いました。ベアリング付きのビットよりこっちの方が結果はいいような気がします。

Dsc_00241_2 削り肌は、すごくキレイ。艶々して逆目も殆どありません。 これなら裏返して両方から攻める必要もありませんね。

うーん、アマチュアの人には悪いけど、ルーターマシンはやっぱり強力ですね。重量が700キロもあるから、軸ブレが少ないのかな?

あんまり簡単なんで、すぐ作業が終わって、元が取れてんのかどうか、わかりません。集塵もスムーズじゃ。

最初に刃物に当てるとき、引き込まれるのがちょっとおっかないが。

Dsc_00232 栃は流石にちょっと逆目がたつけど、皮一枚のレベルです。

ルータマシンは確かに便利な機械です。

一般の方は意味がわからなかったと思いますが・・・・・でもこの機械で命を落とした人もいるんですよ。


”丑”肉の思い出。

大晦日の晩は、北九州で10席ばかりのステーキハウスを開いた友人による、ステーキディナーだった。ヒレの肉はなかなかおいしゅうござりました。

なぜ、ヒレかと言いますと、夏に送ってもらった某ブランド牛の霜降りは、私は一口しか食べられず、自称タフガイ・O塾長は夜半にピーピーになったからです。野性児たちは意外に繊細なんですよ。

あんまりブランド牛、旨いと思わないんですけど。本当のいい肉、食ってないんでしょうか?でも、私の最初の職場のあった六本木のAXISの隣の「チャコ」のランプ肉のサービスランチは美味しかったです。

Dsc_00372

私の本当の”美味しい牛肉”の思い出は40年前に遡ります。母方の実家は農家でしたが、祖父はどういうわけか牛肉が好きで、よく食べさせてもらったんです。「ユキさんは四足を食べる」なんて村人に恐れられていました。そんな時代でした。竹の皮に包まれた牛肉は神々しく見えましたな。

薄くスライスしたのを一切れ二切れもらって、自分でフライパンで焼いて食べていました。香ばしくて草の匂いがしたな~。以来、あんな美味しい牛肉にありついていません。

祖父のところでも常時、赤牛を1、2頭飼っていたんですが、配合飼料はやらず、雑草だのワラだの、ヌカだの混ぜて与えていました。トウモロコシの皮なんか大好物でした。だから旨かったんだろうな。

よく、額のつむじを撫でてやったもんです。動物好きの祖母はなるべく目を合わさないようにしていました。だって最後は「ドナドナ」ですからね。

20年ほど前に途上国を旅すると、鳥も羊もパンもそりゃー旨かったもんです。旅人に聞くと、途上国もグローバル化で随分違ってきているようですね。

*芸能人が肉食って必ず言うコメントが、「柔らかい~!!」だけど意味がわからん。普段、そんなに固い肉食うとんかい。絹ごし豆腐でも主食にせい!!


パソコンは疲れるわ。

今日は、午後からブログのタイトルバナーを替えていました。最近、写真の投稿が多くなったので、ソリッドなものがいいと思いました。

アドビのイラストレーターを使ったんですが、たったこれだけのことに4時間もかかりました。やっぱり日常的に使ってないと困難です。そんな暇ないしな。出来ることなら、パソコンは触りたくないですね。

でも、一匹狼で生き残っていくには避けて通れません。そういう時代になりました。

もう、脳味噌が沸騰しているので今日はlこれでおしまい。



仕事納め。

本日も仕事していました。今月は大分休んだため。というか、年末年始はすることもないし。大掃除もすんだし。

Dsc_00071 群馬県のお客様に頼まれていたテレビ台出来ました。

なんてことのないデザインですが、まあいいかな。

中にも小さな足があるのは、液晶テレビが意外に重く、垂れてくるのを防ぐためです。もっとも、私が乗ってもビクともしないんですが。

次世代のテレビはうんと軽いか、壁掛けですので、外れるようネジ止めにしています。

Dsc_0009 目込みのタモでしたので、2回塗りで漆を500gも吸い込みました。

うちの拭き漆は2回塗りと6回塗りがあるんですが、2回だと、枯れた感じで、木製品の好きな方から御指定を受けることが多いです。

楽は楽ですがムラになり易く、技術的には難易度が高いです。木地への漆の吸い込みは2回で止まります。後は、表面に重ねていくことになります。

今回は、棚の間を塗るのに専用のヘラを作りました。それでもやっぱり二の腕がかぶれてカイカイになりました。

白磁と粉引の杯は九州の小川哲男先生の作です。わたしも、これから友人宅へ飲み納めに出かけます。皆様、よいお年を。


車中泊は貧乏くさいか。

最近、軽四キャンパーも登場して、車中泊が市民権を得てきたようだ。ハウツー本もたくさん出ています。本来、夜行列車などに使われた言葉と思いますが、今回の“車中泊”は宿泊費を浮かすために自家用車で寝ることを言います。

結論から言いますと、車中泊は貧乏くさくないけれど、やってる本人は間違いなく貧乏だと思います。しかし、新年をネットカフェで迎える人から見れば、お大尽じゃわな。複雑な気持ちになりますね。

私は、大きな箱バンのハイエーススーパーロングに家具を積んで、全国あちこちで個展をします。荷物を降ろすと3畳位の空間が出来ますので、宿代を浮かすためにそこで寝るのです。

バス、トイレはありませんが快適さはホテルと変わりません。トイレについては、最近はどこにでもコンビニがありますし、郊外に出れば大自然がやさしく包み込んでくれます。

岡山で個展をした時、駅のすぐ近くの安ホテルに一泊してみたんですが、飲みに行くには便利なものの、窓の外は隣のビルで本当に貧乏くさかったです。

都心で飲んで、仕方なく品川プリンスに泊った時も、15,000円も払って薄汚い部屋でした。外国なら値引きか、部屋替えを強要するところですが、酔っていたし泣き寝入りしました。

そんな訳で、なまじっかのホテルより快適な車中泊は、新しい旅のスタイルになりつつあると思います。貧乏なだけで、貧乏くさくは全くありません・・・・・・でも、本当にいい旅の宿には泊まりたいな。

それから、車の中で、カップラーメンすすったり、コンビニの食材とカップ酒なんてのは、貧乏臭過ぎです。土地土地の旨いもんを食って、後は寝るだけにしたいものです。