やっぱり能率が上がりません。
まあ、そんなに仕事もないし。
微笑みの国・タイで爆破事件がありました。
もう、地球上で安全な場所はありませんね。
写真は丁度30年前。スコータイで撮影したと記憶しております。
安物のフィルムスキャナーは上のような中間調の写真なら問題ないのですが、コントラストが強いと、このようにハレーションを起こしてしまいます。補正しても無駄です。
そもそも、どうして二人はイスラム国の支配するシリアに乗り込んだのかどうしても分からん。
敵の真っ只中ですぞ。ランボーじゃあるまいし。
普通に仕事をしていても、先の石油プラントの事件もありましたでしょう。
政情不安の国で気をつけないといけないのは警察と軍です。悪人にも義はあり滅多なことでは命まで取られませんが、軍は非情です。
4年前、トルコに行ったときは東部のイラクとの国境付近がやばいと言われていたな。死にたければ行けと言いたい。
トルコの人々はイスラムでも我々と変わりないように思います。田舎の小さなモスクでも
「入ってもいいですか?」とたずねると、
「どうぞ休んでいってください。」と言われることが多いです。
でも、砂漠のムスリムはやっぱりどっか違います。それは映画「アラビアのロレンス」でも垣間見えると思います。
モロッコ内陸部の田舎で、どういう訳か分かりませんが酒を出す店があった。違法だと思います。(通常、4星以上でないと酒はありませんでした。)
酔った不良学生が「酒を奢らせてくれ。」とあんまりしつこく絡んでくるので、根負けしてOKしたら、彼が飲んで私が払いました。
どうやら、「あなたに私に酒を奢る名誉を与えよう。」ということだったらしいです。
砂漠は何もないから名誉も商品になるようです。
まあ、それでも価値観が違うのが面白いじゃないですか。やっぱり死ぬまでにまた行きたいのはサハラの国々です。
妙に脈略がないがブログだからいいのだ。
夏の疲れか、ここ数日、体調がすぐれません。
本日、久々に世界の旅です。
ここは、メキシコのどこだったか、小さな町の飲み屋です。
入口は昼間だというのにピッタリと閉ざされていて、ざわめいた様子でかろうじて、酒を提供する場所だと分かります。
勇気を出して、重い扉を開けると、やっぱりちょっと怖い感じでした。きつい労働の疲れを癒すために、強い酒をあおるような・・・・・・テキーラを一気飲みして、グラスをパーンとテーブルに叩きつける光景が見られました。つまみは、コーラかな。
しばらくすると、ボロボロのライ病患者を両脇から抱えた数人の子供が、物乞いに現れました。ちゅうーか、脅迫やな。もう、殆ど人間の姿をしておらず、このような形になっても、生きていられるものか、びっくりしました。
すこしお金を差し出すと、風のように消えてしまいましたが、悪夢を見ているようでした。まだ、昼間だったんで、一杯飲んで出てきました。
こっちは、ベトナムのハノイの屋台です。自家製のホッピーのようなソフトドリンクです。やっぱり、アジアは落ち着きます。
世界中、どこに行っても、酒食の両方が楽しめる「居酒屋」はないのです。日本はいい国ですね。中国の庶民の食堂では、酒は自分で持ち込むものだし、ハワイの中華料理屋では「お向かいの酒屋で買って来い」と言われました。スペインのバールは、やや居酒屋に近いかな。
カナダでもバーは簡単な食べ物しか置いてなくて、日本に留学したことのあるカナダ人も「居酒屋」やったら、ぜったい流行ると言っていました。
今、韓国が居酒屋ブームらしいですね。
次に生まれ変わったら、全米をまたにかけた、居酒屋チェーンをやってもいいかな。
突然ですが「素晴らしい世界の旅」第3弾です。
スポーツカーに乗りたいとは思わないけれど、バイクは今でも心ときめく存在です。
写真は20数年前のもので、パリ・ダカールラリーが盛り上がっていた頃。スペインのアルへシラスから、ジブラルタル海峡を渡って、モロッコのセウタに向かうフェリーに乗り込む冒険野郎達です。スペアタイヤを積んでいるところからすると、1年以上の旅だろうな。
上陸前に、現地情報を仕入れています・・・・ということは、フランス人でしょうね。北アフリカの人は殆ど英語が話せません。
ところで、ラリー関係者によると、ダカールに無事ゴールしたら「白・黒・まっ茶」とやり放題だそうです。意味は分かりません。すみません話が下品で。
これは、10数年前の写真です。メキシコかガテマラのドライブインだったと思います。タンデム(二人乗り)なんですが、二人はどういう関係か、わかります?
お熱い新婚カップル・・・ビー! 土俵(意表)を突いてレズビアン?・・・・バイカーはやっぱり下品ですね。
正解は、金髪のお母さんと小学校に上がる前位の息子でした。カッコ良かったですよ~。どうやら、旦那と別れて、息子を強く育てたいって感じでした。まさか、フィンランドから陸路で来たんじゃ~ないだろうな。
ベースはHONDAだけど、先のビンボーライダーと比べると、改造も洗練されていて、お金持って感じでした。シュラフも積んでいるようですが、おそらくホテル泊りでしょうね。治安も悪いしな。安宿だと、朝起きるとバイクはないと思います。
もう、バイクで海外ツーリングの若さはありませんが、ハイエースで中国やシルクロードを3年位かけて旅してみたいです。
昨日のピラミッド登攀、ネットで調べたら今でも若者たちが夜間にチャレンジしているようです。大目に見てやって下さい。世界遺産になりましたから昼間はどうでしょうか?
ところで、ピラミッドの頂上付近は彫り込まれた落書きで一杯でいした。確かに、ごく柔らかい大理石でした。その気になればコインでも刻めるかもしれません。
落書きの歴史は、ツルツルの化粧大理石が剥がされて以後のことですから、何百年も前からのことでしょう?やっぱり千年以上前かしら?玄室やら”重力拡散の間”にも落書きはあるのですから。
ショーペン・ハウエルだったか、トーマス・マンだったか、(古過ぎか?どっちもドイツ人じゃ!)
「落書きをする人は、その名所旧跡と関係が持てないのである。」
と言っています・・・・・・なるほど。
普通の人は、素晴らしいものを見ると、琴線に触れるというか、腑に落ちるというか、心が豊かになりますよね。心の結び付きが出来るわけです。
落書きは、ちっとも感動できない、寂しい人がするのでしょう。そう考えると悲しくなりますね。
今日は落ちがないな。
「素晴らしい世界旅行」や「兼高かおる世界の旅」を知っている世代も少なくなってきたのではないか。五木寛之の「青年は荒野をめざす」とか、本多勝一とか・・・・。
旅してきた、主に途上国を、フォトジェニックな映像とともに、時々紹介していきたいと思います。
最初はわかりやすい映像から。渋い!若い!髪長い!25年前です。
「世界不ふしぎ発見」でお馴染みのエジプト、ギザのピラミッドの頂上です。
どこで情報を仕入れたか憶えていませんが、ピラミッドの頂上から朝日を拝むために登りました。
傾斜の緩い稜線にちゃんと登山道らしきものがあります。千年も使われてきたのでしょう。真っ暗な中を登り始めても、必ず小銃を持った兵士に見つかって”料金”を払うことになります。数ドルだったと思います。
高さは140mほどですので15分でたどり着きます。シュラフにくるまった先客がいました。カイロの街に昇る朝日を堪能しました。
明るくなると、5人ほどの団体さんが到着して、ガイドのおっさんに「おめーらは降りろ!」と言われました。まあ、人気のないうちに退散するのがマナーでしょうね。
昔はのんびりしていたけど、本当は世界遺産に落書きするのと同じで、してはいけないことですね。反省。
そういえば、当時は昼間も登っていた人がいたような気がします。それで思いついたのかも。たぶん昼間のガイド付きの料金はスペシャルだと思います。