木工一覧

何でも、

サーファーの友達がRAV4を買うので床をフラットにしてくれと頼まれました。

これは代車。本日、丸一日格闘したが、完成出来ず。

やっぱりサーファーの友達が「友人がイタリアンレストランを開店したのでプレゼントに何か作ってくれ。」

若者だから低予算。オーナーもサーフィンをするそうで、サーフボードのオブジェのような物とか言うが・・・・それはいかんやろ。オリンピックの種目にもなったけど、湘南ならいざ知らず、一般人にはならず者のイメージは強い。

コレクションの中からボッチリの小品を探してきて、額装した。これならトイレに飾っても良い。こういうプレゼントって本当に難しい。

裏もしっかり作ってます。若者の心意気に負けた。

彼らが経済的に豊かになって、家具をオーダーしてくれる頃には・・・・・・・死んでいると思います。


漆かぶれの観察

ご報告を忘れていましたが、わたくし、昨日で満60歳となりました。

漆かぶれは私の適当な数値ですが、2割の方が非常に敏感で、黄汁が出て包帯を巻かなければいけないような重篤な状態になります。また2割の方がかぶれにくいです。私は普通の6割に入ると思います。ただ、現在は耐性が出来てかぶれにくくなっています。

これは李朝三段棚を作った際、横着して半パンで作業して、生漆が付着した。すぐには透明に近いので気付かず、翌日漆が黒くなって、慌てて拭き取りましたがもう遅い。漆は放射能のようにすぐには症状が現れません。

3日目、膨れて来ました。私はもうかぶれにくい体質になっていますが、原液がもろに付くと誰でもかぶれます。

5日目。耐性が出来るとそんなに痒くはありません。

最初の頃は、指先に漆が付いた場合、どんなに灯油などで洗浄しても、その指で触った柔らかい部分はかぶれます。(指先の指紋の部分はかぶれません。)局部はどうしても触ってしまいますので、痛痒い。熱いお風呂に入ると「効く~!」

12日目。3度ほど皮は剥けました。

本日、一ケ月経ちました。

漆かぶれはどんなに酷くても痕が残るようなことはありません。

耐性が出来るまでは2~5年はかかると思います。漆の仕事をする女性の子供は最初からかぶれないとも言われます。かぶれについてはまだまだ面白い話があるのですが面倒なので止めておきます。


押し売り

本日も34℃。外に出て「ああ、同じ34℃でも秋めいて涼しい。」と思ったのは最初の1分だけだった。

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李朝コレクターのAさんから「刑務所作のケヤキの座卓が臭くてかなわんから何とかしてくれ。」と電話がありました。確かにケヤキは臭いです。ヒノキや楠が爽やかな匂いに対して、嫌な臭いではある。バンドソーで挽割る時は確かに臭いですが、そんなに匂うものなのか?個体差があるのかもしれません。しかし、塗装品というし、どうしてじゃろ?

現物を拝見すると、表面に干割れが出来て、どうもそこから匂いが出ているようです。研磨して再塗装することに。

片道1時間のドライブに、刑務所作の修理だけで引き下がるわけにはいきません。

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このモダンバンダジを持参して見てもらいました。「面白いな。」で即決。大分お勉強はしましたけど。Aさんは義理堅いので修理だけでは申し訳ないと思ったのでしょう。

ウ~、俺はひょとして商売のセンスがあるのか?だったらこんなに苦労しないし、そもそも木工なんてやってない。

それにしても今年の売り上げは最悪で「暖簾に腕押し」「馬の耳に念仏」・・・・・何だっけ?適当なことわざは。アッ!「焼け石に水」だ。

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帰りに河口をチェック。7,8人がレギュラーに入っていた。

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私は無人のクソ波・グフィーによっぽど入ろうか迷いましたが止めた。どこに入って来るか分からんし。よく見るとレギュラーも同様のクソ波じゃった。

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フライヤーが一番いいかも。鐙(アブミ)のようなものがアクセルなのか?


モビールの制作 その2

福岡の孤立した病院に向かう自衛隊のゴムボートに大きな旭日旗が立っていました。かなり違和感を覚えました。暴走族みたい。そんなことする暇があったらさっさと出発せんかい!作業にも大変邪魔だと思うのですが。官邸からの御意向があったのだと思います。クソ下らんな。

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釣り下げのレイアウトを決めます。

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今回レストランに設置なので安全を考えて金具を使わずシンプルに穴あけ。ワイヤーは直径1ミリ。

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上のニッパーではワイヤーは切れなかった。ピアノ線ならOK。

下の金切りばさみならスパッと切断できます。

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アルミのリングをカシメます。

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重心を探るのに作った治具。グラインダーを固定する金具に木ネジを取り付けました。よれて今一でした。

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天井から吊るしてみた。

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まあ、いいんじゃないでしょうか。

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額装も完成。搬入の日まで掛けておこう。

これはちょっと失敗。フレームの幅が広過ぎ。久々にやったので勘所を忘れていました。

 


モビールの制作 その1

店舗へちょっと飾り物をというので、マグロがメインの店なので「魚のモビール」を作ることにした。

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レーザー加工機でアウトラインを入れる。切断しても良かったけど厚さが15ミリあるので止めにした。

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今までのやり方では、大まかな形を直接板に描いて、バンドソーで切り出し、ちょっとずつ修正していました。

木は引き算の素材です。削れても盛ることは出来ません。よって段々小っちゃくなったりします。

今回はillustratorでパスを使って完成形を作りました。こちらの方が随分速いと思います。

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予行演習。

縁を削ってゆくのですが、かなり気の遠くなる作業かと・・・・・・・。

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真ん中がバンドソーで荒取りした状態。

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ちょっとテクニックが要るかも。

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大型ベルトサンダーで40番→80番・・・と仕上げてゆきます。

ヒノキは柔らかいのでむしろ困難な部分があります。

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オイルを塗ったところ。苦労した分、それなりに迫力はあります。

相当に手間を食うと思っていたのですが、段取りを考えて、慣れてくれば割合スピーディーに運びました。

まあ、もう二度と作ることはないと思う。

 

 


木取り

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シェーカーラックの在庫が尽きたので製作中。

このような材は“棒”と呼ぶのか?棒は丸いような気がする。柱にしては細いし。角棒とか細い角材と呼べばよいのかな。

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縦棒は4本、横が6本で一台出来ます。都合6セット60本用意しました。割れや節があるので2枚の盤から挽割って、生存率は6割くらいか。

今回の山桜は反りもあまり出ず、かなり効率が良かった。

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今朝は入野松原でちょいの間サーフィン。土曜なのにアウトのセットは誰もいなかった。明朝、地区会があるのですぐに帰って来ました。

 


栃杢バンダジ

今朝は7℃と肌寒く、散歩ではフリースよりダウンが欲しかった。

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漆の色も落ち着いてきたのでHP用に写真取りをしました。

ギラギラは良しとしよう。次はもっと落ち着いた板を使ってみよるつもりです。

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ポンポンは庭にあったもの。左側からレフ板をあてています。まあ、キャンプ用の断熱シートなんですけど。

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結構収納はあります。実用で使う方は少ないでしょうが・・・・・・て言うか、買う人がいるかどうか?

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引き出し部分は朴。やっぱり底板にもべニアは使っていません。

この商品でべニアを使っていたらお客様も興ざめすると思います。


ソリッドモデル

ネットをしていると「ヤフオク」の広告が入ります。模型飛行機とか見ていたらドンドン出て来ますね。その中にソリッドモデルというのがありました。木の塊から削り出して作るという。職業柄、後学のために完成品を一つ求めてみた。

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1930年代のデハビランド社の機体ではないかと出品者は言っております。製作は名人の伊神氏という方らしい。全幅184㎜ 37g。

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手のひらに載る大きさです。

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星形8気筒のエンジンは一つが米粒大。そこに排気管とヘッドのバルブを動かすロッドが2本付いています。一部塗料が剥がれていますが樹脂で自作したんだろうか?

前方に客室があり遊覧飛行したのでしょうか?内部にシートも付いています。

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コクピットには操縦桿も。

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信号灯は0,5ミリくらいの太さでしょうか。

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美しい~。全ての翼に布張りの凹凸が付いている。尾翼は控えめ。

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機体の中央下に小さな穴。どこをどう省略するかが腕の見せ所なのでしょう。センスいいですね。やっぱり美意識が大事よ。

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ちなみにWikipediaから拝借したソリッドモデルのキット!マジかよ、こんな部品だったら作業場にいつでも転がっているぞ。設計図もこれじゃ~どうしようもないから資料も集めなければならなかったでしょう。

しかし、割とリーズナブルに購入出来ました。これは陶芸の大先生の器がヤクオフで1/10で購入出来るのと同じなのでしょう。手作り職人つらいな。

 


バンダジ出来た。

去年のブログを見るとタケノコのシーズンが始まっているので、裏山に鍬をもって上ったがどうも気が無い。年によって違うのだろうか?

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モダンバンダジ完成。どうも縮み杢のせいか?カメラのピントが合いません。今は赤黒く焼けていますが2か月ほどで漆が透けてきて色はもっと薄くなります。

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普通玄関先などに置くと良いと思いますが、ベットサイドに置いて夜中に小腹が空いたらここからエビフライを出して食べるのもお洒落ではないでしょうか。他に、ツチノコの子供・キュウリ2本・トウモロコシの芯なども収納出来ます。すごく便利だな。

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こちらは大収納です。吊り引出しなので抜き差しはスムーズです。

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「お客様、ご主人のためにどうぞ買ってあげて下さい。」

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なんかエラそうだな。


どうなるか?

元号が決まりましたね。個人的には「広至」というのがカッコいいと思うのですが。しかし、昨日はどのチャンネル回してもアベちゃんが出ていてうっとしかった。

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バンダジ2棹の一回目の拭き漆完了。出たがりの犬。

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ちょっと目がチカチカする。漆が透けてきて斑の模様が出るかな?

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濡れた布で覆って乾かします。正確には硬化させるか?室温が低いので手前の温室用プレート(200W)を入れていましたが、どうもパワーがあり過ぎるのでヒヨコ球(100W)に替えました。なくても朝までには乾くと思うが。

あまり温度を上げても乾かないし、導管から漆がしみ出したりします。漆の仕事は微妙で長年の経験が必要です。