アベちゃんは『テロには屈しない』なんて仮面の忍者・赤影みたいなことを言っていますが日本でも十分起こり得ることでしょう。
材料と相談しながら図面を書き直しました。もう一回書く。
上下セパレートの予定でしたが、材料が足りなくなりそうなので一体型にしました。
うまく組めるかな?組めても動かせるかな?
マホガニーはそれほど重い材ではないですけど心配です。多分今までで一番い重い箱物になりそうです。
材料が限られているから失敗は許されません。
先日、お客様から食器棚の注文を頂ました。
打ち合わせに用意したラフ図面。
「こんだけデカイと共木で作るならヒノキしかありません。広葉樹じゃ重すぎて作れませんよ。」ということで、ヒノキの拭き漆仕上げと決まりました。
でも、倉庫に行ったらヒノキの在庫が意外に少なかった。買いに行くつもりでしたが、市場で買ったばかりの材は乾燥材といえども一抹の不安があります。
なんかないかと探したら、去年頂いたマホガニーがあるじゃないか。3メートルの盤が3枚。
死ぬまで後生大事に在庫を持っていてもしょうがないので使ってみることに。実際、在庫は増え続けています。
こんなんですから、普通は全部腐ってると思います。
マホガニーは耐朽性が高いといいますが本当に中は大丈夫。
でも、流石に長いこと屋外に保管していたので、干割れや腐り多し。使えたのは半分くらい。勿体ないことです。
25枚ほど取れましたが、なんとかギリギリ足りそうです。
マホガニーは楠によく似ています。楠の在庫もありますから、棚板などは楠で代用しようと思います。
ヒノキから話が大分違ってしまいましたが、私信頼されていますし、大様なお客さんばかりなので問題ないと思います。
風邪気味が続きます。寝込むほどではない、しかし仕事をするのはちと辛い。
うんと金になる仕事が舞い込んできたら全快すると思います。
11月に入野松原で「第3回ビーチマ・スターズ」があるので、またトロフィーの製作を頼まれています。
ロッカーはバンドソーで挽くので簡単ですが、レールの落としは適当な機械がありませんので面倒です。
そんなに真面目に作っていませんが、サーファーだけあってポイントは掴んでいると思います。
何度も大会用サーフィントロフィー製作の問い合わせはありますが、予算が合わず商談成立は一度もないです。
サーファーはほんとに金がないです
でもお金持ちは→暇がない→海に行けない→サーフィンはいつまでも下手ですね。
一応、木工もしています。
ヒノキでシェルチェアーを作っています。
これは脚の取り付けの補強部品。
なるだけ旋盤加工を少なくするため円錐形に切り出します。
Rがきついし、45度近く傾いているため結構難しい。
メーカーのデモビデオなんかでは易々とやっとりますが、薄切りスライサーの実演販売と同じでテクニックが必要です。
鋸幅は3㎜。通常の6㎜から交換するとあちこち調整も必要です。
端材は暖房に回されます。
ヒノキのフェイスワークはブチブチに千切れるかと思いましたがそうでもなかった。
やってみれば意外に簡単でした。
なんでもやってみんといかんね~。
このように収まります。
ちょっとタッパがあり過ぎたか。
午後、川で今期最後となるかもしれないパドボー・エクササイズをした。
スプリング(半そで・半パンのウエットスーツ)を着ていると、激しく上流に向かって漕ぐとまだ汗になります。水は澄んでいます。
「通い盆」34枚出来ました。
拭き漆は5回やったので、都合170回塗って・拭き取って・・・・・・地味な作業です。
手首とひじは腱鞘炎寸前になります。
ヒノキは300グラム。重い広葉樹ですと400グラムになります。やはり使い勝手は今一になりますね。
自信作ですが余り売れません。
お茶をする方がまとめて10枚も買ってくれることもありますが、たいていギャラリー経由ですので儲けは少ないです。
この機会に如何でしょうか?次はないと思います。
30cm×20cmなので水害のとき乗って逃げることは出来ません。
NHKの昼のニュースのトップは立てこもり事件で、安保法案反対のデモは官房長官の談話的にしか取り上げられませんでした。国営放送はワイドショーか。民放も似たような対応。中国を笑っている場合じゃない。
本日製品をスイスに輸出しました。
結構大変でした。以前EMSでカナダに何度か荷物を送りましたが今回は大物。
当然、木箱を製作する必要があります。丁寧に作って1日かかる。
3辺の合計が180センチあり、契約しているヤマト運輸に相談すると¥20万かかると言われました。規定の160サイズだと¥3万くらいだそうです。
郵便局は長辺+胴回りで300センチ・30キロまで。測ったら297センチ、30キロ。オオ!ぎりぎりセーフ。
重量が不安でしたので底と上蓋を薄いものに取り替えました。
いの町の郵便局も慣れていなくて手続きに1時間を要す。更に後で電話がかかってきて、判子を持って来て下さいだと。
輸出の場合、どの窓口でもサイズ・重量とも“びた一”まからんそうです。
今回、軽量な杉合板がなかったので松の12ミリ合板を使いましたが、易損品でない限り5,5ミリのベニアで十分です。フレームもヒノキでいいです。
写真のようなイン・フレームじゃなくて、アウト・フレームが内部はフラット、持ちやすくて良いでしょう。親切心で取り付けた取っ手も、きっちりサイズに入ってしまいます。
何事も勉強ですが輸出は容易じゃないと分かりました。