木工一覧

山桜シェルチェアーの製作2

雑用が多く、なかなか仕事にかかれません。

年金資金をガポガポ株につぎ込んで、この先一体どうなることでしょう?

制裁継続とか言っていますが、自民党は北朝鮮とツウツウなんですけど。

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板厚が11ミリしかないので、ホゾ穴を開けるのに吸盤状の補強材を取り付けます。

曲面なので中々テクニックを要します。

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背板が付いたままなので穴を開けるのに苦労しました。

このままマッサージ機として使えます。

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後は脚にストレッチャー(貫)を付けます。

何か、画期的なデザインの貫を3年前から思案していますが、妙案はなし。

100年以上前から誰も考え付かなかったから無理もないです。


山桜シェルチェアーの製作1

明日は花見か。

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曲げ木でシェルの部分が4脚分完成。沢山の在庫を抱えた山桜を使いました。

左のタモの“スーパーライ”トは厚さ10ミリで、後ろにのぞけると背もたれがビヨンビヨンしなるのに比べ、山桜は厚さ11ミリですがガッチリしています。比重が全然違うからな。よって、今回は軽さは追求しません。

もう20脚くらい作ったので大分慣れました。また、工夫も加えております。

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サンディングや仕上げはコロコロして不安定なので、雄・雌のジグを作りました。

曲げ木のRが不安定なので、座面に脚の取り付け加工をする前に背板と接着してしまいましたが、さて上手くいくかな。


山桜のベンチ出来た。

今日、近所の畑におが屑を持っていったら、おばさんに

「吉良さんは、(年だから)戦争に行かなくてもいいわね。」と言われました。

でも、公安にやられるかもしれない。そうなったら、リンチじゃなくて原発建屋の凄い放射線の中、強制労働させられるかも。

「腰痛持ちなんですぅ~。」 「放射能が効き目があるぜ!」

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拭き漆2回でベンチ出来ました。

漆というのは扱いが難しいのですが、作業性が極めて良いのが特徴です。粘る感じですが、実は水のようにサラサラしてるのです。一定の条件にならないと硬化しませんから作業が進みます。

これがカシュー等ですとすぐ乾燥し凄く粘るので、ふき取り布の繊維がベタベタ付いて何ともなりません。

ただし、今回は気温も湿度も乾くのに最適の状態だったため、硬化が早く、数箇所に分けて塗りました。

職人はこのような場合、あえて油を混ぜて硬化を遅らせますが私はやったことはありません。

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座面はこのように反っております。

誰か買ってくれないと本当につぶれてしまいます。


山桜ベンチの製作3

南国土佐はストーブが要らなくなりました。

政治はどんどんきな臭くなっていますね。

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ベンチの製作再開。

この細長い貫のホゾはどうやって作ろうか?

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いろいろやり方はありますが、今回は旋盤に片方ずつチャックして削り出すことにしました。

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10年経ってはじめて使う道具。片持ちでは危険ですから。

旋盤にサービスで付いていたもので、リブロスの長谷川さんに

「そんなもん、要らん。」 

「まあ、タダで付いていますから。」

まあ、多少は役に立ちましたが、板に穴刳って代用出来るし。あまり意味はない。

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背もたれの笠木の検討。

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こんな感じで木地完成。実物はもっとカッコいいがな。

粗末な材料で、しっかりした構造物を作り出すのは割りと面白い。


斑(ふ)入りの栃

昨年暮れに買った、ミズメ桜とトチの盤を、製材所がやっと暇になったそうで、挽いてくれることになりました。

最初はミズメ桜。本当の名前はカバ。カバだと馬鹿みたいなので、高く売れるよう別称を付けました。

鋸を当てると表面には2箇所の虫穴があっただけなのに全体がやられています。

「半分に割ってください。」

「勿体ないでしょう。」

「どうせ、燃やすしかない。このままじゃ、重くてかなわん。」

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木代と挽き賃のかかった高価な薪。よく燃えます。

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2枚のトチはこんなじゃった。

半分に割ったので都合4枚。

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こういうのを業界では“斑が入る”と言います。

悪く言えば腐りかけです。これ以上進むと材はボソボソになってしまいます。

幸いなことに斑入りの状態で止まっています。

漆を塗ったらどう化けるか楽しみです。

ただ汚いだけの仕上がりになったら、これも燃やすしかない。

これらの材は比較的安かった。安全・確実なものは高く、リスキーなものは安いと言うのはどの世界でも同じですね。


ベンチの製作

南国高知は春めいた一日でした。

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先日引き取ってきた、半端モノの山桜(厚み25)を使ってベンチを作ろうと思います。

板は歪んでいます。

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オコチャマソフトのフォトショップ・エレメントでも遊べるもんじゃな。

でも、これって習熟すればかなりのところまで詰めれるな。

この板は奥行きがないので、座面を高くして背も立ってくるコンパクトなベンチにしようと思います。


オムスビ

今日も寒いです。薪ストーブが有難いです。

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まだまだ使える貴重な材もガンガン焚いています。

結局、端材はたまりますから。

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この時期、ムロはヒヨコ球で僅かに暖めてやります。

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カエデと山桜はガチガチの材ですので、艶の上がりも早いようです。

あと3回拭き漆をしたら完成です。


今だけ。

人質は気の毒なことになったがマスコミの熱狂はいささか異常だ。ネタになれば何でもいいのだろう。全部政府寄りだしな。国民もすぐ忘れるしな。

自民党もことが大きくなり「こりゃいかん!」と本腰を入れたわけです。しかし、日本人の海外での行方不明者は年間100人とも200人とも言われていますが、通常大使館は何もしてくれません。せいぜい現地の警察に届けを出すくらいですよ。

まあ、アベちゃんが一番悪い。言ってることがいちいち矛盾しています。のらりくらりかわすのが日本の外交だったのに、最悪のタイミングで勇ましいことを言いました。とても、外交上の駆け引きが出来る人達と思えません。小学校低学年以下ですからね。

一方、大義に欠けるイスラム国も弱体化するのではないか。しかし、このような動きが止まるとも思えません。難儀な世の中になりました。

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ショボイ話ですが、スツールの木地が出来上がりました。


轆轤仕事

今日は波がありそうでしたけど、仕事をしていました。能率は上がらず。

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木工旋盤でスツールの脚24本を挽く。

久々の轆轤仕事は出だしが遅いです。2日かかりました。

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裏側には鉋屑がこれだけ溜まります。

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この山桜は案の定、癖が強く、逆目が出やすい。

3本挽いたらチゼルを研ぎ直します。

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左が微妙に調整した最終型。

右の試作はややストンとした印象なので、ホゾ穴を中心部に寄せて転び角を1度増やしています。

ここまで来れば後一息。でも拭き漆にするからもうちょっとです。


三角スツール

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色々事情があって、カエデの材が出たので3角スツールを製作しています。

宝石のような、オムスビのような。

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端材でまずは製作。

これも商品にするつもりですので、図面をひいて脚の角度等を割り出します。

その後、微調整して本番です。

座面の厚さは25ミリしかありませんが、緻密なカエデと山桜の脚なので強度に問題はないようです。