木工一覧

やっと、

合体バンダジの木地終了。

道は険しかった。ボケが始まっているから。1mm短かったパーツは作り直した。この形状は大変困難と分かりました。

フローティングの天板は先に塗っています。

多少収納もありますが、実用性で買う客はいないだろう。

仕上げて見ないと分かりませんが、苦労した割にはパッとしない感じもする。


甘く見ていた。

桜はボチボチ開花し始めています。お社の桜も一分咲きで雨に濡れていた。山桜は既に満開。

合体バンダジはこのように引き出しが3杯付きます。みじめな材に見えますが、漆を塗ると生まれ変わります。

主なパーツだけでこんだけあります。天板や底板、引き出しの底は含まれていません。

天板をはめ込む溝を掘るだけでも厄介な作業です。

やってみたら普通の立方体の箱物の3倍の手間が掛かります。普通は2棹一遍に作りますが、今回はこんがらがって無理でしたでしょう。

3倍の手間を価格に反映させられるかというと・・・・それは無理。

でも、モノ作りは好んで難儀な道を選ぶ変態でなければ上達はありません。


仮組

ロシアが不利な停戦交渉に同意するはずはありませんから、泥沼にはまっていくのでしょう。恐ろしいですね。

こちらはやっとこさ明かりが見え始めました。まだ引き出し3杯、上蓋、底板があるが。

そして~、一番の問題は売れるかどうかなんですけど。5年以内に売れればよい。


やっぱり失敗した。

昨年は2週間でエアコン・冷房からストーブに変わった。つまり2週間で夏から冬に。矢張り2週間で冬から夏に移行するのであろうか?

合体バンダジは1週間かけて製図を済ませました。板厚10㎜、レーザーによる焼失0.2㎜、ホゾの出っ張り0.5㎜を考慮に入れなければいけません。この形状は腐りかけた脳には負担が大きいです。

一応サイズが合うかチェックもしています。

こんな感じに上手く組まれるはずでしたが・・・・・・

全然ホゾの位置が違うじゃんか!

これは~、コピペを繰り返すうちにオリジナルが失われたのでしょうか?機械でなるべく楽をしようとしたことの報いなのか?

実は欲張って桟などの当り線も入れてあるので、明確な表裏があり余計にややこしくなる。

貴重な材と労力が無駄になります。矢張り厚みのある段ボールで試作をするべきでした。何事も勉強と言うが、最早勉強する歳ではない。


木取り

本日、腰痛で入院していた父親が退院。中々しぶとい。コロナで面会も出来ず往生した。

今度の合体バンダジは秘蔵のヌカ目の栗を使う。丸太のまま長く保管されていてシラタは腐って消滅している。

狂いもなく製材できた。

虫食いも気にならない。返って味。(私感。)

剥ぎ合わせの準備。

明日まで放置する場合は、反りを防ぐため立てて保管。

複雑なのでillustratorでパーツを描く。表裏と木目方向を考えてある。

この後、実際のCUT図面を描くのはまた大変。のり代と焼失部分の計算があるから。

木取り図。回転させたり反転させると木目方向が違ってくるので、隙間が多いけどこれでOK。脚は別パーツで作るので無視。

こういう作業にはillustratorは便利ですね。


合体バンダジ

新たな自由制作に取り掛かっています。

色々組み合わせて最適なプロポーションを探る。

まあこんな感じだろう。

あんまり小さいとスケール感が分からないので、レーザー加工機で段ボールを切断。illustratorの作図も随分と速くなった。

3mmの厚みを無視したので出来上がりは今一。ユキが緊張感を添える。


忍耐の拭き漆

寒い雨が降っています。山は雪です。

李朝三段棚の拭き漆。室温は5℃くらいですが乾きます。

奥が2度塗りの状態。手前が3度。写真では分かりませんね。

板はブックマッチングでもシラタを中央に持って来ております。


テーブルが売れない

本日も調子が悪く読書で過ごした。

2本足ダイニングテーブルの画像1枚目

ここ5年ほどダイニングテーブルが売れてません。値段もお手頃で毎日使って一番元が取れる商品なのに何でかな?まあ、現在使っているそこそこのを処分してまでは買い替えたりしないのでしょう。

売れるのはかなり特殊でマニアックな商品が多いようです。

テーブル材は一枚板がケヤキ・山桜・栃など数枚のストックがあります。家具屋で売っているクソ一枚板とは物が違います。銘木屋も唸る筋の良いものです。

ブックマッチングにするケヤキ等も数枚あります。

それから3~4枚ハギで通好みの上品な杢が出た秘蔵のシオジが2台分ほど。

5年で1台も売れてないということは、ストックを持ったまま死ぬのか?テーブルの場合、作ったら場所を取るので困るしな。まあ、解体して保管するという手もありますが。


焼肉用

何となく風邪気味です。

山桜の薄板テーブル出来ました。オイル仕上です。

画像では分かりませんが緻密な材なのでスベスベです。

時間が経つと山桜のシェルチェアーのように少し色が濃くなります。

しかし、焼肉専用テーブルとは・・・・・・・。


恐怖の山桜薄板テーブル

一日100件くらいのスパムメールが来ます。一括して削除出来るのは20件までなので往生します。

設計士の方から焼き肉用の小さなテーブルの注文があった。いつも七輪を使うそうです。

「ダイニングテーブルでやればいいでしょう。」「前はやっていたが部屋が臭くなる。」

七輪を換気扇の下に置いて、アウトドア用のテーブルで奥さんと差し向かいで食べるそうです。アウトドア用は矢張り使い勝手が悪いとか。

丁度山桜のテーブルを製作中でしたから提案しました。数作れば仕事も早く楽という打算があった。

この構造は何度作ってもクソ手間が掛かります。ノイローゼになるところでした。最近聞いたことないけど。

今回はレーザー加工機を使わず18枚アリホゾ。でもこれは大した手間じゃないです。

全部の面を面一に揃えるのが大変なんです。それに薄板は反ったり神経質で難易度高し。フルサイズのダイニングテーブルの1.5倍の時間がかかりますね。もう、うんざり!

驚くほどしっかりしていて重量は5キロ弱。女性でも簡単に移動できます。でも、もう嫌。