ガラス塗料グラシール

ずっと雨です。

本日は専門的なブログですので一般の方には分かりません。

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SUPパドルmomaの塗装が終わりました。

この塗料はいいです。パドルのクリアー仕上げはこれにします。

拭き漆と同じで、ウエスで塗りました。吸い込みは矢張り漆と同じで2回で止まります。艶ナシの木地仕上げとなります。

商品としては今一なので、計6回塗りました。

適量をウエスに付けて塗り、手袋をした手で全体に馴染ませます。拭き取りはしません。1本に付き1~2分でOK。パドル10本で200gのビンをほぼ使い切った。一回の塗装で余った分は戻すと硬化してしまいますので捨てなければなりません。多少無駄にしました。デジタル測りを使った方が良いでしょう。中国産の極上漆より高価ですが便利で仕上がりも良い。全体の行程は拭き漆とほぼ同じです。

ガン吹きですと、塗料の塗着率は3割と言われています。やっぱり照明もちゃんとしたスプレーブースが欲しいですね。何より表裏2回に分けて塗るのが面倒。

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漆と同じで木地のアラは出やすい。倣い加工機の走行跡が完全に取れてない。はっきり見えるよう加工してありますが。

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塗膜は薄いので逆目は残ります。

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2液のウレタンだと2度吹きでここまで埋まります。

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右がウレタン半艶、ぼんやりしています。ちょっと写真では分かりにくいけど、ガラス塗料はダイレクト感がありますね。

他の木工品に使う予定はありませんが、潔癖症の方のテーブルなどにはいいと思います・・・・・てか、もう家具の注文ないような気がするんですけど。

 


プロッターのカッティングシステム

良く降るな~。

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momaパドル完成間近です。

漆仕上げにゴールドのカッティングシートはドン決まりですけど、クリアー仕上げは木地の色に合わせて色々試してみました。

一本ずつ見ると悪くないけど、何かまとまりがない。次回からシートを張らずにレーザー加工機でアウトラインだけ引くことにしました。その方が木目も生きるし手間がない。段々煮詰まって来ています。

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新たに「画楽」で切って貰ったシート。

まず、「カス取り」と言って、必要のない余白部分、oやaの中の〇を剥がします。結構時間がかかります。

そして、その上に転写用の半透明の粘着力の弱いシートを貼っておきます。

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それを剥がしてパドルに貼る。このように浮き上がってはいけません。

しかし今回、シート本体の裏紙が薄く剥がれて一緒に付いてきて往生しました。原因はプロッターの刃が僅かに裏紙にも達していたこと。

どういう仕組みで皮一枚切るのだろうと思っていましたが、ヘッドを上下移動移動させて調整するのではなく、スプリングがあって“圧”をコントロールするようです。なるほど。よって先にサンプルを切り出して微調整した方が良かった。向こうも機械にまだ慣れていない。

文句を言ったら「やっぱりそうか、なるほどな。しかし、案外難しくて圧を弱くするとシートが切れていないこともある。」


イシクラゲの駆除

仕事場はエアコンを入れたが朝夕は必要ない。

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MOMAパドルの看板を製作中。

幅400くらいの加工で、スピード400/S・出力80%。毎回の横への移動距離は0.05ミリ。ざっと1時間半かかります。このようなどうでもいい加工は移動距離0.1ミリで良かったな。半分の時間で済みます。

加工中は火災の発生する恐れがあるので機械についていなくてはなりません・・・・と言ってもずっとは無理。一応異常に温度が上がると回転灯が点灯しますけど、電話はしてくれません。

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ほんで、レーザー加工機を置いている展示場の周りのイシクラゲの除去をしてみた。

ネットで調べると駆除剤や酢が効くとか出ていますが、乾いていたら手でペロペロめくれるやん!引っ付いて来る小石を除くのが少し面倒ですけど。

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ドッサリ採れた。お浸し1年分あるな。捨てるのは少し勿体ない。あ!忘れていました、コメントには書きましたが『何と食べられるそうです。』ネットには沢山レシピが載っています。

除去剤や酢は高額ですし、結局手で始末しなくてはいけません。乾いたときに剥がすのが簡単でした。

残った小っちゃい奴が今後どれだけ増殖するか興味があるな。

 


やっと夏。

土曜の午後から入野松原に出掛けました。

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あいにくの雨。でも波はまずまず。

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こういうのには滅多に当たりませんけど。

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フルスーツで入ったら暑かった。

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ハングファイブ。私が上がってからがこのように良かった。

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川べりでキャンプの予定でしたが、雨も降るし妙に淋しくなって「大漁寿司」へ。トロステーキ、マイウ~!

実はこの時間が波は一番良かったらしい。

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その後、ユキちゃんと2次会。

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社内温度25℃で快適でした。なぜか蚊もおらず。

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マキタの18VLEDライトをつけると読書も出来ます。

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そして朝。6時前に入野松原到着。

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ロングとSUP、2ラウンドやる。ずっと涼しかったけどやっと夏らしい天気。でもそれほど暑くない。帰り道はエアコンは必要なかった。

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MOMAパドルでテイクオフする塾長。

熟練者にも概ね好評を頂いているウッドパドルですが、
コングM原によると「ダメダメ!水が逃げる。」

怪力で普段、ごつくて広いキアロアのパドルを使っている彼には心もとないのでしょう。確かに非常に落としにくい波では不利だと思います。でもそんな波、SUPで乗らなくても良いし、怪我するぞね。


滑る

イージスアショア(3000億×2)やらF35(150億×42機)高っかいオモチャですね。イージスは当てにならないし、F35はポンコツなんて言われている。そもそも武器は・・・・って何でもそうでしょうけどバージョンUPしないといけないんですね。

結局、頂点に金が回ってアベちゃんもおこぼれを頂戴する。支払うのは下々の者たちっていう2極化の構図です。

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例のごとく、ここからはスケールダウンします。

昔は見なかった苔?画像検索するもヒットせず。

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本日はやや乾いていますが海藻に近い感じ。日当たりの良い公園にもはびこっています。歩くとバナナの皮より滑ります。何か見た目も良くありません。

しかし、案外ワカメより美味しいかも。貯金は2000万もないから困ったら食べてみよう。


ガラス塗料

本日は梅雨の晴れ間の洗濯とSUPをした。ここ1週間くらい朝晩は涼しく、お昼寝時もエアコンが必要ありません。

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2液ウレタン塗装のガン吹きは大変なのでガラス塗料というのを買ってみた。左が希釈液。送料無料にするために余計なものまで買ってしまう小市民。

ウレタンのガン吹きなんて馬鹿にする木工家もいるでしょうが、やってみたらパドルの場合、拭き漆6回よりずっと大変です。

  1. 下地の研磨は拭き漆と同じ。
  2. 綺麗に仕上げようと思ったら、プライマー2回、ウレタン2回の行程。都度研磨。
  3. 2液の混合、ガンの清掃とか面倒。
  4. 2液は匂いがきついので屋外でやるが、晴天・無風の条件は滅多にない。ご近所も気になる。
  5. 片側ずつの塗装。

とか、大変面倒なのです。

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ガラス塗料は水分で固まるので封は厳重です。未開封で6カ月、開封して1カ月以内に使うように書かれています。

実は25年ほど前にも3Mから似たような塗料は発売されていて、私もよく使いました。確かに固まりました。最後はお店に並んでいるのもニギニギすると既に固まっていたりして、しばらくすると見なくなったから撤退したのでしょう。

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右端がウレタン、他はガラス塗料2回塗り。ウエスで塗ります。匂いは殆どないけど、使い捨てのニトリル手袋が結構破れるので、体に良くはないだろう。

木工をする者にとっては、断然ガラス塗料がいい感じです。

木の表情が各々はっきりします。アラも出ますけど。塗膜は出来ません。拭き漆に比べると粘度がなくて塗りやすいし、拭き上げも適当でかまいません。( 拭き漆の経験があった方が絶対良い。)拭き漆より4~5倍仕事は速い。

取説には2回塗りでOKと書いていますが、つや消しになります。拭き漆と同じか?透明版拭き漆か?もう何回か塗って様子を見ようと思います。良かったら手間のかかるガン吹きからは撤退です。


お稲荷さんの成形

韓国への半導体材料の輸出規制、大丈夫なんかいな~。何でも一方的に有利何てことはないですからね。キムチとかチマ・チョゴリが輸入出来なくなったら大打撃だな。

単身赴任しているM君の話では、普通の人では徴用工問題は話題に上らなくて、中心はもっぱら中国から飛んでくると言われているPM2.5だそうです。

Dsc_5239_20190702182501倣い加工機で成形したSUPパドルのパームグリップは・・・・・

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このように据え置き式の大型ベルトサンダーで仕上げます。最終的には取り付けてから磨く。

稜線のエッジの部分は簡単に削れますが、なだらかな面が難しい。そこは倣い加工しているので後は楽・・・・と言っても最初は戸惑います。

でも、20個もやっていると段々と素早く正確に仕上げられます。混沌に秩序を付けるというか。

でも、どうやって売ればいいんだろう?自転車くらい普及していればテレホンショッピンッグで売るがな。


インバーターの憂鬱 4

本日はお天気も悪かったので仕事をしたが波は良かったらしい。ことごとく外すな。

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SUPパドルはこの状態で右側にグリップのホゾを削るのですが、ボリューム3くらい・スムーズに切削出来るギリギリのスピードで回します。

もしボリューム10でスイッチを入れたら瞬時にブレードが吹き飛びます。恐ろしいですね。

それが、最近また回転が不安定になって、このような微妙な作業では大変都合が悪いです。

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分解したら、赤の太い線の取り付けが緩んでいた。締め直して解決。

昔の機械ならボルトナットでシッカリ止めるか半田付けだったのでしょう。何でも低コストで合理的に済ますから妙な所で故障が生じます。インバーターって振動するモーターに取り付けることが多いでしょうからこんなんじゃいかんと思うのですが。

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夕方、ユキと仁淀川にSUPに行ったら霧でした。まあ、ワニとかいないから大丈夫です。


夕方の散歩コース

今朝起きたらひどく疲れていて、散歩が1時間遅れました。小一時間SUPしただけなのですが、増水した川では大波乗りと同じに消耗するのでしょうか?

昼前にテレビを付けたらNHKはもうG20の中継。アベアベと連呼する。内容は殆どなし。民放の「芸能人・闇営業」の方がよっぽど面白い。アベは2年も留学していたのに英語が出来るとは思えん。引きこもってたんじゃないかな。もうすぐこんなこと書いていたら公安にしょっ引かれる時代になるのかな。

G20、府民が迷惑するだけで成果があるとも思えませんけど。クロネコによると兵庫・大阪への荷物はいつになるか分からないとのこと。

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小さい子に「お尻丸見え!」と言われていたユキちゃんですが、肛〇の周りに毛が生えて見えなくなりました。多分ストレスだったのだと思います。

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夕方の散歩コース。この石垣は植生が豊かで気に入っています。

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ブツブツが素敵。

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鳥の糞でしょうか?

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パクチーみたいですが食べられるかな。

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この年になると、葉っぱの形とか質感とか楽しめます。年とってもいいことあるな。牧野富太郎の心境が分かります・・・って程でもないか。


ハタガネの研究

蒸せるのでとうとうエアコンのスイッチを入れました。

夕方、増水した仁淀川でSUPをしていたら、アユ釣りのジジイが腰までつかって竿を振っていた。危ないよ・・・・って人のことは言えませんけど。

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無造作に落札したハタガネですが1/3は今一の品質のものが混ざっていた。

右はブランド名が分からなく、仕上げも粗い。何より部材が薄い。その分、顎が長いけど余計なお世話です。

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薄いのは材料をケチったというより、穴を穿つのが大変だったからと想像します。ドリルで数カ所下穴を開けた跡あり。今なら水圧やレーザーで開けるのでしょうけど。

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固定ねじはギリギリで使い込むと締め切らなくなってしまいます。

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ちゃんとセンターに開けろよな。まあ、普通に使える。

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右は私が昔から使っている山崎製ですが、競馬印の方が品質は上のような気がします。

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むっちゃ可愛い競馬印。調べたら今は「マルト長谷川製作所」というらしいです。

初めて知ったのですが、小さい真鍮ハタガネは別としてクランプ類の移動ねじは角ネジが使われています。ググってみたらピッチ(角度)が大きく移動量が多いから。3角ネジはピッチが緩いので緩みにくく固定用だそうです。ネットに何でも出ているな。長崎の出島まで勉強に行かなくても良かったな。

このような小さなハタガネは、組手を締め込むとかじゃなくて、仮止めして釘打ちしたりするのに利用してのではないでしょうか。