帯鋸仕上げ

Dsc_00450003 どうも日本人は、「だれがそこまでやれと言うた!」というくらい、精度を上げてしまう悲しい性があるようです。

特に職人は。

だから、いざ出来上がって、三歩下がって見てみると、込み込んでやった割には、面白くナイジャン!てなことになるわけです。

(まあ、原子炉や宇宙ステーションの部品作りには、そちらのほうが向いているのですが)

そこで、今回の帯鋸仕上げ。自分で製材したまま、鉋をかけずに組んでみました。だから、多少曲がっています。まあ、まあいいかな?でも、やっぱり日本人だよな~。ちゃんとしてるよな~。

しかし、こういうチャレンジは続けなくてはなりません。やるべし。

Dsc_00040001_1 ところで、今回使用したホウの木。出来上がって、よく見ると、鈍い光が!散弾です。20年くらい前のものでしょうか。

朴は、葉っぱの大きな木で、「人恋しい木」ともいいまして、人里近くに生えるといわれている。そこに、キジでも出て来たんでしょうか。実際は深い山中でも見かけるのですが。

製材の人は、神社のケヤキとか挽くので、呪い釘はわりに出てくるそうです。

金とかダイヤモンドとか出てこないもんですかね。木工家にとってはボーナス代わりになると思うのですが。実際は、石をかんでいて、鋸の目立て代に1万円ほどかかったりします。貧しいものには鞭で応えるのか!!!

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