帰ってきました。

神戸、住吉倶楽部での個展、新装移転オープンだったので、お客様も多く、好評のうちに終わりました。

しかし、最近の傾向として、現品は売れず、別注が多いのです。私としては行商に出た以上、寅さん気分で売りまくり、少しでも荷物を減らして帰りたいところなのですが。車に大きな空きスペースが出来るくらい売れれば、絶対真直ぐ家に帰ることはない・・・・・・・しかも、現金払いだったら大変なことになるかも。

ところで、このあたり、走っているのはベンツとBMWばっかりじゃー。信じられん。

昨夜は神戸を夜の10時に出ると、ノンストップで3時間。早いもんです。でも、飯食って、ゆっくり走ると4時間はかかります。 一夜明けると、高知の空は真っ青で、やっぱりいいぜ!!

期間中の、小旅行は十津川街道を南下して熊野本宮大社まで行き、南紀白浜に出て、海岸線をのぼって来ました。この話は、また今度します。

和歌山の海岸線は別段の見所もなかったので、最後に根来塗りで有名な、根来寺を漆を扱う者として表敬訪問することにしました。 

Dsc_00880001 子供の頃、切手で見た国宝の塔はここだったんだ~。うーん、いいわ~。

世俗にまみれた和歌山の海岸線、チェーン店や潰れたドライブインを見ながら走って、此処にたどり着きました。

俺達、一体何やってきたんでしょうね?進歩してないどころか、どんどん馬鹿になっていっているのですね。

根来寺の回りも、ラブホテルや妙な建物が一杯あって、はからずも、余計にそんなことを考えさせられます。

この塔は、1500年代の建築で法隆寺ほど、古くはないのですが、美しいです。建物も1800年代になると、柱も直線的でぺったりした力のない印象になるようです。

たった、1週間の個展でしたが、しばらく家を空けていたような気がします。やっぱり旅はいいな~。また、秋にはどこか出かけたいです。  

(ネット環境になかったので、メールとか出来ませんでした)