透かし彫りの手箱

デパートの画廊の茶道具展に、さる大物作家の品が何点か出品されていた。2点の手箱は蓋に大胆な透かし彫りが入っている。鎌倉彫りのようなレリーフではなく、垂直に切り取られた、ごくシンプルな意匠だ。

全体に黒漆がかけられていて、断面は朱に塗られている。祭器のような感じがする。他の文具は拭漆に浅い彫りと線画が施されていて、これも捨てがたい。Dsc_0085_2

そんなに高くなかったので、ひとつ購入しようと迷いに迷う。

出来れば全部欲しいなあ・・・・というところで、目が覚めた。

くっそ~!!意匠を覚えきらんかった。でも、1点は何とか。矢の模様でした。雰囲気はうっすらと・・・・・いつか再現してみたいものだ。