2008年06月08日一覧

大塚国際美術館

先週の金曜、土曜日、名古屋で開かれた木工家30人展を見に行ってきました。徳島県のきすべ~さんと待ち合わせて車で出掛けました。

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きすべ~さんの、のっぴきならぬ都合で、金曜日の朝3時に出発となりました。私はこれを機会に、大鳴門橋のたもとにある大塚国際美術館を訪ねることにし、前日の木曜日の朝、家を出ました。

Dsc_00200002_2 この美術館は、大塚製薬が世界の名画を陶板で複製した美術館です。世界の名画といってもなぜか西洋絵画ばかりですが。

なるほど聞きしに勝るスケールで、歩く距離は4kmに達するそうです。相当足早に見て回る私でも3時間近くかかりました。

一見の価値はありますが、所詮陶板による複製、入場料¥3150、駐車場¥200、音声ガイド¥500、昼飯食べて計¥5000はちょっとお高いでしょうな~。

ただし、”最後の晩餐”や’受胎告知”なんていう、教会や美術館、各国に点在する同じテーマの絵画が、10枚以上並んでいるのを見られるのは面白い体験でした。別にキリスト教徒じゃないけど。

写真のように、教会内部やポンペイの豪商の館の壁画を部屋ごと立体的に再現した展示がいくつもあってこれは見ごたえがあります。

私達、美大生は、西洋美術ばっかり手本にして勉強させられてきたわけで、なんかおさらいしているみたい。今は東洋のほうがクールなんですぞ~!!

美術館のような、堅苦しさはないので、中世の、たおやかな裸体画を前に、おばさんたちの、「自画像みたい」なんていう下ネタも聞けます。写真撮影も自由です。ミュージアムショップでは昔のボンカレーなんかも売られています。自販機の中身は当然ポカリスエットなどの、大塚製品のみです。

Dsc_00250003 3時に美術館を出て、徳島市に向かっていると、やや!瀬戸内海なのに波がある!!

次のカーブを曲がるとサーファーが・・・・・。

夜までには時間があり次の観光スポットを決めかねていたところでした。阿波十朗兵衛屋敷はこの次じゃ~。

道具を積んでいましたので、すぐ海に入りました。波はトロイが、こりゃー良い土産話になるわ。大鳴門橋を見ながらサーフィンなんて。この後、晴れて素晴らしい虹が出ました。水を持ってなかったので、水たまりでボードを洗い、銭湯、新町温泉へ。

夕方、きすべ~さんの駐車場に入れてから、夜の街に繰り出しました。脳も体も胃も充実した一日でした。後は次回へ。