金具の製作(8)

仏壇の製作もいよいよ佳境に入ってきました。一昨日より金具の製作をしています。

Dsc_0029 最初のころは、まちまちだった蝶番も最近は、正確です。やるもんですね。今回は扉が重いので、1,6㎜厚を使っています。このように、アウトラインに凹んだ曲線が使われていると手間が倍以上かかります。コンターマシン(金属用バンドソー)がないと大変です。

Dsc_0009本格的な漆焼きを試みましたが、どうも、ノッペリした感じで、栃が引き立ちません。オーソドックスな綿による黒焼きに決定しました。このトースターは温度調節が出来るすぐれもので、また役に立ってくれるでしょう。

金具は製作もさることながら、着色も悩みの種です。木工が終わって、もうひとつ作品を作っているようなもんで、しんどいですな~。

Dsc_0007 これは引出しの部分。パソコンから直接型紙が取れるので便利です。と言っても、十分使いこなせてないので、修正します。四つ折りにして、ハサミで切り、展開します・・・・・凄いアナログやんか。やっぱりハサミの線の方が好き。

もう、納期を遅らすわけにいかないので、明日も仕事じゃ。たまには良かろう。

コメント

  1. 齋田 より:

    すごくいい雰囲気だしてますね。

    1.6ミリ厚を加工するのは大変だと思います。
    こんな立派な金具を作ってしまうとは驚きです。

    いつか行きますので作り方を教えてください。

  2. kira より:

    下手の横好きで始めましたが、奥が深いです。この位の厚さなら、金工バイスがあれば、熱を加えなくても巻き込むことが出来ます。でも奇麗にいきません。本当は、雌型を作る必要があるみたいです。

    いつでもおいで下さい。お待ちしております。