砥ぎ、磨ぎ。

今日は、雨で暖かった。まだ2月。夏が恐ろしいな。

Dsc_001722 スプーンに手でサンドペーパーをかけるのは、木地にも勿論かけるが、塗装の段階では、捨て塗りで1回、中塗りで2回かける。

今朝は、上塗り前の最後の研ぎをしていた。一番念入りにする。とはいっても「手作り品」なので、そこそこでいいのだ。便利な言葉じゃ。ただ、70本にかけると指がつる。

塗るごとに、研ぐごとに形が決まってくるので、わりに楽しい作業ですが、楽しんでいられないのがプロの厳しいところです。

その後、黒、ベンガラ朱、呂色と3タイプに分けて、柄の方だけに上塗りをしました。呂色は、失敗がないように新しい漆を使ったら、意外に色が濃く、ちょっと問題です。まあ、使っているうちに透けて来ます。

今回は、厚く塗り過ぎて、或いは室の湿度が高過ぎて出来るシワも殆どなく上出来です。修練は積むもんですね。自己流でも何とかなるもんですね。まだ明日、残りの半分が残っているんじゃが。

Dsc_0002222 全然関係ないけど、我が、いの町のショッピングモールの夜景。割と都会やね~。

本屋もあって便利ですが、殆ど立ち読みの人ばかりで、買ってる人は少ない。レストランもガラガラだし、この厳しい時代いつまで続くのか?

結局、最後は身の丈に合ったものになるんでしょうな。

コメント

  1. morimachi より:

    おお。がんばっちゅうね。

    こっちも、心が滅びるほどに、忙しい。ちくと、ダレちゅうきに、3月末の花見を楽しみにしたい、と思うちゅう。

  2. べあ より:

    アメリカンな風景じゃね〜

  3. kira より:

    morimachiさんが忙しいということは、何ぞ悪事を働きゆうがやね~。花見は期待してないけど、3度目の正直ぞね。

    べあちゃん。高知は山ばっかりで、道は細くてクネクネしていて、全然アメリカンじゃないです。