カツオ道!!

昨夜はやはり飲み過ぎました。今日はしんどかったけど、荷造りやらなんやら、するべきことはしました。

宴会は、私の作ったテーブルで行われたので、カメラを持っていかなかったのが悔やまれます。ひょっとして後日、画像を送ってもらえるかもしれませんが。

ところで、私のお客様にはマグロ船を持っている方がいて、マグロもさんざん食べさせてもらいましたが、その味わいの奥深さにおいて、カツオにはかなわないと思います。その船主様も同意見でした。

Dsc_0052 しかし、それを正確に書くと、立派な食のエッセイが出来てしまい、タダではちょっとやれないハードな仕事になるので、今回は軽く触れてみます。

まず、カツオの国、土佐といえども、本当の味を知っている人は意外に少ないんじゃないでしょうか。私もその境地に達したのはわりと最近です。それも、酒飲みという好条件に加え、鰹キチガイの先達がいたからです。

初ガツオの季節ですが、近所の量販店に並んでいるのはなぜか、三陸沖のものが多く、地物は少ないです。前者はすでに脂がのっており、初ガツオ特有の青臭さがないです。やっぱりカツオの本当の味は地物の初ガツオです。江戸時代、争って初ガツオを求めた人々の気持ちがわかります。

写真は1週間前「やまぶき」で撮ったもの。大将は面倒なので、一節出してきます。3人前ありそうです。途中でちょっと嫌になりますが、やっぱり旨いんで幸せに完食します。

もちろん、脂ののったトロガツオもおいしいですよ。うんちくは必要ありません。

ただ、原因は定かでありませんが、身が虹色に光ってきれいで、食べるとグリグリするのは”石ガツオ”と言って最悪です。これは結局、煮ても焼いても旨くないです。量販店や魚屋の切り身のパックには時々混ざってますので、チェックしましょう。高知のちゃんとした居酒屋ならお客さんに出すことはありません。丸のままではわからないので達が悪いです。

コメント

  1. やぎ より:

    その飲み会でご一緒しました旅行の者です。
    おかげさまで、翌日に司牡丹に行き、船中八策などを入手。たのしいお酒をありがとうございます。
    写真を整理して、ダイニングテーブルなどの画像を明日以降に送りますね。たのしい時間をありがとうございます。

  2. kira より:

    どうも、どうも。こちらこそ有難うございました。

    私は司牡丹のすぐ近くに小学生まで住んでいました。ほんで、酒好きなのか?

    写真よろしくお願いします。

  3. べあ より:

    皆さん、旅人に優しくしておられるのですね。
    わしも優しくしてもらえるんじゃろうか・・笑

    虹色カツオ・・はぁ〜、そうなんですか
    スーパーでちょくちょく掴まされてるな・・
    ちゃんと表示して欲しいですね
    「まずいよ」って・・笑

  4. kira より:

    石ガツオは昔は、一本釣りで船体に当たったとき、傷んだとか言われてましたが、その群れ全体が石ガツオだったりするので、原因はよくわからないようです。

    しかし、まあ家の両親なんかは、いまだにわざわざ石ガツオを選んでくるので、普通の人にはどうでもいいことなのかもしれません。

    漁村じゃなくても青物の刺身が食えるようになったのは、そんなに昔のことじゃないしね。