螺旋棚の制作 7 (昔は賢かった)

例のごとく、年末の大雪のせいで・・・・今回も警報級の・・・・と言っていたが何事もなく終わりそうです。

流石機械のやる事、ピッタリ組み合わさります。

反りの付いた治具で圧締します。

苦労して完成させたが、仕切り板の篏合がキツイ!ダイナミックに捻じれるので確かに作業は力が要るのですが、それにしても異常に厳しい。

14年前の仕事なので忘れているし、わずかに残っていたテンプレートで簡単だと思って制作した。当時はパソコンにも資料を残していない。何故か、再販の見込みのない製品のテンプレートほどきちんと保管しているように思います。

実物を調べられたら一番良いのですが、台湾に売ってしまったからな。台湾なら行ってもいいけど。

僅かに残っている写真を分析してみた・・・・・ううう、円を5等分した扇型じゃなくて僅かにズレていくように配置してある・・・・・どうやって算出したんだろう・・・・・賢かった昔の私。当時は必死で模型を何個も作ったよな。螺旋は平面で考えても、立ち上げると捻じれた立体になるので凡才には困難な代物です。

模型は大掃除で燃やしてしまって残っていたのはこれだけ。これは実物がまだあるがな。

結局一から作り直しです。まあ、接着剤とか、加工方法には進展が見られたので良しとしましょう。それから今回、楠で作ったのですがオイル仕上げでいい感じになりそうです。

しかし、螺旋棚は手法が確立してもダイニングテーブル2台分くらいの手間が掛かりそうです。

苦労も知らずに寝るだけの犬。