大分元気になって本日は少し仕事が出来た。

塗り立ての漆は赤黒く濃いです。2,3ヶ月もすると漆は透明に近くなり色は薄くなります。すぐにサイトにUPしたいところですが、今の状態では印象が変わります。

暗闇に保管すれば多分そのままだと思います。日の当たるところで漆が澄んでくるのを待ちます。
欲しい方は今買って頂いても全然OK牧場なんですけど。
大分元気になって本日は少し仕事が出来た。
塗り立ての漆は赤黒く濃いです。2,3ヶ月もすると漆は透明に近くなり色は薄くなります。すぐにサイトにUPしたいところですが、今の状態では印象が変わります。
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犬がいないのにも大分慣れた。
5点まとめて拭き漆中。3回目の状態です。初回は時間がかかり1日仕事ですが、2回目、3回目と吸い込みが少なくなり楽になります。
ただ、雨が降って気温も低くないのに乾きが遅いです。やっぱり暦の上では春はまだなので、漆も気分が乗らないのでしょうか?
さて、次は何を作るか?どっかに出掛けてみるか?
本日もウジウジ仕事をしていた。いけない事だな。
一回目の拭き漆完了。どうしても漆の乾きが遅いか、乾かない部分が出て来ます。原因不明の事も多し。油分が残っていると発生します。
ユキちゃんは急速に弱って来て、もう自力では立てません。昨日、竹村動物病院で診てもらったのですが注射をして様子見。床にパットを敷いて寝かせていますが、私がベットで昼寝を始めると、脚をバタつかせて「添い寝しちゃる!」仕方なくベットに上げて添い寝してもらった。
もう水も飲まなくなったのですぐだと思う。まだやつれてもいないし、目力もあるんですけど。
大分涼しくなりましたが、作業場はエアコンを入れています。
円柱を乾かすのにホルダーを作った。でも穴が大き過ぎてグラグラします。何事も手抜きはいけません。
マスキングして全部の部材を拭き漆するのに丸一日かかりました。パーツで塗ってから組み立てるのは初めてなのですが上手くいくかな。
お馬さんだけ3回塗りの状態です。本当は脚はずっと細いですがあんまり削ると折れてしまいます。
4回目の拭き漆が終わりました。なんかドギツイですが、実際はそうでもありません。
一回目の注入は箆を使わずタンポ摺です。なぜなら溜まりが出来るとこのように濃くなってしまうからです。これはおそらく作業中に付着。
トップ面を塗る際にはみ出た跡。この程度であれば薄くなるし問題ありません。
リフターテーブルを上げて、脚の内側を塗ります。
上面を塗る時、最初はワークを一旦床に降ろして塗っていましたが、力が要るので踏み台に乗って。
トップ裏側も普段は5回塗りますが、どうせ見えないし、裏返しにするとトップ面を傷付けてしまう恐れがあるので3回で止めました。重量があるので、少しこすれただけでも傷付いてしまいます。
天候は漆が乾くには最適なので、室は用意せず放置します。半日で乾きます。
昨日は夕方川SUPトレーニング。向かい風の中、必死で漕いだがフルスーツでも汗にならなかった。
翌朝はすぐに起きられません。でも今朝は何ともなかった。晩酌で食べたカツオとニンニクが効いているのだろうか?血圧も上が100であった。まあ、弱い降圧剤飲んでますけど。
本日のブログはお客様への説明用です。
立てかけてあるのが現在制作中の文机の天板。2回塗ったもの。手前は2年ほど前に作った6回塗り。
この写真で差は分かりにくい。同じ山桜です。
色味は塗りたてが赤黒く焼けていますが、時間が経つと漆は透明に近くなり、同じになります。
これでも差はよく分からない。
立てかけたら一目瞭然!右の2回塗りはマット調です。
これはこれでカッコいい!
5.6回塗るとしっとり落ち着いて縮み杢などが浮き出てきます。
以前にも書きましたが、拭き漆は1回目で7,2回目で3の漆が木地に吸い込まれます。以後は表面にコーティングする感じで回を重ねます。全体に塗って、丁寧に拭き取ります。恐らく、表面に残るのは米粒くらいの量です。車のワックスがけと同じです。
1回目は大量の漆が必要ですし、ムラになりやすいので気を使います。最初のころはヘラを使っていましたが、手早くしないと溜まりの部分が濃くなるので現在はタンポ刷りです。
吸い込みがなくなる3回以降は楽に作業できます。3回塗り、4回塗りですと妙に中途半端な状態で仕上げとしてはあり得ないです。木地の状態を見て5,6回塗ります。面倒になったらやめるのかも。神器などでは千回・万回塗る場合もあるといいます。
昔から玄人筋では拭き漆は2回で十分ではないかという声がありました・・・・が、矢張り高く売るには6回塗って立派に仕上げないといけないかもとか。確かに高級感は出ます。お茶をする方も2回塗りを支持される方は多い。(塗り漆は別です。)塗を重ねて”こうべった”感じになるのが嫌なそうです。
”こうべる”① 人の機嫌をとり、ことば巧みにしゃべる。② 高慢なことを言う。
土佐弁では”おしゃれする”・”ちょっと気取る”から名付けたオリジナル品種です。
ただ、2回塗りはムラが出やすいし、ごまかしが効きません。
今回は2回塗りがいい感じなのでお客様に聞いてみようと思います。耐久性も変わらず、10年毎日使ったら手油もしみ込んで判別は付かないと思います。
本日は手元の温度計で34℃を突破。真面目に働いたら体を壊します。
倣い加工機で掘った長手盆の角を修正する丸彫刻刀。先が曲がっているのはすくい刃と言います。通常、ちょこっと使うだけですから皮バフで研ぎます。よく切れますがすぐ切れ止む。何度か繰り返していると先が丸くなるので砥石で研がなければなりません。
漆が届く。6本で約1㎏。卸で分けて貰っているのですが10年前の2倍以上値上がりした!
私は日本円からの撤退がほぼ完了したが、まだ持っている方は財産がドンドン目減りしているということですよ。
波乗りの疲れで今日もしんどかった。いや月曜よりしんどかったかもしれない。年寄りになると後から来るというが・・・・・。
先日の拭き漆後、翌日、手首内側に漆が付いているのを発見。
この部分はかぶれやすく、すぐに溶剤で拭き取れば大丈夫なくらいに耐性は出来ているのだが、1晩置くともう手遅れです。しかし今回問題なかった。随分と強くなったものだ。最初は匂いだけでかぶれるくらい弱かったのだが。
現在5つのプロジェクトが進行中ですが、地元4,ネット1。通常と逆です。しかし、以前より大分暇になった感じ。欧米進出の件もなんか面倒になって来ました。
朝は寒いけど昼は短パンにTシャツ、扇風機をかけて仕事をした。
左が最初の拭き漆をした後、漆錆(砥の粉を水で練り、同量の漆を加えたもの)を導管に入れた状態。
右は余分な錆を取り除き研ぎ上げた状態。研ぎは最初の拭き漆を殆ど除くことになるし、大変な手間です。
裏は更にめんどくさい。錆が残っていると汚れたように見えるため、完全に研ぎ切る必要があります。
これが嫌で、導管のないヒノキを使おうと思ったのですが、幅広のヒノキは使い切っていた。市場に買い出しに行けば良かったのですが、乾燥材かどうかの判断はつきかねます。持ってみれば大体わかるのですが、後になって反ったら元も子もないし。でもヒノキが良かったな・・・・それはまた後ほど。
その後、拭き漆を一回した状態。後5回ほど重ねます。
昨日川サップトレーニングをしたので本日は仕事をしていた。もうしんどい。
やっと研ぎ上げた。何で4つも作ってしまったのか?
一回目の拭き漆をした。上が楠、下がホウ。
一回目はムラになりやすいのでヘラは使わず布で刷り込みます。吸い込みも多いので時間がかかります。
3年ほど使ったウッドパドルも塗り直します。先端は川底の石に突き込んでボロボロです。ブレード先端の厚さは5mmしかないのに不思議と割れません。