錆入れ

朝は寒いけど昼は短パンにTシャツ、扇風機をかけて仕事をした。

左が最初の拭き漆をした後、漆錆(砥の粉を水で練り、同量の漆を加えたもの)を導管に入れた状態。

右は余分な錆を取り除き研ぎ上げた状態。研ぎは最初の拭き漆を殆ど除くことになるし、大変な手間です。

裏は更にめんどくさい。錆が残っていると汚れたように見えるため、完全に研ぎ切る必要があります。

これが嫌で、導管のないヒノキを使おうと思ったのですが、幅広のヒノキは使い切っていた。市場に買い出しに行けば良かったのですが、乾燥材かどうかの判断はつきかねます。持ってみれば大体わかるのですが、後になって反ったら元も子もないし。でもヒノキが良かったな・・・・それはまた後ほど。

その後、拭き漆を一回した状態。後5回ほど重ねます。