Yチェア張替え一覧

クリスト

虫・無視・無私、ムシムシしますぅ~。先が思いやられる。

夕方少し増水した仁淀川でSUPトレーニング。トランクス一丁で寒くなかったけど雨が激しくなると目が痛い。

塗装不良で塗り直しをする羽目になったYチェアには既に張替えが完了したものが5脚あった。折角張ったものを切るのは大事ですので、マスキングして塗ることに。それでも結構な手間ですが。

梱包のアーティスト・クリストを思い出しました。最近新作聞かないな~と思ってググってみたら5月31日に亡くなっていた。84歳。こういうのも虫の知らせというんだろうか?

こんな仕事も数こなすと要領が良くなります。

Yチェア張り替えはこちらへどうぞ。http://www.kiraosamu.jp/you_kagu/Ychair.html


張替え地獄

本日は波乗りで疲れているのに朝から仕事をした。

11脚のYチェアの座面を切って、

洗浄研磨した。どれも紫外線劣化が酷い。4カ所から持ち込まれたものですが、何故か同じような状態のものが重なります。

レストランのブラックは急がないというので待機。

コロナで巣籠り需要か?何で昨年、暇でしょうがなかった時に言ってくれないんだろう?まあ、自営は稼げる時に稼いでおかないといけません。こういう時は頑張るしかない。

しかし現在家具の注文もあるし、バイクの保安部品の取り付け・ナンバー取得もある。バイクの公道走行は大分先になりそう。


先は長い

昨日のNHK四国ローカル、雨の瀬戸大橋をバックに女性アナが「景色が灰色に染まっています。」・・・・・って、正しい日本語か?茜色に染まるとは言うけど。普通、灰色に沈んでいるとか。鉛色とかモノトーンとか。まあ、こんなこと言ってたら「ジジイ、死ね。」ってなるかな。ローカルの女子アナは地元のアルバイトが多いのだろう。均等とは言っても、知性にも美人度にも明確な差はある。それは仕方のないことだ。どうせなら殆ど日本語が話せないキャバ嬢みたいなのを据えると面白いだろう。

コロナ対策にはボッチリの仕事なのだが・・・・

塗装・張替えで入って来ているレストランで使っていた38脚のYチェア。

バカヤローがネジで修理しているのを外して、解体して組み立てます。あちこちのボンドの跡も除去します。

それから洗浄・脱脂・研磨。

それから凹みにポリパテをうつ。

また研磨。これが一番大変かも。ポリパテは最小限にすると研磨が楽ですが、板金塗装専門じゃないからな。加減が難しい。

それでも、凹凸は拾いきれませんが、これにサーフェイサーを吹いて、再研磨、完全に平滑にするなら新品買った方が安いです。

木地が出た部分は下地材を入れる。

こういう時に限って、助っ人のF田氏は京都の造形工場に出稼ぎに行っている。うちの方が給料いいのにな。もう銭・ゼニと思って頑張るしかない。コロナで仕事がない人を考えると贅沢は言えない。


夜逃げ屋本舗

昨夜は店舗の閉店時間にあわせて、夕方から徳島へ。

Yチェア38脚をハイエースに積み込んだ。まだまだ余裕がある。

お客様「一回で載りますかね?!」 私「計算上は大丈夫ですけど、そう言われると自信がない。」

一層、こうやって積むと8脚。計算上は5~6層積めます。

「まあ、ゆっくり張り替えてもらって良い。」とのことですが、身動きが取れない。


座面の奥行き

このところ朝は8℃であったが今朝は10℃と少し暖かい。

先日張り替えで送られてきた「CH36」というタイプのウェグナーの椅子。

なんと座面の奥行きが3センチも違う。お客様に聞くと別々に購入したもので短い方が旧タイプらしいとのこと。私が座っても背もたれにピッタリくっつけないと厳しい感じ。まあ、姿勢は良くなりますが。体格の大きな外人だと使い方は限られるような気がします。

背柱が直立しているので、背もたれが湾曲していても着座位置は前寄りになります。

以前張り替えた「CH47」。背柱も曲がっているので座面奥行きは「CH36」旧タイプと同じながら、ゆったり座れます。

ただし、お尻が後ろに行き過ぎるせいか、ペーパーコードを張るフレームの上部内側をお尻に当たらないよう欠き取っていたような気がします。

椅子のプロポーションはこのように中々難しいもんなんでっせ。


Yチェアよもやま

近所のKさんは毎朝子供の横断を見守っている。その近くに私がゴミ出しに行くのですが、上半身裸の事が多い。

「吉良君は~、家ではパンツ一丁かね。」

「いや~、家ではパンツもはきません。」

「・・・・・。」

子供も減って30分立っても2人くらいという。

ここ3カ月ほどyチェアの修理が一件もありませんでした。おかしいな~?と思っていたら、とうとうお客さんから電話が・・・・何故かメールホームからの送信が全部迷惑メールに入っていた。大分に美味しい話を逃したかも。

次々と送られてくる・・・・それも困るが。

修理もある。

2脚送られてきたのは、この時点で偽物とわかる作り。通常、偽物はNCルーターなど使って、外見はよく似ていますが、これは手作りっぽい。

そのまま丸ホゾで組まれていました。

なんぼ何でも乱暴な。

これでは張替え中、壊れてしまいそうなのでそのまま送り返そうとしましたが、それでは大損なので工夫・補強して張り替えました。

先週送られてきたのは4脚中3脚、Yの部分が破損。今後の事も考えてデータを作ってレーザー加工機で切り出しました。手でやった方が全然早いけど・・・折角だから・・・・以後は大変楽。

焦げた部分を鉋で擦り落とすのはちょっと面倒ですが・・・・テンプレート作ってルーターで落とすのとどっちもどちか?

2週間で15脚。本当に張り替えは集中します。


やって来たスーパーレッジェーラ

本日は3キロ泳いだが、夕方の散歩で出会った近所のランナーは月間250~300キロ走るそうです。「今日はこれから15キロほど。」狂ってるな。

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以前にも書いたが、喫茶店の女主人はスーパーレッジェーラがカッコいいので4脚買って、店で普通に使っていたのですが、4年目1脚の座張りが破れて後の3脚はしまい込んでいた。

終活でしょうか?「私が死んだら娘は粗大ゴミに出しかねない。」というので、オークションで売ってくれと頼まれました。一脚は娘が引き取ったそうです。

座面はまだパンパンしているが、よく見ると籐編みは数本が断線している。座っても何ともないけど実用で使うのは怖いな。

これも何かの縁、一脚は私が引き取ることに。もう一脚は馴染みのお客様に今朝持って行ったら「素敵!いるいる、大いる。」とあっさり決まりました。

靴墨?で汚れていた脚先端部にペーパーをかけてクリアー塗って化粧直し終了。コレクションがまた増えたけど、私の商売にとっては眺めるだけでも価値がある。現金持つよりいいかもしれないし。


「染めQ」

御用放送局は毎日アベちゃんの映像を流します。石破氏は可哀想だな。

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今回持ち込まれたYチェアーは後脚の貫が4脚中3脚お犬様の餌食となっていた。画像は以前撮影したもの。犬が齧るのは何故か後脚の貫、左側と決まっている。

解体出来れば、新たに貫を作って入れる方が簡単ですが、それは無理でした。

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ここは強度はさほど必要ないのでポリパテで埋めます。

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今までは油性のペイントで色を作って塗っていましたが、今一の仕上がりです。なんか目立つし。

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そこで近所のホームセンターで以前盛んにビデオを流していた「染めQ」を思い出した。

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ナノテクノロジーで染めるに近いとか。実際は染まりはしないけど塗膜は薄くて写真以上に違和感は少ない。

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オイル仕上げ後。馴染みます。多少色が違っても遠目には分かりません。質感がしっくりきます。これはいいかも。

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この速乾パテは強度はない。拭き漆にはなじみが良く◎。しかし、オイル仕上げだと10年で色が飛んで真っ白になることが判明した。

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10年前、出入りの機械屋から買った補修セット。今回初めて使ったがテクニックが要るようです。張り物のフローリングの修理には良いかもしれない。

何事も道具の研究は必要なようです。


Yチェア修理 

本日は台風の影響で終日雨でした。時々激しく降る。

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高知市内から直接Yチェアが持ち込まれた。2脚のうち片方はこのあり様。

ガタイのいいお兄さんに、

「前部が折れたのは初めて見たけど、どうしたん?」
「嫁が・・・・・な・・・・・・。」
「はっきり、大きい声で。」
「嫁が投げました!」

最初からそう言えばいいやん。何も泣くことはないだろう。

*当ブログにはフィクションが含まれています。

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他の部分はガッチリしているため、外れません。つまりこの状態で折れた部分の穴をほじくり返さなければなりません。また、組み上げるのもこの状態で・・・・・。ボール盤が使えないのは痛い。

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小さめのドリルで掘り返してからノミや彫刻刀で切り崩します。

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まあまあ綺麗になった。

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ここは厄介ですが、ドリルで2本穴を開けてラジオペンチで引き抜けた。ラッキー!

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部品を作るのは「ほじくり」より簡単です。

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クランプで押し広げて嵌め込んで、次に逆に締め込んで完成です。

今は暇だからいいけど、忙しい時はやりたくない仕事ですね。まあ、昨今そんな贅沢は言えませんが。


浮遊

梅雨とはいえ、まだ少し肌寒く過ごし良いです。

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先日4脚送られてきたYチェアは全部こういう状態でした。まれにあります。

しかし、こうなる直前まで使われていたのでしょうから・・・・・どうやって座っていたのか???

座面が落ち込んでくると週刊誌や漫画を置いて調節しているのは見たことがあります。座布団では殆ど効果はありません。

ひょとして、ヘソの辺りに念を送って集中し、空中浮遊して家族全員食卓に向かっていたのか?ほんで誰かが「プウゥ~!」ってやったら全員ズッコケたりして。まあ、そう考えると楽しいけど。かなり謎ではある。