通い盆 

Dsc_0002

現在、通い盆を作っています。30㎝×20㎝の最少サイズです。最終的に30枚ほど作るのですが、昨日はあらかた出来上がったものに、漆をかけてみました。こうすることによって、デザインの修正とか問題点も見えてきます。実際、多少の改良が加わりました。

ところで、今回木地には栗、ホウ、ヒノキ、ケヤキを用意しました。

栗・・・・一番上です。木目が面白く、軽いのでなかなか良い。しかし、ストックしている材の板厚が、30mm2枚とるには薄く、1枚では無駄が出ます。もっと厚い板は幅が広過ぎてもったいない・・・・で、ちょっと困っています。

ホウ・・・・木味が柔らかい感じで、どうもこのデザインには向かないようです。もう作ってしまったので、柿渋で塗ってみます。

ヒノキ・・・・もともと、ヒノキを想定したので、ばっちりです。ヒノキも柔らかいのですが、メリハリがあって、なんかいいです。ヒノキはやっぱり鯛じゃね。

ケヤキ・・・・勿論いいですが、高価ですし、ちょっと重くなるかも。ちょうど、五分板(15mm厚)があったので10枚くらい作りました。“五分板”とはケヤキの柱なんかを製材したときに出る半端な材で、実際は厚さはまちまちで、反っていたりするのですが、地獄市の時、安く売られています。銘木屋の小遣い稼ぎですが、こちらも有り難いです。

同じデザインでも、材料によって仕上がりは全然違ってきます。

コメント

  1. mrk より:

    素敵ですね!大きさも使い良さそう〜。

  2. kira より:

    え~買ってくれるんですか。ありがとうございます!!

    3枚も!!! ええっ、全部~!!困ります~。

    でもうれしい。[E:weep] [E:weep] [E:weep]