棚ぼた

Dsc_0004突然ですが私は潜り漁をします。

二股のモリは海用。先端は同じですが、柄の長さが穴突き用は短いです。

中央は淡水魚用です。どれも地元の山サ製で岩を突いても曲がりません、折れません。

一番下は、漁師からプレゼントされたアワビやサザエをひっかける道具。お墨付きを貰ったようなものですが、漁師の商品に手を出すのは気が引けて、10年以上たつのに使ったことはありません。

潜りの話は尽きないのですが、今日はそんな話ではありません。

先日、近所のお得意様が来て「娘のダイビング道具、もう使わないから貰ってくれないか。一度しか使ってないし、捨てようと思っているけど」

素潜りの道具は持ってるし「そりゃ~、大月の施設にでも寄付したらどうですか」とこちらもつれない返事。ダイビングの道具は”生もの”でちゃんと手入れをしてないと使えないのだ。でも、バックを開けると上等の道具で、まあ頂いておくことに。

しばらく、工房の片隅にほこりにまみれていたが、チェックしてみると、レギュレーターやジャケットはバカ高いイタリア製のブランド品で、しかもタグが付いたままだ。ヒィ~、お宝じゃ!!

使った形跡のあるのは、マスクとフィンだけであとは新品でした。○○ちゃんは、男らしい性格と聞いていたが、なるほど本当じゃ。稼ぎはいいけど、暇のない職業なんです。

マスクとフィンは使わせてもらうけど、後は大切に・・・・・・処分させて頂きます。

このお得意様には、道具を頂いたお礼に?「通い盆」を売りつけたのじゃった。後で、申し訳ないのでスプーン2本プレゼントしました。○○ちゃんにも、2人目が出来たそうなので、なんか贈らんといかんかな。