スーパーレジェーラの実際

Dsc_002136 奥に見えるのが、世界最軽量椅子のスーパーレジェーラです。昨日は”レ“が抜けておりました。

この椅子、木工家なら、その耐久性に興味を持つはずです。

ここに、一つのデータがあります。

昨日、昼飯を食った喫茶店の女主人はクレイジーな方で、カッコいいからといって、6脚も買ってお店で普通に使っていたんです。1脚15万はすると思うがな。

体重80キロを超す常連さんの入る中で、確か3,4年はビクともしなかったと思います。ただこのお店には年に1,2回しか行かないので確かなことは言えませんが。

でも、その後籐編みが切れてきたそうです。

Dsc_0016 カッシーナで3万もかけて修理したのがこれだって!ヒィー、これはもうスーパーレジェーラじゃない!

籐編みの修理は9万もかかると言われたらしいです。俺がやるぜ。

最初の写真は生き残った1脚だそう。でも、フレームはどこにもガタがなくて、Yチェアなんかとは、基本的な作りのクオリティーが違うみたい。Dsc_001765吟味した材を、 職人が微調整をしながら組んでいくんだと思う。

こんな椅子もありました。背もたれの笠木の穴は意味があるんじゃろか。

後ろに足置きのようなものがあって、教会用の椅子でしょうか。

Dsc_0012321 ついでに、昨日の定食をUPしときます。みそ汁は絶品じゃ。食器は全部、作家モノです。

ちなみに、ここは普通の方が入っても、飯は作ってくれません。

別に気取っているわけではなくて「昔、真面目に働き過ぎた」からだそうです。

コメント

  1. べあ より:

    豪気な女将さんのお店ですな〜
    凄い土地柄やな
    イスも素晴らしいが器いいね
    メインデッシュと明太子が乗った皿ええわー^^

  2. kira より:

    ここの主人は十数年間、年中無休で店開けて、夜は酒も出して、気が付けば、午前様で、エプロン姿のままぶっ倒れていたこともあったそうです。

    昔は、無数にメニューがあったそうですが、今は定食だけです。

    ちなみに、明太子じゃなく刺身です。明太子だったらご飯3杯は要るでしょうが!