スーパーロングのキャンピング車登録

本日は、ハイエーススーパーロングのキャンピング車登録、1ナンバーから8ナンバーへの構造変更にかかわる真面目なブログで、一般の方は面白くもなく意味もありませんが、所有者には有益だと思います。

8ナンバー化のデメリットは2年間で税金等が¥2,5万高くなることですが、1年車検の手間と費用を考えると、チャラになると思います。

メリットは、高速道路料金です。何で11トントラックと同じ割増料金を払わないかんのでしょうか?当然1000円高速の恩恵も受けられます。完全無料化は難しいでしょうから、ナンバーによる格差は今後も続くと思われます。

意外に知られてないのがタイヤです。貨物車であれば縦剛性の強いだけの6プライタイヤが義務付けられますが、安全性の劣るものです。意味がわかりません。8ナンバーだと、大型ミニバン用のタイヤが選択できます。元、タイヤメーカに勤めていた私が言うので間違いはないです。

あ、なんか真面目なことを書いたら疲れてきました・・・・詳しいことは陸運局に行くと教えてくれます。関係する部分の仕様書のコピーをくれると思います。

Dsc_0026

奥のベニヤ板とタル木で作ったものが自称ベットです。200×120㎝。これでOKが出ました。エアーベットはオートキャンプ用の本格的なものでもダメだそうです。

キッチンも条件が大変厳しくなっています。特に立ち位置の天井高は全域で、きっちり160㎝必要です。私の場合、フローリングを切り抜きました。これでも、窓側はわずかに低いのですが厳密には計らないようです。ミッドルーフ車などはスペアタイヤの部分を板金で35㎝掘り下げたりするそうです。

詳しいことは自分で調べて下さい。大変ですがメリットはあります。審査基準は係りの人によってもバラつきがありそうですから、1,2回は相談、実車見分が必要だと思います。私は説得力を増すため、当日はポータブルトイレも載せていました。

日常、実際に貨物として使用されている方は、いろいろと問題があり止めておいた方がいいようです。あくまでキャンピングカーということです。まあ、この車で電気工事に行ったり、営業に回る人は少ないでしょうが。

ナンバーがおりて、2日間で、短距離でしたが2度ほど高速を使いました。200円くらいの違いですが、10年も乗れば随分な金額になると思います。

*私の車は以前、後部座席を取り外して、3人乗りとして改造申請していましたから、比較的簡単でした。6人乗りはもう少し面倒です。