初仕事は鉄工

今日はまだ正月なのに、海は北西が吹いて波もないので、今のうちにと仕事をしていました。こういうのを高知では“てんくろう”と呼びます。天邪鬼とか。

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実は工房のエアコンの室外機の台を、十数年前に木で作ってあったんですが、先日見たら朽ちて倒壊寸前でした。

腐りにくい栗の木で作り直す予定でしたが、以前金属彫刻をしていた時に買ってあった丸パイプが沢山あるので利用することにしました。

パイプの切断にはスピードカッター(切断機)を使います。今回は量が多いので屋外でやりました。

実は、以前火花が研磨用のスチールウールに引火してボヤ騒ぎになりました。「スチールウールは鉄のくせに燃えるんですよ~!」テイク・ケアー!

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曲面の加工はコンターマシン(金属用バンドソー)を使います。

接着は電気溶接です。通常、分厚い鉄板の定番上で行いますが、ないので木工の作業台でやりました。おかげであちこち焦げました。

溶接を久々にやると、カンが戻った頃には作業は終わっています。おかげでイモ溶接じゃ。

ガス溶接の設備もあるのですが、これは更に難しいです。半日くらい練習しないと出来ません。終わる頃には工房は火事になっていると思います。

普段木工をやっていると、鉄工には抵抗感があります。まあ、それも慣れてしまいますが。

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今夜も薪ストーブでじんわり暖かです。