材。

明日も明後日も宴会なので、仕方なく更新します。

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テーブル昨日完成しました。

これはその天板を剥ぎ合わせたところ。材はシベリア・タモの柾目。シラタは全部外しています。

10年ほど前、4立米仕入れて昨年も追加したのですが、とうとう底をつきました。この間にデフレにもかかわらず価格は倍になりました。しかも質は落ちた。

10立米買っといたら良かったんですが後の祭りですね。

多くの木工家が色の濃い外材を使っていますが、どうなんじゃろ?その感性理解出来ません。日本はやっぱり白木の文化じゃないですか。でも、漆塗って黒くなるのは全然OKなんですよ。勝手なものですね。

使い易くて、ついつい手に取ってしまうタモですが、倉庫の在庫を積極的に消費せねば。

また、杉、檜の活用も考えねばならない時代となりました。使ってみると結構いいしな。

コメント

  1. 新築なったわが家の造作家具はみなスギを使ってます。コスト的理由が一番大きいですが、感じはいいです。ただ柔らかくて傷が付きやすいのと、赤白の色差、それに春秋材で硬さがかなり違うので刃物が目に沿って流れてしまいがちな点など(ドリルでの穴あけなど)、使いづらい面も多いですね。その点ではヒノキのほうがいいかもしれません。たしかに国産材の家具への活用を真剣に考えていく必要があります。

  2. キラ より:

    先日、ギャラリートータクさんから注文の電話があった時、大江さんの個展の様子を聞いたんですが、あなたドタキャンしたそうですね。ぶったまげて気持ち悪くなりましたよ。貸し画廊でも2か月前を切ってのキャンセルは全額返金されません。企画展はもっと大変です。事前に契約を交わさないのは、まず間違いが起こらないからです。私も30年個展を続けていますが企画展のドタキャンなんて見たことも聞いたこともありません。

    家族が病気になろうが、自分が死のうが個展は開催されなければなりません。約束ですからね。たとえ地震で道が寸断されようが、背負ってでも運ばなければありません。やくざな商売だからこそ血の盟約というものがあります。破ったらお終い。トータクの主人は人がいいから何も言わなかったかもしれませんが、これから木工家の開催は敬遠されるでしょう。

  3. 木工房オーツー:大江進 より:

    父母が相次いで死亡したことが「 理由 」です が、吉良さんがおっしゃるように理由が何であれ非は私にあります。すみません。

  4. キラ より:

    へェ~、俺の聞いた話と全然違うな。でも詳しい事はもう書かないようにしますね。私に謝るのはお門違いですよ。

    サラリーマンでも親が死んだら公休は5日。普通は3日で出勤します。理由のりの字にもなりません。

    バカバカしいのでこれでお終い。