螺旋棚の制作 2(薄板のはぎ合わせ)

今日も真面目に仕事をした。本日は木工家専用です。

螺旋棚の板厚は7mm弱。薄板のはぎ合わせは目違い(厚み方向のズレ)が出やすく中々大変です。指で押してクランプする方法もありますが、4枚はぎだと大変。接着剤はどんどん乾くし・・・・・。

強力磁石を使ってみましたが、7mm隔たるとパワーはなかった。子供じみているな。

曲面に製材したケヤキは癖が強過ぎて挟むと隙間が出来た。

ビスケットジョイントは4㎜厚なので厳しい。多分膨張して膨らむし。

3mmのスロットカッターはいいけど、サネを作るのは大変な手間。おっと、レーザーがあるじゃないか!

1枚1~2秒ほどで切れます。

この位ケチケチに木取るとすぐ壊れます。

位置決めが目的なのでバイアスには取っていません。

ラメロの#0番と比べる。調べてみるとオプションで3mmカッターもありました。

成功して目違いは殆ど出なかった。

やっぱり地味な作業ですね。でも年の功で手間はとっても失敗は少ない。

扇型も流石は機械のすること5枚がピッタリ合います。でも作図上のミスで穴は等間隔ではなかった。ギザギザにしたからな。

ケチケチの木取りだからこうなります。人間業ではこうはいかない。いや、市販の糸鋸刃を自分でギンギンに目立てすれば出来ます。