木工一覧

ベンチ

石垣島まで行って大麻吸っている人は、もうほっといてあげてもいいんじゃないでしょうか。多分タレコミがあったので警察も動かねばならなかったのでしょう。ガス抜きで肝心なことから目をそらす。マスコミには格好のネタですね。
 
世界を旅行して痛感するのは、一番蔓延していて精神にも健康にも大きな影響を及ぼすドラッグはやっぱりアルコールです。大麻で体を壊した話は聞いたことがありません。そういう私は今晩も飲みに行くんですけどね。
 
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注文でベンチを制作。テーブルの片側に置くのですが、比較的若い方から時々注文を頂きます。
しかし~、一見のネットのお客様からオーダーを受けるのは非常にやりにくい。どういう趣味か分からんし。お客様の顔写真を送らせる木工家もいると聞きました。有効とは思うがなかなか出来ませんよね。
 
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今回はテーブルの写真を送って貰いました。4辺が僅かにラウンドしたテーブルでしたので端に取り入れました。
 
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下端もテーブルと同じように面取り。
先日送って喜ばれましたが、何てことないベンチでも苦労はしております。
在庫の品を買って頂ければ一番有り難い。

スチールパイプの椅子

本日は夕方から仁淀川でパドルボードトレーニング。川霧が出て幻想的でしたが、視界が効かず、水量も多いので危険な個所は避けました。
 
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設計士の方から住宅フェアーに使う椅子を頼まれました。
 
普段このような発注は受けないのですが、「ヒノキが安過ぎて可哀相なので使ってあげて。」とおっしゃるので引き受けました。スチールフレームの在庫もたまたまあったし。
 
この椅子は割と売れたのですが
最近は作ってなかった。やや重いのが難点です。
 
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ちょっとしたデザインのポイント。手間ですがそれなりに効果はあります。
 
スチールパイプに妙な細工をしてないので、むしろデザイン事務所なんかが買ってくれています。以前は自分で溶接して作っていましたが今は外注しています。

茶箱

今日も仕事をしたような、しなかったような。
木工より犬・ユキちゃんの教育に力を入れている?
 
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頼まれていた茶箱はとうにお客様へ納品しました。
どうもメールと電話だけではよく分からなかったので拭き漆とオイル仕上げを試みました。
拭き漆は杢板を使いましたが、あまり派手でない部分を使用。直径メートルクラスの山桜からちっちゃい茶箱を作るのは酔狂かも。
 
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試しにお道具を入れてみた。
 
本来茶箱をあつらえてから、何年もかけてお道具を
揃えてゆく
のが常道ですが、今回お道具が先でサイズの指定がありましたのでやり辛かった。仕事がいいかげんなもんで。
指定サイズの茶箱が残っても困るので、「洋服の青山」じゃないですけど2個目は・・・・、とお客様に伝えたら両方とも引き取って頂けました。商売上手なのか、お客様が豪気なのか。
 
*来年の「しもなのアートキャンプ」では簡単な「盆点前」でお茶事をやろうという計画があります。う~ん、置き床にお軸やお花、お菓子・・・・面白そう。

長手盆

明日から毎年恒例の『しもなのアートキャンプ』ですので仕込みをしていました。
ふんだんにある桐材で木彫をやるつもりでしたが、私が実験してみるに、とてもじゃないけど機械がないと無理。柔らかい桐でも彫刻は2時間の授業では困難です。
木工の授業では刃物を使わせないと面白くない、でもそれはやっぱり危険。歯がゆいところです。
 
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長手盆も仕上がっています。
ご飯一式が載ります。まだ7枚ありますのでよろしくお願いします。

額装

本日のお散歩で早くも彼岸花が咲いていた。
 
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さる高名な書家から額装を頼まれました。
 
『無功徳』という言葉の意味は、《 前もって良い報いのことを考えて(何かを期待して)、良い行いをしたならば、何の功徳にもならない》 ということです。詳しくはググってみてください。
 
額は山桜の木地仕上げ。台紙は秘蔵の“板干しの和紙”を使っています。残念ながらこの写真ではよく分かりません。
 
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すみません。本当は近所の叔母さんが天ぷら紙に書いたら良く出来たので額装を頼まれました。

制作もする。

福島県小児科医会は「不安を助長する。」との理由で甲状腺検査を縮小するという要望書を福島県に提出したという。段々と統制が利いてきましたね。
 
俺は北朝鮮の核実験より原発の方がずっとリスキーだと思うけどな。まだ核弾頭は無理でしょう。原発は止まっていても燃料プールにミサイルを撃ち込まれたら日本は住めなくなりますがな。
 
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長手盆の木地も完成して、
 
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シェルチェアーを発送。たまには売れるぜ!
 
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注文があった茶箱を制作。
制作のツボを忘れた頃に・・・・・多品種少量生産は能率が大変に悪いですね。
 
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苦労するぞなもし。脳も限界。
 
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散歩に毎日1時間取られるけど、ユキちゃんがいた方が仕事ははかどる?
 
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拭き漆の前にブラックライトでボンドの付着をチェックします。
 
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一回目の塗りが終わり、それでも
見落とした部分がある。
 
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ここも怪しい。
 
茶道具は小さいけど滅茶苦茶手間がかかります。
 
 

山桜のキャビネット(中)

連日35℃超えは辛いです。多分、室温を下げても遠赤でこんがり焼かれていると思います。
 
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やっと、中サイズのキャビネットが出来ました。高さは70センチですが重さは22キロ位あります。板厚を薄くしても箱の中に箱が入っているわけですから重くもなります。
 
4つくらいの仕事を並行してやっていましたがやっと一つ片付きました。会社でデザイン業務をしていた時は8つくらい一遍に進行していましたが、木工の場合、並行してやるのは困難です。機械や材料で工房が一杯になってしまうし、一気呵成に仕上げる方が良い結果を生むように思います。
 
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アリ組は流石に失敗はなくなりました。
 
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底板のみタモ材です。やっぱりべニアは使えんかった。
今回引き出しの深さが同じですので多少は楽でしたが、そうは変わらん。
 
引き出し物は手間も材料も一杯いるのにお客さんに「そんなにするんですか!?」と言われてお勉強しなくてはならないのが辛いところです。
 

茶筅筒

暑いです。こういう時はあんまり根を詰めて仕事をしてはいけません。
川縁にビーチパラソルを出して読書をしたいですね。
 
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現在、お茶道具の注文があります。
 
お道具は、時々ギャラリー経由で制作しますが、直接注文を頂くのは大変珍しいです。
なぜなら、お茶をやっている方は保守的な方が多いからです。(というか、殆どは普通の婆さん。)どれだけ真剣にお茶をしているかは疑問。
私のような者に目を付けて注文してくれる方は稀です。
 
ボヘミアン的に自由にお茶を楽しんでいる若い方もおりますが、ボヘミアンはお金がありません。
 
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椿をくり抜いて、手鉋で薄くして、茶筅筒の完成。
左の在庫品は内径30でしたが、お客様の要望で35で制作。
確かに茶箱手前でも、茶筅は大きなものでシャカシャカやらないと美味しくない。
 
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ゆきちゃんが来たから、工房はエアコン入れっぱなしです。でも、夜は涼しいので動いていません。
 
 

桐材の机

 
本日は昼前から晴れになり洗濯をするべきだったと悔やみました。
あべちゃんは集会の自由も規制するようですから、悔やまないように選挙に行きましょう。
 
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お得意様が洋裁に使う裁ち台を桐材で作りました。なんだ、ちゃんと仕事もしてるじゃないか。
 
当初、固定式を検討していましたが、使わないときは結構なボリュームになるので解体式に。十分安定していて普通の机として使えます。
 
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このように片付けられます。
本当はX脚にしたかったのですが、足元がまぎると反対されました。
 
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桐材は思ったほど軽くもなく、また重くもなく、
このような製品には良いですね。
 
ただ、丸った使えると思ったら、意外に節とか多し。まあ、普通に樹だからしょうがないかも。
 
 

忍び寄る老い

 
日曜は二日酔い気味でダラダラしていたので、本日はパドボートレーニングをした。
 
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和紙張りのシェルチェアーのジョイント部分を張るのに、円錐形の展開図を作図する必要がありました。
 
う~ん?忘れた!思い出せない。
 
忘れたというより小学生レベルの出題ですので考えたら分かるはずです。10年前は簡単に導き出しました。
 
やっぱり分からん。ネットで調べました。多分、長年の飲酒で脳のその部分が死んでしまったのでしょう。
 
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このような型紙を作って、10枚くらい重ねてカッターで切り出します。
 
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こんな感じに仕上がります。
 
ボケたら椅子は作れんな。まあ、そうなったら「まな板」専門で生きていきます。