木工一覧

まだ涼しい。

梅雨っぽくなって来ましたが、まだ過ごし易いですね。

電装関係のトラブルで入院していたCBR250が戻ってきたと思ったら、今度はニコンD7000が修理に入りました。最近の機械は軟弱です。5年保証に入っていて良かった。必須ですね。

Dscn1526

朴の特級材を使って炬燵板の製作中。

何の技術も要りませんが、腕の見せ所はある。

それは、何もしないことかもしれない。


ご案内

本日はイベントのデモンストレーションにパドルボードをやってくれ!とお客様に頼まれたので、嫌々海に出掛けなければなりません。しかし、シーカヤックやヨットに交じってパドルボードは間抜けな感じがするな~。

多分、連休後半も海に出掛けなければなりません。まあ、なんとかなるやろ。

Dsc_6946

個展のDM,パンフレットがとっくに出来ています。

今回は封筒もついでに作りました。デザインは使い回しですが、パンフレットの内容は一新しています。

個展の期間は5月13日(月)~18日(土) 時間はちょっと変則で、11:00~20:00、月曜のみ10:00~19:00、最終日は17:00までです。

HFGギャラリーの場所はここをクリック。

Dscn1122

画面右のビルの11階です。中央の茶色いビルは日動画廊です。


ニカワを塗る

安部ちゃんが、「多くの国民が支持している憲法改正を少数の国会議員の反対で、成立させないのは如何なものか。」と国会で言っていました。

なら、原発はどうよ?国民の8割が反対しているんだぜ。ほんとに意味分からんよね。憲法改正は良く分からんけど、馬鹿で阿呆の政治家が“いじくる”というのが、恐ろしくてかないません。しかし、70%の国民が自民党を支持しているというから、しょうがないのかもしれませんね。

Dsc_6774

和紙張り箪笥、内部にも和紙を張って好評だったので、もう一つにも張りました。

蝶番はブロンズの細い木ネジで止めていますので取り外しが容易です。

Dsc_6775

和紙の毛羽立ちを抑えるために、ドーサ液を塗ります。特殊ニカワに微量のミョウバンを混ぜたもの。

ニカワは常温ではゼリー状です。温めて溶かしますが70度以上になると、固着力が失われるので、温度を計りながら湯せんします。

Dsc_6773

刷毛使いで、ムラになりますがこれも味の内です。(言い訳の定番です。)

東京の個展に持っていく予定です。

明日は、ハイエーススーパーロングにどれだけ家具が載るか、予行演習をしてみようと思っています。


シェーズロング完成

木製シェーズロング(寝椅子)完成しました。道のりは長かったな。

Dsc_6559

6本脚はいざ組んでみると、カッコ悪く、3Dで設計するか模型をちゃんと作らなければと反省しました。

まあ、一回で決めなくてもいいんです。デザイナーじゃないから。

Dsc_6543

ストリップの図。つまらないって?いいんですこんなもんで。大抵の人は何かやろうとして失敗するんです。

Dsc_6562

バックスタイル。

改良したため、寝心地は抜群です。いまIKEAに羊のルッデを注文しております。

Dsc_6556

当初は脚を別体としたり、コルビジェみたいに可変とした案もありました。これは重過ぎ。

なにしろ当工房は“軽さ”が売りですので。

Dsc_6546

バックルは山桜で可愛く拵えております。

モデルのお姉さんにお色気下着を着せて横になってもらい、撮影して完了です。

森村泰昌みたいに自分でやるかな。


怪我の功名?

先日、Yチェアを6脚張り替えた。個展も近いのでお断りしようとも思いましたが、貴重な現金収入だし、3日間無心に作業したら逆に頭がスッキリした。手はパンパンに腫れましたけど。

椅子の張り替えは荷物の開封やら梱包、発送と色々と大変です。楽な仕事はありませんね。

Dsc_6527

6本脚のシェーズロングの本体がやっと出来上がりました。

檜をオシャカにしたので材は栗。10㎝延長したのでかなりデカくなった。それでもコルビジェよりは小さい。

Dsc_6525

運びやすいように穴を開けました。

わざわざ手間のかかる部分に開けたのはデザイン的理由から。しかも持ちにくいし。

スムーズにHEを排出出来ます。か?

脚の穴の角度が間違ってなければいいのですが。


チューニング

グーグル・クロームでのブログのUPはやりにくかったけど、エクスプローラーより便利になっている。

Dsc_6509
2年前に作った前方階段箪笥・・・・・・まだ売れてません。
通常、薄板の扉は1年もすると縮むのでピッタリに作っていたら、全然縮まない。それどころか梅雨時になるとビクとも動かない。木の動きはなかなか読めません。
そこで、扉を削り直しました。
それから、この箪笥は“帯鋸仕上げ”で、ラフな感じを出すためにあえて、拭き漆は2回で止めていたのです。というか、もう面倒になったから。
でも、どうもダサクサ過ぎて良くありませんでした。半日かけて、マスキングをやり直し、3回漆を重ねました。
写真では分からないと思いますが、見違えた~。
落ち着きが出て、マッシブ感が増しました。これなら売れそう・・・・・・・な気はしませんが、銀座の個展に持って行けます。
脚立にもなります、うーん、どこにも売ってないことは確かです。
*クローム、やっぱりダメみたいです。

比較

金融緩和で株価が上がったとか言ってるけど、数字をいじっただけでなんとかなるなら、朝から晩まで汗水たらして働かんでもええわな。まあ、そんなに働いてないけど。

不景気がいかんのか?電気もいらんし丁度いいと思いますが。逆に、なんで景気が良くないといかんのか。

もう、八方塞なのだから、それに正直に対処した舵取りをせねばなりません。っま、漢字の読めない人達には理解出来ないでしょうが。

Dsc_6499

張替えに来たYチェアがあったので記念撮影をしてみました。

名作椅子と並べてみると色々反省点が見つかります。

でも、手前の2点はさほど遜色ないと思います。(ということにしといてくれ。)どうせデザイナーじゃないからいいのだ。

しかし、奥のシェルチェアーは不細工じゃな。やっぱり。でも座り心地と軽さは一番よ。

それに、珍とかミニチュアダックスみたいにわざわざ不細工な犬を“買って”飼う人もいるからな。大丈夫だと思う。すでに8脚売れたし。

ところで、最近ノーマルのダックスフントを見かけません。どうせなら、品種改良してマンモスダックスというのを作って欲しいです。


シェーズロング 2

Dsc_6344

おばんでやす、皆様。

寝椅子の試作品、出来ております。

どうも、背の高さが足りない。コルビジェのLC4から寸法をとったのに。いや、LC4もギリギリなのです。ここを長くするとバランスが悪くなるのでしょう。馬鹿でかくなるし。でも、もう少し欲しい。

シェーズロングには枕が必要です。形は?しかし、個展までに間に合うか?ミシンは買ってあるけど。

脚は4本で十分安定します。しかし、メカニカルな感じを出すため、あえて6本にするつもりです。6本だとむしろ不都合が起こる可能性がありますが、寝椅子なんて、ないと死んでしまうものじゃなし、カッコ良くなければ売れるはずがありません。

シンプルな鉄脚も候補に上がりましたが、今回は木製で。デザイナーじゃないので一発で決定する必要はありません。


シェーズロング

燃料プールの冷却は再開したようですが、余りに危うく、果てしない作業ですね。

私は金はないので、せいぜいスキルアップして移民船に乗せてもらえるようにしよう。

Dsc_6322

ベンディング・ジョイントでシェーズロング(寝椅子)の試作をしています。

新しいものを作るのはしんどいけど、形になって来るのは嬉しいです。

売れそうにないものに挑戦するのは、空しいけど、手をこまねいていては飯が食えません。

寝心地はハッキリ言ってイマイチです。


シェルチェアー

Dsc_6057

実は、このひと月、シェルチェアーのダイニングバージョンの試作をしていました。

“シェルチェアー”はウェグナー他大御所も使っている名前ですがまあいいだろう。

Dsc_6254

取りあえず、最初の4脚が完成しました。

抜群の座り心地と軽量が売りです。

しかし、作り手の立場からはもっと画期的なことが多いです。

1、製作に大して手間がかからない。小工房向きで量産が比較的容易。

2、材料が少なくて済む上に無駄が殆ど出ない。

ただし、木工旋盤が上手くなくてはいけません。横切り盤も要ります。

Dsc_6069

座板と背もたれは連続していると考えられるので、後脚の穴をうんと後ろに開けられます。

これにより、四方転びを同じ角度に出来、製作が簡単になり強度的にも安定する。

Dsc_6255

欠点は、少々不細工なこと。

ヤコブセンの“セブンチェアー”のように座と背がなだらかな曲線で繋がっていませんから、華麗な造形は難しいです。

しかし、小学生の女の子から

「あなたが思っている程ヒドクはない。」とのお言葉を頂きました。

*木口を継ぐのはジグザグチェアーの例もありますが、曲面で継ぐと強度も出ます。他で見たこともないし、椅子はこのスタイルをメインにしようと考えていますので、特許を取ろうと準備していました。しかし、青色ダイオードじゃあるまいし、中小の工場がまねても係争するだけ無駄と思いました。