木工一覧

上達した!

本日、夏物衣料をしまいました。

室温15℃ですが、薪ストーブに初点火しました。

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この李朝3段棚は根強い人気で、2台まとめて作りました。

久々にやりましたが、意外に簡単に作れるようになっていて、3台作っておいても良かったかな。でも、これ以上在庫を増やしても困ります。

勿論、お客さんには「凄く大変な手間なんです」と言います。

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縁を面取りしていますので、必然接合は剣ホゾになるのですが、仕口も上手になり過ぎて、面白味がありません。

でも、材に表情があるので大丈夫です。


不思議な偶然

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本日、カミキリ虫の幼虫の食った穴を埋木するために、トレーシングペーパーを出してきたら、前回、ケヤキに埋木したのと、形状も大きさもそっくりでした。

単なる偶然なのか、それとも生命の神秘を解く鍵が隠されているのか?!

ウ~ム、よくわからん。

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補修後はこうなります。

少し隙間が空いていますが、別に宮中に納めるわけじゃないからいいのだ。それに、板厚が13㎜なので、あんまりキツイと割れてしまいます。

補修個所は、漆をかけると殆ど分からなくなります。


怪我の功名

今日は、体がしんどかったけど、よく仕事をしました。

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ところで、先日頼まれた、ペーパーコードを使った椅子の試作品です。

左が最初に作ったもの。内部に段ボールが入っていて、座面の落ち込みがなく、とても快適です。居酒屋タイプ。

中央はYチェアと同じ編み方です。脚が短いのは、ストックしてあった半端な材料を使ったためです。のり気じゃなかったんですね。座面の材を限界まで薄くしました。

右が、「こりゃー結構いけるぜ!」と本気になった量産タイプ。

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テレスコピック型の脚は頼りなく見えますが、しなるのでホゾへの衝撃は軽減されます。

とりあえず、面倒だったので、貫を省きましたが、おかげで3脚まではスタッキングが可能です。

ダイニングテーブルを大人数で囲む時の予備の椅子としてどうでしょうか。

現在在庫はありませんが、よく使うタモ材でデザインしましたから、いつでも作れます。


個展は疲れる

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今日から個展です。

photoshopでウーンとアオリを効かしていますので不自然な感じがすると思います。

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この跳ね上げ式の階段は、取り壊した祖父の家から移植したものです。展示の時は広く使えて便利です。

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花は母親が生けたんですが、このぐらいなら私も出来ます。

殆ど人は来ないのですが、売り上げはまずまずじゃった。お得意様は有難いです。

いつものことながら、初日は非常に疲れます。


明日から、おうちで個展

やっぱり体調不良はそのままですが、明日から個展が始まります。

今日は雑巾がけやらなにやら忙しかったです。

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なにしろ、不景気なもので家具も売るほどあるんですぅ~。

家具の個展は、そうそう新しいネタが出てくるわけではないので、同じ所でやるなら2~3年に一回が限界かもしれません。

でも、こんな世の中ですから、やみくもに頑張って活路を見つけてゆくしかありません。

そんなに頑張ってないと言う人もいます。


小さな大木

Tちゃんが 「椿の太いががあるけど、いらんかよ~。」と言うので

「いるいる。」と答えました。

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近所の製材に降ろしたら、番線を噛んでいるというので挽いてくれませんでした。

庭木だったそうですから、いろいろ問題があります。

元玉は直径40センチありましたから、椿としては巨木の部類に入ると思います。なんとか、人力で扱える一番細い材を、試しに自分のバンドソーで製材してみることに。

やっぱり番線が入っている。チェーンソーも切れ味が落ちます。

切り旬を外して3月に倒したそうで、虫も入っていました。

でも、取りあえず挽いてみよう。

何になるかは未定。

日和崎尊夫が生きていたら狂喜するだろうに。


秋の個展の案内

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11月3日の文化の日から5日間、2年半ぶりに当ショールームで個展をします。

DMのデザインは使い回しですが、写真は5点を入れ換えてあります。


木のトラック

やっぱり体調はすぐれませんが、ボチボチ野暮用で忙しくなってきました。

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お得意様の電車と車の好きなチビちゃんに、トラックをプレゼントしました。

子供はやっぱり業務用車が好きなようです。モデルは以前乗っていたロデオ4WD。

昔は車のエアロパーツのデザインもやっていたので、形のエレメントは心得ています。機械であらかた整えてサンダーでパパッと仕上げます。

しかし、これはこれで段取りが難しく、何度かやり直しました。例えば、車輪のセンターに穴を開けるのを、鉄鋼錐でやっていたら、木目に取られて、中心に開きませんでした。

こんな遊びをすると、大衆車のデザインを一からやってみたくなります。

奥は、自分で買ったスゥエーデン製のオモチャ。これも木製です。ボディーはサーフェイサーできちんと下地を作っているようです。加工はNCだと思います。


何事も経験!

あんまり洒落にならないトラブル発生です。

先日東京に送ったフルサイズのテーブル、階段が回らなくて、2階に運び上げられないそうです。クレーンも使えないそうです。

「だから、確認してと言ったのに~!」と言っても、それはお客様にとっては酷な話で、私の責任でもあります。

アリ組で組んであるので解体は可能ですが、シロートには困難です。

安い航空券は急には取れません。東京からの往復なら割合すぐあるのに、高知からの往復は一ヶ月先からです。意味が分かりません。不条理やな。

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いろいろ検討した結果、8ページにも及ぶ写真付きの詳細な説明書を作り、道具を送ってお客様自身で解体、組み立てを行ってもらうことに。

説明書は今後も役に立つかもしれないし、何事も良い経験だと前向きに考えよう。自営業はくよくよしていちゃ駄目です。

う~ん、でも、夜行バスで駆け付けた方が早いのかな?


遠方はチト不安。

梅雨に逆戻りしたようなお天気です。漆塗りに最適。

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先月の東京からのお客様のテーブルが出来上がりました。

1800×900のフルサイズの注文だったので、かなりでかく感じます。

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クロネコの家財宅急便に来てもらいました。

最初の頃は、新品の段ボールをバンバン使って、「こいつら大丈夫かな?」と心配していましたが、最近は洗練されてきました。

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こんな形のテーブルも面白いな。

このように遠方でも遅れるんですよ!早くしないと来年は閉店しているかも。

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送り出したところへ、近所のランちゃん登場。

愛のぺロペロ攻撃を受けました。