木工一覧

やっと一息。

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嫌々ながらやっていた、椅子の製作が終わり、ホッとしています。

ア~、もうこんなこと、50才過ぎてやることじゃないな。もう、飽きました。

弟子にやらせたいが、弟子はおらず。

弟子に、気を使うんだったら、しんどくても、自分でやった方がましだしな。

午後からは、久々に営業に出ていました。

だべっていたら、注文が入りそうになったんで、慌てて帰ってきました。

営業、上手過ぎじゃ。仕事は、一段落にしたいです。


畑のスナイパー

なんだかな~って感じで、元気が出ません。こういう時は、パーっと飲みに行けばいいんですが、「やまぶき」も閉店中だしな。妙に寒くなってきたしな。

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ディアハンター、T氏に単発小径散弾銃を見せてもらいました。スラッグと言う一粒弾で、猪等を仕留めるための、スコープが付いています。単なる武器マニアかもしれません。

しかし、害獣が増えている昨今、ハンターは貴重な存在です。銃によるハンティングは、最近はさっぱり人気がなく、やっているのは年寄りばかりだそうです。

銃規制が厳しいのも原因ですが、狂ってる連中に銃を持たせるなら、熊が一杯いる方がましです。

でも、射撃場で、半ボケの爺さんが、実弾込めたまま、銃も折らずに、ウロウロするのは結構怖いらしいです。

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銃床材は、西洋クルミ。なんと、木工ヤスリで自分で作ったそうです。グリップの滑り止めの彫刻は「チェッカリング」と言うそうですが、これは専門の方にやってもらったそう。手彫りです。この技術も凄いですね。

銃床には、比較的軽くて粘りのあるクルミ材が良いとされていますが、私に言わせれば、比重さえ同じであれば、木の性質なんて、さほど変わりはないように思われます。

この、銃でしたら、ケヤキなんかの方が、雰囲気出ると思うんですが。


手抜き。

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ダイニングチェアー6脚の製作も佳境に入ってきました。形になれば、それなりの充実感はありますね。こんなことなら、さっさとやればよかったな。

でも、本日、チョンボ1回。いや、2回。

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組み立て機は、矢張り、組み立てるのに便利です。

もう、立て掛けるためのコンパネは外そうかな。

これから、飲みに行くので、とりあえず更新しました。


ウジウジ進む。

先ほど、ブログを書き終える直前、写真をUPする操作で、記事が飛んでしまった。久々じゃ。ショックじゃ。もっと、ちゃんとしたシステムにして欲しいな。

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本日は、海にも行かず、ウジウジと椅子作りをしていました。体調はやっぱり、イマイチです。

定番の椅子の製作は、面白くない割には、0,1~0,2ミリの精度が要求されるので、気が重く、なかなか前に進みません。

でも失敗して、材料も無駄になるよりは、慎重に進めた方がいいです。単に、やる気がないだけですが。

このタイプは、最後に作ってから、3年になるので、勘所を忘れています。でも、資料と治具があるので、大分助かります。

椅子専門だったら楽勝でしょうが・・・・・・じゃあ、20脚位、作り置きしたらいいように思いますが、それじゃー、退屈で、疲れて死んでしまいます。

また、それが、掃けるのは10年はかかりましょうから、その時は完全に作り方を忘れているでしょう。まあ、もう足腰立たんようになっているかもしれませんけど。

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ここからは、木工家専用です。私は後脚を木取るとき、板を剥ぎ合わせて、隙間なく取ります。

すると、いくら杢目を合わせても、つなぎ目が出てしまいます。時々、お客様から指摘されるのですが、理由を説明して、「いやだったら、倍は払ってもらわんと」と、高飛車に出れば、大体納得していただけます。剥ぎ合わさなかったら、凄く材料が無駄になって、全然エコじゃなくなりますからね。


営業力

どうも、日が暮れても酒が飲みたくならないのは、やっぱり体が本調子じゃありません。と言って、飲まないわけじゃ~ないんですが。

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数年前、木工の大先輩、九州の西岡さんを訪ね、馬刺しやら蕎麦やら、沢山御馳走になりました。お返しに、高知の海産物を送りました。その時頂いた、礼状です。

上手いよね~。営業が。筆で書かれていて、裏には落款まで押してあるんです。きっと、この方法で、大分お客様をたらしこんだのだと思います。

結局、木工家なんて営業力がなくては生きていけません。気配りとも言う。

でも、昔ベストセラーになった「気配りのすすめ」は、ちらっと読んだけど、気持ち悪いよね~。あれは、ゴマすりです。著者の人相も大嫌いじゃ!

話が脱線しましたけど、こう見えても、私も営業は得意なんですよ。

一千万円以上、家具を買っていただいたお客様には、丸大ハムのお歳暮を欠かしません。もちろん、ウソに決まってます。

ビンボーな木工家は、身の丈でいいのだ。ビンボーは時には便利ですね。

なんか、疲れているので、このへんで終わります。


しんどいよ。

なんだか、だるくて、やる気がないのが続いていて、連休はめずらしく家でゴロゴロしていました。ブログも気が乗りません。

波は良かったみたいで、ちゃんと、そういうことは報告してくる三池炭鉱O氏です。

今年の夏は、仕事はセーブしたけれど、波乗りはやり過ぎたんで、その疲れが出ているんだと思います。しかし、体力は増強されていて、1時間で3000m泳げるようになりました。でも、重いものを持つには役に立ちません。水中で便利なだけです。

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それでも、今日は、納期もあるので、いやいやながら仕事をしました。座刳り加工機をセットして・・・・・・

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座板を6枚荒刳りしました。座刳りは、心身ともに充実してないと出来ないのですが、この機械があれば、いやいやながらでも、自動的に出来てしまうのが、有難いことです。

酒も、どうも、すすまないのですが、今日はゲン直しに「駅前酒場」にでも行ってみようかな。

「やまぶき」がお休みしているのも、元気が出ない原因の一つかもしれません。


重い物は持ちたくありませんが、

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先日、3分割した山桜はこのようになりました。現在、剥ぎ合わせも完了しています。大手術は成功でした。

右下が、菌が入って、焼けているのが気になりますが、拭き漆で仕上げると、色が濃くなりますが、大勢に影響はないと思います。

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これは、脚の材料です。ケヤキのようですが、樹種はケンポウナシだと思います。艶があって綺麗な木です。全体に縮杢が出ています。

このような柱は地獄市で仕入れます。シラタや節があって、建築材に使えないので安いんですが、いつ出番があるか分からない材をストックしておくのも大変です。

最近は、地獄市すら開かれなくなりましたが、どうなるんかな?

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天気がいいので、開けていたら、モモが日向ぼっこをはじめました。日光消毒しているのだと思います。

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ほんまに、君には癒されるな。

俺も一緒に道に寝て、顔をペロペロしてあげると、モモは凄く厭な顔をします。


実は、ちゃんと働いています。

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ダイニングテーブルDX完成しています。天板厚は4㎝。脚の部材は一辺が10㎝もあります。写真で見るより、実物はずっとゴツイです。

デザインは実にシンプルです。面倒ですから。お客さんには「飽きがこなくていいんですよ~」と言えばいいんです。「後は、お客様が仕上げるんですよ~」とか。

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唯一、凝って?いるのは、山桜のクサビかな。パーマンのバッジみたいですね。

このテーブルは全て木組みで、金物は使っていません。100年は十分に使えます。実際はそんな先まで、責任持てません。

ところで、この大きさになると、分解しても天板は一人で運べず、年老いた親爺に頼むのは酷で、隣に住んでいる、勤め人の弟にペコペコ頭を下げて、手伝ってもらわなければならないところが情けないところです。


石の上にも4年。

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昔からのお得意様から、突然、電話がかかってきて、階段箪笥が欲しいとのこと、「ヤッター!」

この商品は、4年前に2棹作りました。個展のDMにも使った自信作で、評判は良かったものの、ウチの他の品と同じく、売れてなかったのです。ありがたや、有難や。

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なんとか、ギリギリ収まりました。どうやら、単なる収納棚になりそうですが、それもいいかも。 多分、後々、上手に使っていただけると思います。

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フトコロも暖かくなったんで?午後から、入野松原に出掛けました。波は肩くらいで、ハードなブレイクでした。

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台風が、ゆっくり沖を通過したので、まだ波が残っています。暗くなるまで波乗りをしました。

ほんで、夜は「8の字」で、お食事。スマガツオ、美味しかったな。疲労が激しく、酒を入れないと、とても眠れません。それから、車中泊。もう、毛布1枚では寒いです。

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夜明けとともに、また1時間波乗りをしました。

朝の8時に「ニコニコ市」で北山鮮魚店のお刺身を買って、10時には帰宅したんですが、筋肉痛と疲れで全然動けず、読書をして過ごしました。

ブログもやっと書きました。

こんな生活してていいんだろうか?でも、遊んでる方が商品は売れるような気がする。


やっと、涼風の吹く

本日の夕べ、高知県地方は、2ヶ月ぶりでしょうか?エアコンのいらない、気象条件となっています。となると、やっぱり過ぎ行く夏がなつかし・・・・・くもないか?人間はないものねだりですね。

ところで、日曜日は波乗りに出かけるため、準備万端整えて4時に起床するも、「アレッ!」って感じで、腰が痛くて、出発を見合わせました。

随分、重い物を運んだからな。これから、重量物の製作が続くので不安です。

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ここからは、急に“木工家専用”です。厚さ40ミリのテーブルトップの矧ぎ合わせです。剥ぎ合わせは、何度やっても、気の抜けない作業です。

のんびりしていると、ボンドが乾くので、腰が痛いなんて言ってられません。誰も助けてくれないしな。

久々にやると、忘れていることも多く、年とってボケてきたら、製作品目を絞らないとダメなような気がします・・・・・・・・それで飯が食えればな。

ところで、最近、剥ぎ合わせに組み立て機は使いません。どうも、粘度の高いPIボンドではパワー不足のような気がしますし、全体に均等な圧がかからないようです。小さなものならOKです。所詮、組み立て機は組み立て用です。

それから、ドミノカッターは目違いが出ないらしいですけど、ビスケットカッターでも刃を薄くするか、厚めのビスケットを使えば、目違いはゼロになります。