裏方の仕事

たまには本業の木工も取り上げなければいけない。ちゃんと仕事もしてますよ。それほどでもないけど・・・・・・・あんまり真面目にやると仕事がなくなるしな。

Dsc_0003 器を収める木箱を作っていた。本来なら、外注したい仕事だが、御指名だし、昨今の厳しい状況、背に腹は代えられない。有難いことです。

通常、寸法が湿度によってほとんど変化しない桐を使うが、私の手持ちは丸太のままの乾燥材だ。これは、いずれそのまま面白い使い方をする予定なので解体はしません。Dsc_001221

よって、今回はヌカ目のシオジを使った。これとて、もう手に入らない貴重な材だ。いろいろな樹種の在庫があるので助かる。倉庫に家賃払ってるもんな。

木箱では珍しくアリで組んでます。しかし、桐箱専門の業者なら、あらかじめ広い板を作っておいて木取りするんでしょうが、こっちは在庫に限りがあるので、パズルみたい剥ぎ合わせていきます。難儀でした。

今日納品してきましたが、予算のことも事前に打ち合わせてなく、言い値で払っていただいたんですが、お箱には付加価値もなく、相場の金額しか請求できませんでした。もっと、ぼろい、悪どい商売がしたいです。それがビジネスちゅう気がします。


パソコンで消耗する。

今日は朝から、ホームページ制作会社の人に来てもらって、にどうも自分ではブログに接続できないコントリビュートというソフトをつついてもらっていた。何やら問題があるそうだ。

1日かかって、接続に成功するも、写真の大きさが制限されることがわかった。自分で最新版の体験版をインストールするも、ますますわからなくなる。

今日は本業は全く出来ず。パソコンは難儀なものですね。時間を食う怪物じゃ。

そんなんで、落ちを入れる気力もありません。


モモと一緒に。

天気に不安があったが、いつものように土曜の午後から入野松原に出かけた。

Dsc_0042 波はひどい上に、テイクオフのタイミングは難しいという、人生ではよくあるパターンです。ちょっぴりしか都合してくれない金貸しに限って、散々説教垂れるっていうか・・・・・。

それでも、健康維持のため、爺臭く海に入る。

Dsc_0015 ローカルのS君に飲みに誘われるが、今回はモモ同伴のため、浜でやることにした。

モモはテーブルの上の肉しか見てません。

その後、モモは失踪し、宴の最中なのに1時間も探すことに。この犬が死のうがどうしようとかまわないが、何かあったら俺が家族会議で殺される。

幸い、全身泥まみれの得意顔で帰還し、しばかれ、洗われ、意気消沈する。

Dsc_0040 翌日(今朝)は雨。でも、今年は異常に涼しく、すごしやすい。海水温も低いです。

1BOXカーは雨の日はほんとに便利。読書して1日過ごすことも可能です。

Dsc_0090 K太君。モモをけん制するも、無視される。

この時期、犬同伴は、車内が砂まみれ、毛まみれになるが、楽しくもある。犬がうれしいと、私もうれしい。

Dsc_0066 最後は、相田みつお風のイモイ文章を入れてみましたが、あんまり成功していません。


カツオ道!!

昨夜はやはり飲み過ぎました。今日はしんどかったけど、荷造りやらなんやら、するべきことはしました。

宴会は、私の作ったテーブルで行われたので、カメラを持っていかなかったのが悔やまれます。ひょっとして後日、画像を送ってもらえるかもしれませんが。

ところで、私のお客様にはマグロ船を持っている方がいて、マグロもさんざん食べさせてもらいましたが、その味わいの奥深さにおいて、カツオにはかなわないと思います。その船主様も同意見でした。

Dsc_0052 しかし、それを正確に書くと、立派な食のエッセイが出来てしまい、タダではちょっとやれないハードな仕事になるので、今回は軽く触れてみます。

まず、カツオの国、土佐といえども、本当の味を知っている人は意外に少ないんじゃないでしょうか。私もその境地に達したのはわりと最近です。それも、酒飲みという好条件に加え、鰹キチガイの先達がいたからです。

初ガツオの季節ですが、近所の量販店に並んでいるのはなぜか、三陸沖のものが多く、地物は少ないです。前者はすでに脂がのっており、初ガツオ特有の青臭さがないです。やっぱりカツオの本当の味は地物の初ガツオです。江戸時代、争って初ガツオを求めた人々の気持ちがわかります。

写真は1週間前「やまぶき」で撮ったもの。大将は面倒なので、一節出してきます。3人前ありそうです。途中でちょっと嫌になりますが、やっぱり旨いんで幸せに完食します。

もちろん、脂ののったトロガツオもおいしいですよ。うんちくは必要ありません。

ただ、原因は定かでありませんが、身が虹色に光ってきれいで、食べるとグリグリするのは”石ガツオ”と言って最悪です。これは結局、煮ても焼いても旨くないです。量販店や魚屋の切り身のパックには時々混ざってますので、チェックしましょう。高知のちゃんとした居酒屋ならお客さんに出すことはありません。丸のままではわからないので達が悪いです。


輪抜け様

やっと、ココログが復活した。デジタル技術は脆弱ですな。しかし、もう離れられんしな。

Dsc_0025 そんなんで、一昨日の話になるんですが、近くの杉本神社の輪抜け様に行ってきた。

なんか、こう余計な飾りが多くていかん。輪抜け様はシンプルな方がいいのにな。

Dsc_0033 テキヤもこう不景気じゃ、やってられんな。実際、俺の個展と同じで、会場の設営、交通費、人件費、出てないんじゃないの。

経済を考えると夢が無くなるけど、寅さんも草葉の陰で泣いているだろう。いや「ファイトー!」って言っているかな。

今夜はお客様にお呼ばれしているので、これから風呂入って出かけます。あんまり飲みすぎるなよ。


貧者の一燈

私のブログの読者はインテリが多いと思われるので、これからの話は御存じでしょう。しかし美大生なんてのは、もともと勉強のできるたちではないので、漢字の読めない総理大臣を笑ってばかりもいられないのだ。

実は”貧者の一燈”大体の意味は間違ってなかったのですが”一投”だと思っていた。蜂の一刺しっていうか、我慢できずに槍や石ころでも投げつけるみたいな。大分意味も違ってる?

念のため、ネットからコピペしておきます。

「金持ちが見栄を張って寄進する多数の燈明より、貧乏人が苦しい生活の中から真心をこめて寄進する一燈のほうが尊い。物の多少より誠意のあるなし、量より質が大事ということ。アジャセ王が灯した多数の燈明は消えたが、貧乏な一老婆の灯した燈明は消えなかったという故事から」・・・・・・・・著作権は問題ないかな。

燈明の寄進は日本にもあるけど、木造建築では火事になるし、あまり馴染みがありません。その点、アジャセ王はやっぱりインドの王様で、暗い岩窟寺院なんかで盛大に灯していたんでしょうね。

アジャセ王の物語は、さらに深くなるので興味のある方は自分で調べてください。

別のキーワード「一燈銭申合」


植物の形態

Dsc_0023_3 ホタルブクロもそろそろ終わりです。おお!!形がそうかと思ったけど、出現する時期も一致するんだな。

本当にホタルが入ったら庭のエコ照明じゃ。

Dsc_0017 名前は知らんけど、つぼみに注目。

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ちょっと、尖がったところが、なんともいえませんな~。
土佐弁では”りぐっちゅう”なんて言います。

Dsc_0021 花の形に合わせてこうなっているのか?はたまた、つぼみの形に凝ってみたかったのか?是非、聞いてみたいですね。

それから、トカゲのファックシーンも撮ったのですが、これは現像してみるとあまりにもグロテスクなのでUPするのを控えさせて頂きます。まあ、トカゲに人間のを見せたら「キモイ!」なんて言うかもしれません。


木工の小さな話 2つ

Dsc_0036 木工家の皆さんは集塵機のゴミをどうやってゴミ袋に移しているでしょうか?

私は腰が悪いのに、本当に滑稽な姿勢で直接ゴミ袋に移していました。こぼれるし、埃は舞うし。

苦節17年!今日やっと画期的な方法を編み出しました。それは、集塵機のタンクを裏返しにして、ドサッと床にぶちまけ、塵取りですくってゴミ袋に入れるというやり方です。これは楽じゃ。どうせ、こぼれて塵取りは使わんといかんしね。なんで今まで気が付かなかったのか。

一部のマニアには値千金の情報だと思うのですが。

Dsc_0003231 これまたレアな話です。

デワルトのビスケットジョイナーのケースがちょうどよい大きさで、カッコ良かったんで、素潜り道具の収納に使っていたんです。

ところが、一度使って先日取出してみると、TUSAのシリコンゴーグルが赤く染まっていた・・・・・シリコンて反応するのか?こんなことは初めてだ。別に人体に影響があるのかどうかわからないけど、気味が悪いな。

我々、いろんなものを安くゲットしているけど、すごくリスキーな世界にいるんじゃないでしょうか?恐ろしいですね。


暑中お見舞い申し上げます。

今日は、デザイナーをしていた頃を思い出して、フォトショップエレメントでカードを作ってみました。バックは庭の植物。いまだにレイヤーの使い方がよくわかりません。いや、ビタイチわからん。ほんまイラつくわ。

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でも、面白いし、練習になるのでこれから時々挑戦してみます。

下の英文の”for”は正しいのかどうかわかりません。昔、こんなテストがあったな~。

rainmakerとは雨乞いの祈祷師や、現代の科学者も入ります。そうです。


中村の夜を攻める (後編)

Dsc_014031 ほんで、今夜の居酒屋は友達お勧めの「貝のおんちゃん」 流石に、カーナビの検索でも1件しかヒットしませんでした。

その名のとうり、魚介類が中心です。

Dsc_0144 これは、大将お勧めの「おぼそ」という魚。私も初めてで、後で漁師に聞いたら形は「カツオに似いちゅう」とのこと。

確かに、マグロとカツオのアイノコのような味か。旨い! けど早く食べないとすぐに身が弱ってきます。

Dsc_0145213 酔っていたので気が付きませんでしたが、後ろ姿の美しいお姉さんですね。しかも「貝」とは!ウ~ン??

「貝のおんちゃん」は赤銅色の一癖も二癖もある親父がやっているのかと思っていたら、私より一回りも若いスマートなお兄さんの経営でした。店も清潔で繁盛していますが、妙にそこんとこが期待外れでした。

Dsc_0153 飲む店が非常に多く、どこも雰囲気出してます。こんな店で、餃子で一杯やるのも乙ですね。

Dsc_0160 なんか、この店なんかママチャリがなかったら、ブエノスアイレスみたいじゃないですか。

お客さんは結構いて、閑古鳥の鳴いている高知市とはえらい違いです。若者が多いのも特徴でしょうか。不思議じゃ。

Dsc_0163 いつもよりより酒を過ごしてしまったが、中が見えて安心だし、よさげな店で入ってしまう。

どの店も工夫してるけど、気取ってないというか。嫌味がないというか。

Dsc_0166 手前のお嬢さんが相手をしてくれたので、カクテル2杯も飲んだな。

ゲッ!オメーも飲んでるやん。酔ってて全然気が付きませんでした。大分いってましたな。

中村の人は親切なんですが、酔っ払いも、気配りが出来て感心しました。古い街だからおっとりしているのかな。

そんなんで、こりゃ~しばらく研究出来そうです。楽しみがまた増えた。

でも翌朝は二日酔いでした。気分は悪くなかったんですが。何とか7時から海に入ったけど、サーフィンは二日酔いでは出来ません。ちびっと反省しました。