恥ずかしい制作手法。

Dsc_0024 仏像の制作、苦労しております。

苦節30年、人体は日々見ていますが、細部とかは矢張りモデルなくしては困難です。そこで、仕方なくセルフタイマーで恥ずかしい自分の写真を撮って、参考にしています。

ヒィ~!!こんなことなら、波乗りに行った時に、若者にモデルを頼むんだった。でも、誤解を生むかも。

御本尊の大日如来は後回しにして、不動明王から始めていますが、難しいです。特に顔が。

小さいので、どう刀を使っていいかわかりません。造形というより技術の問題です。デフォルメもしなくちゃいけないだろうし・・・・・・。それから、キリがないというか、仕事をどこで終わりにしたらいいかわかりません。あくまで、ビジネスであるという側面もあるしな・・・・。

どこかで、見切らねばならないのだ~! でも、その方が上達するかも。運慶も快慶も商売だったんですからね。

Dsc_0002 新たな訪問者獲得のために、恥ずかしい写真も載せておきます。拡大は出来ません。

不動明王は左手に煩悩を縛る縄を持っています。

同年輩では腹は出てない方だと思います。これほど、ガニ股に足を開かなくてもいいと思いますが。それなりに緊張しています。


記憶力のみ!

この一週間は、殆ど木工はせずに、仏像に関する本を読んだり、写真集を見たり、資料を集めていた。

幸い、仏像や奈良時代以降の資料は家にあり、土門拳の「古寺巡礼」も参考になった。このあたりは両親に感謝しなけばならないが、自分が何とはなしに買い集めていた本も役に立った。

高知県の文化財の写真集なんかも、他ではなかなか見られないショットがあって参考になった。

ついには、高校の日本史の教科書を引っ張り出してきて、白鳳文化と天平文化がどちらが先かなんて調べ始めた。ちなみに、チャンバラ小説の好きな私は、歴史日本地図なんかも持っています。

しかしね~、赤のアンダーラインの一杯入った、日本史の教科書を開いて当時を思い出すと、ホント日本の勉強は“記憶”やな。

確かに、記憶力は頭の良さの一つのバロメータにはなるかもしれないけれど、スポーツカーやブルドーザーもあるように脳も様々ではないのか。

アメリカなんかは、本を見ればわかるようなことは憶えなくてもよいということで、資料持ち込みの試験が普通であると聞いたことがある。

そうです、私も記憶力が悪くて本当に苦労しました。日本史の先生は部活の顧問だったので、しょうがなく頑張りましたが、世界史はたいてい赤点でした。映像とかは忘れないいんですが、固有名詞や年号は・・・・・。しかも、現在は若年性の痴呆も加わって大変じゃ~!それに、今はもうみんなが忘れているのに意味ないやんけ~!

もっと、内容のあることを教えて欲しかったな。政府や先生方、歴史は面白いのに嫌いになるようなことやってませんか?

記憶力だけがずば抜けていて、感性や想像力のない連中が東大から官僚になって、天下りでガボガボ儲けてるのと違うんかい。(ヒガミかも)

まあ、今の受験は、”脳のスポ根”みたいなもんでしょうな。忍耐力はつくかもしれないけれど、ノーベル賞を獲るような人はふるいにかけられるかもしれません。


ポートレート

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、右肩から愛犬、モモの写真を外しました。

理由は、どうも最近、写真が多いので、それぞれがケンカしてしまい、スッキリしないからです。タイトルも近々、ソリッドなものに変更の予定です。

Dsc_0011 これは、先日飲んでいると「つまみをくれ~!」と、ひたすら見つめる犬・モモちゃん。

いたずらしても、写真を撮り終えるまではジッと我慢しています。

お利口じゃ~!!

というか、食いもんのためなら何でもやるというか。

どうも・・・・落ちが見つかりません。

でも、見てると貴方もエサやりたくなるでしょ。


今日もシロウト写真館。

Dsc_0086_2  今日も、安居渓谷の残りの写真で引っ張ります。(十分、元を取ったな)

すいません、今日で終わりですので勘弁して下さい。

これは、神社に寄付をした方の名簿だと思います。古いもんじゃないけど、いい感じになっています。

Dsc_0019 Dsc_0085 Dsc_0082 Dsc_0113

長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。


渓谷の植物誌

一昨日に安居渓谷で撮った植物の写真です。癒されよ~!!

ちょっとプロっぽいタッチのものを選んでみました。

Dsc_0069

Dsc_0046 Dsc_0048_2 Dsc_0112 Dsc_0098

デジカメ様々ですね。欠点は、全部オートで気楽に撮るんで、ピンが甘かったり、絞り込みが足らなかったり、ブレたりすることでしょうか。

本格的に撮るには、やっぱり三脚がいります。


安居渓谷の紅葉

昨日は爺臭く、車で1時間ほどの安居渓谷に紅葉を見に行って来た。

Dsc_0006 道は狭く、前を行く10tダンプの両輪が半分はみ出している。感心する。道にも。存外丈夫。

Dsc_0017 まだちょっと早いか。週末あたりが見ごろか。でも、ここの紅葉は大したことないかも。

Dsc_0075 売店の水槽にいた藻屑ガニ、両腕のポンポンから命名されました。高知県ではツガ二と呼びます。

紅葉ポイントで演歌を流すのはやめて欲しい。

ジジババが車でうろちょろするのもやめて欲しい。「オメーら、ちょっとは歩けよ!!」田舎の年寄りは3歩位しか歩きません。

Dsc_0114_2 このショットは大変奇麗なんですが、小さ過ぎたかな。拡大してみてください。

Dsc_0101 このあたりは、古いい神社が多く、2ヶ所に立ち寄ってみました。結構勉強になります。

Dsc_0115 中央の小さな字は「先生初任」と書かれています。学校の先生をされていたんですね。知らなかった。大分読んだけど、また図書館で借りて来るかな。

安居小学校は10年ほど前に廃校になりました。

都会の方は少しは癒されたか。


仏像作り始まる。

じわじわと、準備を進めてきた仏像の製作に入っています。 先に仏壇を納めたお客様の注文ですが、私から持ちかけた話です。(向こう見ずな!)

仏具屋さんの商品は精緻で良く出来ているのですが、完全に作業となっていて、形骸化しています。妙にしらじらしいです。中国の専門の村で作られていると思います。毎日拝んでいれば、それなりに良くなってくるかもしれませんが、下手であっても、生臭くても、私が作った方がいいと思いました。

Dsc_0048
いきなり、木に彫ること困難なので、急がば回れで、粘土で原型を作っています。

人体像の製作は簡単なようで難しく、彫刻科で、しかも塑像を専攻していても思うようにはいきません。自分で言うのもなんですが、工業デザインは割と才能があったんですが、塑像は苦手でした。というか、大学の時は遊んでばかりだったし……卒業してから大変後悔しました。

モデルを使わず、写真を頼りに作るのは大変ですね。でも、学生の頃よりは確実に上手くなっているような気がします。卒業してからもずっと造形関係の仕事をしてますし、木工の微妙な寸法に日々悩んでいることも役立っていると思います。

これで飯が食えるんなら、木工より楽しいかもしれないな・・・・・・そりゃ無理じゃろーな。


イマイチの週末。

手前味噌になるが、以前ブログで「ペシャワール会」の若者が殺害された事件についての政府の対応を非難したが、日曜日の朝日新聞にペシャワール会の中村哲代表本人が、私の意見と同じコメントを出していた。気づいた方もおられると思う。私のブログも全部が全部デタラメではないのだ!!

土曜の午後になり、どうしても入野松原の「8の字」で一杯やりたくなり、午後6時に家を出た。最近、飲食をセーブしているせいか、異常に食ってしまった。しかし、翌朝は元気。この方がいいのか?

Dsc_00262 この砂浜の流木、妙に出来過ぎてませんかね。この海岸には、謎のアーティストがいるのか、不思議なことが起こる。

波は良さそうに見えるけど、良かったのは早朝の一瞬だけ。しかも、天気は終日シブッタ。

Dsc_00272 港にきれいな海水を循環させるためのトンネルを掘る作業船が来ていました。

Dsc_00282 港から、サーフポイントを望む。ヒェ~!寒々としていますな。実際、寒かった。ウエットがフルスーツの季節になりました。

私は腰も痛いので早々に退散。

Dsc_00302 帰りに「レストラン三木」で念願のオムレツオムライス¥900を食う。肉も大ぶりで美味しい。ケチャップは自分でかけたんです。

晩は、帰りに、北山鮮魚店で買った、カツオ、ブリ、サメのヌタを持ち寄り、近所のO塾長宅で宴会をした。胃袋は満足の週末でした。


ハイエースの断熱加工

Dsc_000311 来るべき冬のキャンプに備えて、ハイエーススーパーロングの断熱加工を進めています。

天井にスプレーのりでサーモウールを敷き詰めていきます。運転席の上の内張りも簡単に外せますよ。グラスウールは安いけれど、結露するし、どうせ建築と違って手間仕事なので、いい素材を使った方がましです。ちょっとNASAみたい。

Dsc_00122_2

床は3㎝厚の杉板ですから全く寒気は上がって来ません。

側面はサーモウールが、剥がれ落ちる可能性があるので、スプレー式の発砲ウレタンを使いました。この隙間にサーモウールを押し込んでいくと完璧です。

でも、一部配線まで吹き込んでしまったが大丈夫かな?

Dsc_000711

右側の荷室の窓は、どうせサーフボードで視界がないので2㎝厚のスチレンボードで潰すことにしました。

写真は車体のRに合わせて、工業ドライヤーで曲げているところ。側面は隙間のないよう、バンドソーで角度を付けてカットしています。ドライヤーで表面を少し熔かすと両面テープが良く効きます。

こうなると、病気というか、いつもの、やり過ぎ病です。木工は、全然いい加減なのにな~。不思議だ。

昨夜、早速、海岸で泊まりましたが、雨の音も大分静かだし、FFヒーターを切ってもすぐには寒くなりません。いい感じです。家に近くなりました。夏場も、随分涼しいそうです。

* ところで、搭載している自転車ですが、広いスーパーロングとはいえ、枕元に自転車があるのはどうもいけません。以後、必要な時だけ載せるようにします。

* 施工後、隣にガソリン車が来ても気づかないほど静かになりました。いいのか、悪いのか?ただ、雨の音は激減はしません。天井に直接当たるわけですから。発砲ウレタンを吹くと凄く効果はあると思いますが、マスキングをしっかりして2液の垂れないタイプを使う必要があるかもしれません。車体をひっくり返せるなら簡単でしょうが。ゴムシートのようなものが効果がありそうです。


高橋正治「鉄の仕事展」

政府の給付金問題、テレビで見てると、あきれ返ってものが言えません。ほんまに、アホ、糞、馬鹿。誇張ではなく、中学校の学級委員でも、もっとまともです。どうしたもんじゃろ。そんなことやってる場合かよ。

Img004 話は変わりますが、京都の友達の高橋正治さんの個展が、来週の木曜日から高知大丸で始まります。是非お出でてください。

高橋さんは同年輩だし、いけるくちで、夜の誘いを断りません。いつも、3次会まではいきます。私も、木工を始める前は鉄をやっていたので、気が合うのでしょうか。鉄は、材料の心配がなく、製作に打ち込めるので、ヤッパ、羨ましいジョ~!!

高橋さんから聞いた話では、九州に旅客機のパイロットがオーナーの喫茶店があって、矢澤金太郎さんの家具に、高橋さんの照明で統一されているらしいです。「スゲー、重い」そうです。ほんで、音楽はベートーベンとか・・・・・・。

一杯やるのが楽しみです。