唐招提寺

昨日読み終えた、井上靖著「天平の甍」は鑑真和上が苦難の末に日本に渡るまでの話だが、和上ゆかりの寺が唐招提寺です。

そんなことを知る前から、私は唐招提寺が大好きで、一日中ゴロゴロしていたいくらいです。奈良時代の創建当時から変わってない伽藍がそういう気分にさせるのかもしれません。美大生なんてのは頭は粗末なものだが、鼻は利くのだ。(ちなみに頭はアルツハイマーで鼻は蓄膿というのが日本の政治家です)

ところで私が一昨年訪れた時、金堂はまだ解体修理中で、観光客はその様子を見ることが出来た。そこで気になったのは、作業している大工たちの緊張感のなさで、なんか”棟梁・西岡常一“の話と大分違うやんけー!!と思いました。プレハブ大工の方がまだましじゃ。生活かかっとるからな。

宮大工なんて、予算と時間がたっぷりあるだけなんかい?まあ、全部が全部じゃないでしょうが、がっかりでした。

過日、BSデジタルで唐招提寺を特集していた。実にしょうもない内容だった。登場したスタッフも妙に頼りなかったしな。屋根に新たに補強を入れたらしいけど大丈夫かな。

コメント

  1. べあ より:

    新たな補強がいらんことでは無いことを祈る・・
    テトラ並の浅知恵でない事を・・寂

  2. kira より:

    ほんとにねー。宮大工も「西岡常一」一派とどうもいろいろいるみたいだな。

    テトラも沖に玉石みたいなのを一杯撒いてくれんかな。