Natural bending chair

Dsc_002066_3 ボチボチ英語圏の訪問者もいらっしゃるので、今日のお題は横文字。英語的にはOKなのか?

新作の椅子、出来ました。貫の位置を決めるのに手間取っておりました。明日から拭き漆をします。

思ったよりも丈夫で、耐久性もありそうです。円錐形の脚の形状は、一考の余地ありです。

Dsc_0003 この写真ではわかりませんが、後脚がぐっと、後方に転んでいます。

最後の最後に、前後を間違えて入れてしまいました。きつ過ぎるなーと思ったんですが・・・・外していたら表面が割れました。自分で使うには十分です。今座っています。

当社のホゾは超精密に出来ているので、失敗して外すときは、たいてい材料が破損します。後戻り出来ないのに、うっかりミスはありますね。

Dsc_0001321 この部分の強度は全く問題ありません。(でも象が乗ったら壊れちゃう)

3年に一度出番がある、写真奥の両スライドテーブル丸鋸が活躍しました。

新しい形状は、新しい素材とか技術が登場しないと困難です。椅子のようなジャンルはなおさらです。

今回、ナチュラルベンディングの技法でちょっと新しいデザインが出来たのではないかと思います。

完成した椅子を見ながら一杯やるのが、木工家冥利ちゅうもんですな。

コメント

  1. michio より:

    英語的には…間違ってるそうです(゚ー゚;
    bendingは脳胴体なんで×。

    a chair made of naturally bent wood でどうかと。
    ニュアンスは「自然に曲がった木で作られた椅子」

    なんかnaturallyが難しいですね‥

    座り心地よさそう!

  2. kira より:

    なるほど、しかし、それでは長すぎて名前にはならんし、なんかいいネーミングを考えなければなりません。

    「脳胴体」は変換ミスよね~。なんぼゆうたち。