テーブルトップの仕上げ

今日はなんか疲れて、一日中読書をしていました。

Dsc_6371

もう、国内の需要には見切りをつけ、中国での商売を考えています・・・・・ちゅーのはウソです・・・・・・・本当は考えたいのですが、まだまだ日本のわび・さびが理解できるほど中国も成熟してないしな・・・・・てか、世界中で理解出来る人は殆どいない。

この本はタイトルはダイレクトですが、池田信夫のクソ本に比べると、内容は非常にまともないい本です。

Dsc_6298

ここからは、つまらない木工家専用です。

4枚矧ぎのタモの天板ですが、いい感じに1枚板風の中杢となっています。

鉛筆の線は、鉋で目違いを取ってから引いたもの。手鉋は兼房の逆目止め刃を使います。

筆圧で僅かに凹んでいますから、この線を目安に回転サンダーを当てれば、鉋盤のナイフマークを取ることが出来ます。

この天板はオイル仕上げですから、特別神経質にならなくてもいいけど、拭き漆の場合は、念入りにしとかないと、3回目あたりでナイフマークが浮き上がってくる時があります。そうなると悲惨です。

なるべく、漆の場合は手鉋か超仕上げをかけるようにしています。