ダブテイルマシン

モモちゃんの白内障の目薬を冷蔵庫から取り出して、入れようとしたらワサビのチューブでした。俺もボケが進行しているな。

本日は木工家の中でも、アリ組をする人にしか理解出来ない専門的なブログです。

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小箪笥の製作も佳境に入りました。

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15年ほど前に買ってから滅多に使わないダブテイルマシンを出して来ました。

引き出しの製作に使います。たまに使わないと忘れてしまいます。

この機械は、習熟するのに3年はかかります。引き出しを沢山作る人にしかお薦めできません。また、厚板は無理だと思います。私は小箱の男木を作る時に使うくらいです。その時は取説にない特殊な使い方をします。

工芸的な製作では、アリを細くしたいところですが、ビットの形状から女木の加工が出来ません。

固定ハンドルの調整にも一々ポイントがあり簡単ではありません。

今回も、思い出すのと、微調整に丸一日かかってしまいました。

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しかし、一度セットが完了したら、加工は1時間ほどで済んでしまいます。量産する場合は威力を発揮するのですが。

ただし、きちんと板がセットされているか絶えず注意が必要です。現物合わせの方が気楽でいいです。

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ルーターの送り方向を工夫すれば欠けもバリも出ません。

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必ず仮組してチェックします。底板の溝の位置をチョークで記入します。

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今回予算が限られているので、底板はべニアの予定でしたが、それは出来んかった。

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ダブテイルが正面に来るようデザインしましたが、やっぱり側面が良かったかな?

明日は下の引き戸を作ります。

実は真面目に働いていることが良く分かりますね。

コメント

  1. 元パッカー より:

    木工家が見たら「そっちが前?!」って思ってしまう。
    素直な包み蟻が良かったのでは…

  2. キラ より:

    包み蟻組は無難なところだと思います。まあ、完成するまで分かりません。

    木工家にはあまり興味がありません。殆ど友達もいないし。