渦の谷

蒸せます。台風のせいでしょうが、梅雨明けしてないんじゃないかな?

昨日夕方は仁淀川で遠泳をしました。

パドボーと遠泳のコースは、加田キャンプ場から上流に向かってのコースと、国道の橋から上流に向かい加田に至るコースと2つあります。

実は前者で月曜日に地元の中学生が溺れてしまい、少し気味が悪いので後者を選びました。このポイントは、ここ数年は何事もなかったのですが、相当数の片が亡くなっています。

流れが複雑で、カーブで水流が岩に当たって逆流している場所など、岩をめがけて泳いでも、相当の泳力がないと行きつく事が出来ません。また、そういう場所は上下にも流れがあるので人間などは一瞬引きこまれてしまいます。”渦の谷”という地名もあるくらいですから。

そんなこんなで、パニックになって溺れてしまうのでしょう。下は水温も冷たいですしね。川は海よりも危険な個所が多いと思います。ダラーっと広いところ以外では泳がないようにしましょう。でも、焦らなければいずれどこかへ辿り着くのですがね。

バリ島のウルワツというポイントでは、朝、外国人サーファーが早い潮流に流されて見えなくなってしまい、夕方「ハァ~イ!」って帰って来たそうです。「バカか!こいつらは。」返しの潮に乗って戻ったんだな。

塾長なんかは子供の頃、増水した時を見計らって泳ぎに行き、渦に我から巻かれて遊んだそうです。息を止めてリラックスしていると、一旦は5mほど深さの川底に持っていかれますが、その後20mほど下流の一定のポイントにポッカリ浮き上がるそうです。

プールとゲームしか知らない子供は川で遊ばせない方がいいと思います。これまで地元の子供が溺れたことはなかったように思いますが、あえて危険な場所で泳いでいる悪ガキもここ数年で激減して、エキスパートがいなくなっているのでしょう。