ネーミングの問題

20年ほど前、地元の蔵元「司牡丹」の『一竿』という酒を飲んだ。この酒は多分非売品の古酒で、母親が退職祝いに頂いたものでした。勤め先が退職者用に特別に分けて貰っているようでした。
一口飲むと、深い淵の底を覗いているような気がしました。『一竿』という名前のせいかもしれませんね。
青磁風の四合瓶でしたが、呑み助の友達と二人であっという間に空けてしまいました。今にして思えば勿体ないな。
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これはお客さんから頂いた純米大吟醸
。大層な箱に入っております。
先日飲んだけど、旨かった。でも司牡丹とは格が違う感じです。
やっぱり我から「幻」というネーミングはいかんじゃろ~。品がないな。
それは「あの旨さは幻のような・・・・・・」とか、お客さんに言ってもらわないと。
木工している人の中でも自画自賛の人は多いけど、それは他人の評価するものです。でも、テレビではヒアルロン酸飲んだら“お婆”が
急に歩道橋ガンガン登ったり、電気のパット張ったら腹筋割れたり(それはすげートレーニングしたモデルさんじゃろが!)
どうも、何もかもアメリカ並みになったからしょうがないのでしょう。
なんか本題から逸れたような気もする。