材料の悩ましい問題

東京は雪が降ったというが、高知も夕方は今季一番寒かった・・・・と言っても、只今外気温8℃。
朴(ホオ)材は癖がなく何事にも使いやすい材で気に入っている。在庫が少なくなったので銘木屋のOさんに丸太が出たら確保するようお願いしました。
しかし、実は在庫がないわけではなく、あるのだ。というのは赤身の幅が40センチ以上ある無節の大径材はあるけど、勿体なくて使えない。幅30センチで済む棚板に40センチを切るわけにはいかんじゃろ。
でもね~、それを使うチャンスは残り少ない人生あるかどうか?倉庫は朴材に限らず特級の希少木と焚き物にしてもいいような材の2極化が進んでいます。使い易い幅7寸クラスの材はドンドン消費するからな。
Oさんも言ってました、「うちも6mのケヤキの柱は勿体なくて切り売りは出来ないけど、そんな仕事いつ来るか分からん。」
とは言っても、そろそろ大物はしんどくなるから、秘蔵の材も使っていかねば。倉庫の家賃もばかにならんしな。
お客さんがテーブルやらなにやら注文してくれれば、解決出来る悩みなんですが。