ハタガネの大は小を兼ねない。

昨日は背中の筋を違えたせいで食事も美味くなく、酒も飲みたくなかった・・・・でも結局飲むんですけど。本日は大分まし。

四国地方、極めて爽やかな朝夕でしたが、明日からとうとう梅雨入りのようです。

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ハタガネ40本オークションでゲット。こういう原始的な道具はオークションでもすごく安くはないな。数要るし、困るな。

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スピードカッターで全部切断します。

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つまりこういう事。パドルのブレードの接着に使います。

細いハタガネなら一杯あるんですがパワーが足りないし、反ってしまいます。かと言ってこのように長いハタガネですと持て余します。接着は時間勝負なので大変にウザイです。精度も悪くなるし、捻じれるかもしれない。

40本あれば5枚作っている間に最初の接着剤が乾くと思います。

しかし、売れるかどうかも分からないパドルの製作に道具を完全に揃えなければ気が済まないのは悪い癖です。でもプロだから。

SUPで離島やアドベンチャーツーリングをする場合、剥ぎ面が切れたら命に関わるからここは大事です。まあ、そういう時は3分割の予備のカーボンパドルを持って行きますけど。

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切断面のバリを取って・・・

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固定用の凹みを掘る。

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古いハタガネはこのように固定ねじがすり減っている場合がありました。これはギリギリ。先端の丸みもなくなっていました。丸みはベルトサンダーで付けました。

限度を超えていたら、

1、6角ボルトで代用する。 2、市販の羽ネジを使う。 3、ボルトにプレートを溶接する。など対処できます。

顎の摩耗もあるみたいなのであんまり使い古したハタガネは避けた方がいいでしょう。