漁船の衝突映像よりも、テロ対策の極秘文書の大量流出の方が、ずっと深刻な問題じゃ~ないのか?
一杯出来た。明日は、大きいサイズのトナカイを仕上げて、お遊びは終わりです。
本日は、故あって遊びにも行かず、仕事をしていました。
2回目の拭き漆がすんだところです。桜はち密な材なので、2回で結構いい線までいきます。
ほいで、濡れたシーツで覆って、湿度をかけて乾燥(硬化)させます。
ほんで、これが3回目が終わったところ。上等な材なので、なるべく艶を上げないように、拭き取りをきつくします。艶を上げると、杢がやや派手なので、下品に見えるといけませんから。
それからまた、同じことの繰り返しです。写真は同じですけど。
木工は本当に地味ですね。
しかし、拭き漆の作業は単純なようで、頭を使うし、しんどい割には、意外と苦になりません。
でも、誰かがタダでやってくれるなら、迷わずお頼み申し上げます。
ついに、私の地区にも12月から、“光”が来るようになったのですが、最近、ものすごく、ネット接続の調子が悪いです。
近所の塾長も同じことを言っていました。NTTが乗り換え促進のために、嫌がらせをしているような気がしますが・・・。
意外に、仕事を真面目にやっています。というか、早く終わらせたい一心です。
天板は、山桜の一枚板なんで、脚も私にしては凝った形状です。しかし、直線ばかりなので、少し手直ししなければなりません。
組手が完璧だと、別にボンドは要らないようにも思います。
協和のペティーワーク、集塵機と繋げてもこのありさまです。なんじゃろね、この機械。技術者として恥ずかしくないのかな?
役に立つこともあるけど、今3のマシンですね。
「やまぶき」が閉まっているので、ブログも調子が出ません。
なんだかな~って感じで、元気が出ません。こういう時は、パーっと飲みに行けばいいんですが、「やまぶき」も閉店中だしな。妙に寒くなってきたしな。
ディアハンター、T氏に単発小径散弾銃を見せてもらいました。スラッグと言う一粒弾で、猪等を仕留めるための、スコープが付いています。単なる武器マニアかもしれません。
しかし、害獣が増えている昨今、ハンターは貴重な存在です。銃によるハンティングは、最近はさっぱり人気がなく、やっているのは年寄りばかりだそうです。
銃規制が厳しいのも原因ですが、狂ってる連中に銃を持たせるなら、熊が一杯いる方がましです。
でも、射撃場で、半ボケの爺さんが、実弾込めたまま、銃も折らずに、ウロウロするのは結構怖いらしいです。
銃床材は、西洋クルミ。なんと、木工ヤスリで自分で作ったそうです。グリップの滑り止めの彫刻は「チェッカリング」と言うそうですが、これは専門の方にやってもらったそう。手彫りです。この技術も凄いですね。
銃床には、比較的軽くて粘りのあるクルミ材が良いとされていますが、私に言わせれば、比重さえ同じであれば、木の性質なんて、さほど変わりはないように思われます。
この、銃でしたら、ケヤキなんかの方が、雰囲気出ると思うんですが。
先ほど、ブログを書き終える直前、写真をUPする操作で、記事が飛んでしまった。久々じゃ。ショックじゃ。もっと、ちゃんとしたシステムにして欲しいな。
本日は、海にも行かず、ウジウジと椅子作りをしていました。体調はやっぱり、イマイチです。
定番の椅子の製作は、面白くない割には、0,1~0,2ミリの精度が要求されるので、気が重く、なかなか前に進みません。
でも失敗して、材料も無駄になるよりは、慎重に進めた方がいいです。単に、やる気がないだけですが。
このタイプは、最後に作ってから、3年になるので、勘所を忘れています。でも、資料と治具があるので、大分助かります。
椅子専門だったら楽勝でしょうが・・・・・・じゃあ、20脚位、作り置きしたらいいように思いますが、それじゃー、退屈で、疲れて死んでしまいます。
また、それが、掃けるのは10年はかかりましょうから、その時は完全に作り方を忘れているでしょう。まあ、もう足腰立たんようになっているかもしれませんけど。
ここからは、木工家専用です。私は後脚を木取るとき、板を剥ぎ合わせて、隙間なく取ります。
すると、いくら杢目を合わせても、つなぎ目が出てしまいます。時々、お客様から指摘されるのですが、理由を説明して、「いやだったら、倍は払ってもらわんと」と、高飛車に出れば、大体納得していただけます。剥ぎ合わさなかったら、凄く材料が無駄になって、全然エコじゃなくなりますからね。
どうも、日が暮れても酒が飲みたくならないのは、やっぱり体が本調子じゃありません。と言って、飲まないわけじゃ~ないんですが。
数年前、木工の大先輩、九州の西岡さんを訪ね、馬刺しやら蕎麦やら、沢山御馳走になりました。お返しに、高知の海産物を送りました。その時頂いた、礼状です。
上手いよね~。営業が。筆で書かれていて、裏には落款まで押してあるんです。きっと、この方法で、大分お客様をたらしこんだのだと思います。
結局、木工家なんて営業力がなくては生きていけません。気配りとも言う。
でも、昔ベストセラーになった「気配りのすすめ」は、ちらっと読んだけど、気持ち悪いよね~。あれは、ゴマすりです。著者の人相も大嫌いじゃ!
話が脱線しましたけど、こう見えても、私も営業は得意なんですよ。
一千万円以上、家具を買っていただいたお客様には、丸大ハムのお歳暮を欠かしません。もちろん、ウソに決まってます。
ビンボーな木工家は、身の丈でいいのだ。ビンボーは時には便利ですね。
なんか、疲れているので、このへんで終わります。