治具作り

こう暑いと、ブログの更新も体力勝負となってきました。まあ、本業は、チョボチョボやっているので、大丈夫なのだ。

今日は、一般の方には意味不明の木工家専用です。

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最近、わりと大がかりな新作に取り組んでいるので、治具作りをしています。失敗すると材料の損失が大きいので、まず、外堀から埋めているような感じです。

新作は、超精密な加工が必要なので、いつもより念入りです。

よく、治具命!みたいに、手をかける人がいますが、私は簡単に済ませます。2度と使わないことが多いですから。この治具も、さほど役に立たないことが分かりました。

お客さんに買ってもらうもんじゃないしな。

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このテンプレートも、ホゾを左右どちらからでも、はめられるよう、高精度です。

黄色いテープは、微妙な直角のズレを修正したものです。

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今回の加工には、ルーターマシンが欠かせません。厚さ6ミリの板に、3ミリの溝を掘るには、剛性の高い機械じゃないと無理です。それでも、なかなか、ど真ん中に通りません。

慎重に進めたんですが、今日も沢山、失敗しました。

多品種少量生産は程々にしないと、身の破滅につながります。しかし、やらずにおれない性分です。

そろそろ、山桜のテーブルを作らないといけないのですが、一気に仕上げないと、勘所を全部忘れてしまいそうです。忘れるのは、大得意ですから。