レベル6

残念ながら、事態はますます悪化しています。

専門家は格納容器から放射能が漏れても、レベル4だと寝惚けたことを言っていましたが、今日の朝日新聞によると、国際的尺度で、明らかなレベル6に相当するそうです。根拠はトータルでの放射線の放出量です。

原発から40キロ離れた飯館村で1平方メートル326万ベクレルのセシウムが検出されました。チェルノブイリでは55万ベクレル以上が検出された地域は、強制移住となったそうですから、6倍の濃度のこの地域は、もう人が住めません。ついに来たかという感じです。

政府は、このようなはっきりした情報は流しませんが、ことの重大さが分かっているのでしょうか?

どうやら、1,2,3号機全てで、格納容器が壊れ、放射能が漏れているらしいです。冷却が出来ても、安定するまでに1カ月はかかるといいます。爆発しなくても、その間、汚染地域は広がり続けるでしょう。しかも、まだ冷却のめどさえ立ってないのです。実際は、石棺が出来るまで、放出されます。

足を被曝された作業員の方には申し訳ないけれど、ここはもうガンガンいかないとしょうがないです。しかし、作業員はやっぱり下請けの方で、安全に対する知識をちゃんと教えられてなかったとか。後々の工事の受注を考えると、断り切れないそうです。いっつも、弱いもんが犠牲になるな。

福島原発の放射線の放出量の推定総計は3万~11万テラベクレル。チェルノブイリは180万テラベクレルだそうです。

まだまだ大丈夫のように見えますが、日本はロシアみたいな広い原野ではありません。チェルノブイリになったら日本に住めるところはありません。

*津波で、役場が被害を受けて、戸籍のデータがなくなってしまった町がありますが、どういうことでしょう?

友達の写真館でさえ、学校の卒業アルバムなどに使う撮りためた写真は、念のため全国数か所のサーバーにコピーして保管しています。勿論、このような災害を想定してのことです。

戸籍は、機密性があるので簡単ではないでしょう。市町村単位でやることではない。国がバックアップの体制を取ってないのでしょうか?信じられません!?

ほんで、年金記録みたいに 『分からんなったー!!』ってやるのかな。ほんま、ぶっ殺すぞ。