先日、河口で懐かしいものを発見。
30年ほど前に私が初めてデザインしたアルミホイール・JECT。
この時は初めてということもあって、「現場の意見を聞け!」ということで、国立インター近くの“オフロードセンター”にアドバイスを聞きに行ったものです。
ちょうど愛車RZ250がエンジンブローで入院していたので、寮からママチャリで出かけたのが情けなかったです。
オリジナルは写真のようなアメ車タイプのマイナスオフセットじゃなくて・・・・・
当時一番売れていたパジェロをターゲットにデザインしています。というか販売台数の少ない車は商売になりませんから。
JECTは三菱のデザイナーにも褒められたし、事実、後に似たような純正品が作られました。
しかし、玄人受けする地味なデザインとディッシュタイプで重かったのが災いしてあんまり売れませんでした。でもロングセラーではあったようです。
木工もデザインだけして大金稼げたら一番いいのですが。
コメント
はじめまして。
といいつつ、かなり前からROMさせていただいてました。
ふと、懐かしいホイールを見せていただいたもので。
じつは昔、JECTをハイラックスに履かせていました。
重いけど無茶してもリムが曲がりにくかった記憶があります。
貴方がデザインされた方だったとは驚きました。
なんだか嬉しくなって思わず書き込みさせていただきました。
これからも楽しみに読ませてもらいますね(^^)
ご拝聴有難うございます。
ホイールは表面をデザインしますと、メーカー(これは多分エンケイ)の技術者が裏側を肉抜きしてゆきます。
そして指定の強度に仕上げます。
よってT規格のホイルはどれも同じような強度です。