椿も盛りを迎えております。初冬の淋しい庭に彩をくれます。
他の仕事もあるので、食器棚の木取りをのんびりやっています。
これが中々難しいのですよ。
問題のある箇所をバンバン外していくと材料が足りなくなってしまいます。
それにいい所だけだとのっぺりした印象になります。
こういう部分は使ったほうが面白い。でも、表面に使うかどうか?
多少の干割れは接着剤を流し込んで補修。
腐れや傷は一編に切り落とさないでちょっとずつ様子を見ます。
杢も合わさなければいけないし、引き戸に使う部材は無傷が欲しい。木取りは木工上級コースです。
どうやら、棚板や裏板は取れそうにありません。それでも、杉やヒノキで間に合わせるわけにはいかんやろな~。
*材木は普通、半割にしたり、分解していくと多少は狂うものですが、マホガニー全然狂いませんね。良材と言われる理由の一つでしょう。