地獄温泉 清風荘

昨年の話で申し訳ありませんが、阿蘇で泊まった温泉宿です。

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滞在中は始終ガスっていた。

急に思い立って、前夜の食堂にあった“るるぶ”で見つけた宿。

朝8時に着いて、部屋はまだ空いてないので、温泉に入って待ちました。

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奥に見えるのは湯治客用の自炊の部屋か?

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本来なら阿蘇の山並みが見えるはずです。

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「部屋空きましたけど。」

「その前に、腹減ったんですけど。」

「お昼はAランチならすぐ出来ますが。」

自家製豆腐の餡かけが前菜で出て、汁と飯が出て、デザートと珈琲も付いて¥1500はおかしいじゃろ。しかも、ホテルなんかの作り置きした懐石とは違います。ビックリ!よい職人がいるな。

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風呂はいくつかありますが、ここ「すずめの湯」は炭酸?がポコポコ湧いて耳でも楽しめます。

混浴ですけどお婆さんしか来ません。

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建物は年季が入っています。

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晩飯は「囲炉裏焼き」をチョイス。

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野趣あふれる造りですが下品ではない。

酒飲みは結局高くつくな。まあ、たまには良いじゃろ。

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やっぱりデザートも出た。シャーベットはしっかりした味付け。

宿の方は元々湯治場だったせいか、商売っ気はなくて気持ちが良い。しかも、サービスは十分です。部屋が古いせいか料金もリーズナブル。でも、昼食って、酒飲んで、土産も買ったら2万円くらいにはなります。

なんとのう、「千と千尋の神隠し」を髣髴させます。持っていた本が坂東眞砂子のホラーだったので余計にはまりました。腰痛も随分改善したしな。

今年は3泊はしたい。

温泉宿・お一人様事情 : 宿には私と同年輩の男が二人おりました。

一人は福岡から。自炊の部屋に泊まって、周辺を散策しながら2週間滞在するという。仕事は一応リタイヤしたそうです。ここは泉質が良いと言っておられました。

もう一人は東京のデザイン関係。1週間ほどだそう。夜、食堂で見かけた時は、猪鍋コースを一人で悠々と食べていました。

24時間滞在しただけでしたが、異次元の世界のようでした。海外旅行もいいけど、日本も棄てたもんじゃない。