2016年09月一覧

長手盆

明日から毎年恒例の『しもなのアートキャンプ』ですので仕込みをしていました。
ふんだんにある桐材で木彫をやるつもりでしたが、私が実験してみるに、とてもじゃないけど機械がないと無理。柔らかい桐でも彫刻は2時間の授業では困難です。
木工の授業では刃物を使わせないと面白くない、でもそれはやっぱり危険。歯がゆいところです。
 
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長手盆も仕上がっています。
ご飯一式が載ります。まだ7枚ありますのでよろしくお願いします。

額装

本日のお散歩で早くも彼岸花が咲いていた。
 
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さる高名な書家から額装を頼まれました。
 
『無功徳』という言葉の意味は、《 前もって良い報いのことを考えて(何かを期待して)、良い行いをしたならば、何の功徳にもならない》 ということです。詳しくはググってみてください。
 
額は山桜の木地仕上げ。台紙は秘蔵の“板干しの和紙”を使っています。残念ながらこの写真ではよく分かりません。
 
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すみません。本当は近所の叔母さんが天ぷら紙に書いたら良く出来たので額装を頼まれました。

ついに、

アベちゃんは外遊したり、なんだかんだで毎日テレビに出ます。何も知らん人は支持するわな。森ちゃんの疑惑も一部週刊誌に出てるだけで新聞は取り上げないし。統制が効いてます。我がいの町の町長選も、現町長の奥さんが学会に入信したとかで、再選間違いなしとか?レベルが低過ぎじゃろ!ビックリです。
 
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天気が悪いのが続きそうなので漆塗り再開。
 
苦節10数年、今日初めて殆どトラブルもなく朱漆が
塗れました。
これはね~、失敗して体で覚えるしかないのでしょうね。
塗師の友人はおりますが一々電話して聞くわけにもいかんし。『漆芸の伝統技法』等という教本もありますが、チンプンカンプンですし。
 
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漆は粘りがありますが、水のようにサラサラもしているんですね。これが他の塗料にない優れた特性です。
作業性がとてもいいのです。
 
失敗しなければ。

お宝拝見

これから飲み会なので簡単に更新。
 
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後学のためにコレクターにお宝を見せてもらいました。
これは珍しい「
仏龕
」まあ、「厨子」みたいなもの。何かに付属していた小さな仏像を、新たに箱を作って収めたものか?首から下げられるようになっています。ロザリオみたいですね。
 
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この李朝の壺は貴重過ぎて画像公開出来ず。
銘品は市場には出なくて、骨董屋を通じて片手指くらいののコレクターを
回っているのだそうです。
そんな訳で、近年編集された李朝本には大したものが少なく、古い本で勉強しなくてはなりません。

まだ暑い。

土曜日の午後から久々に入野松原へ出かける予定でいましたが、日中の気温がぐんぐん上がりあえなく断念。もう少し涼しくなったからにしよう。
 
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本日は撮りためていた植物の写真です。
瓶ヶ森にて。高山の植物はやっぱり可憐です。
 
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エーデルワイス系の植物だと思います。
 
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ここからはご近所の散歩コース。
カタツムリの子供が蔓を渡り始めています。
 
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ピントが合ってなくてすみません。残念な一枚。
 
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珍しいので毎日観察していたツル科植物。
 
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いつも羽虫はがくっついているので、茎を食べた後かと思っていました。
 
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開花前はこんな感じです。
美味しいなり物が出来るかな。

制作もする。

福島県小児科医会は「不安を助長する。」との理由で甲状腺検査を縮小するという要望書を福島県に提出したという。段々と統制が利いてきましたね。
 
俺は北朝鮮の核実験より原発の方がずっとリスキーだと思うけどな。まだ核弾頭は無理でしょう。原発は止まっていても燃料プールにミサイルを撃ち込まれたら日本は住めなくなりますがな。
 
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長手盆の木地も完成して、
 
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シェルチェアーを発送。たまには売れるぜ!
 
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注文があった茶箱を制作。
制作のツボを忘れた頃に・・・・・多品種少量生産は能率が大変に悪いですね。
 
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苦労するぞなもし。脳も限界。
 
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散歩に毎日1時間取られるけど、ユキちゃんがいた方が仕事ははかどる?
 
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拭き漆の前にブラックライトでボンドの付着をチェックします。
 
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一回目の塗りが終わり、それでも
見落とした部分がある。
 
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ここも怪しい。
 
茶道具は小さいけど滅茶苦茶手間がかかります。
 
 

働き過ぎ。

昨日は鍼灸院のHちゃんのところへ月一の治療に出掛けました。腰痛が治らないのでいいタイミングです。
 
「あまり根を詰めて仕事をしないで、たまには息抜きも必要ですよ。」「了解しました。」
「冗談です。酒ばっかり飲んでるでしょう。」「ばれたか!」
 
「腰痛4日目にして湿布薬を貼ってみたがまるで何も感じません。」
「経皮鎮痛消炎湿布材は疲れによる腰痛には何の意味もありません。」
 
治療は大したもので本日は大分改善しました。信じる者は救われる。
 
*大リーグ中継では勝利投手が肩を氷で冷やしながらインタビューに答えていますね。整形外科では熱を持った患部を冷やすことをアイシングと言います。一方、東洋医学では熱を持つのは自然なことでそれを強制的に冷やすのはいかがなものかという考え方があると言います。短期的には有効でも長い目で見れば悪いそうです。大リーグでも最近は東洋医学の考え方も取り入れていると聞きました。

ベルトサンダー

体調も良くないので土日ゆっくり読書をしていたら腰痛が発生した。しかし、この腰痛は深刻なものではない気がする。
 
出入りの機械屋が「横置きのベルトサンダーが出たから要らない?」と言うが、もう置くスペースがない。でも見に行ったら縦にすれば何とかなりそうだ。
 
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車輪が付いているので横置きにするときは手前に引き出せばよい。
 
*桑原の手押し鉋350も出たそうです。古い機械でベアリングレス・2枚刃、状態は良好、¥22万。普通刃と超硬の刃が1セットずつ付くそうです。超硬の刃は
買ったら¥10万相当だそう。欲しい方はご連絡ください。

ネーミングの問題

20年ほど前、地元の蔵元「司牡丹」の『一竿』という酒を飲んだ。この酒は多分非売品の古酒で、母親が退職祝いに頂いたものでした。勤め先が退職者用に特別に分けて貰っているようでした。
 
一口飲むと、深い淵の底を覗いているような気がしました。『一竿』という名前のせいかもしれませんね。
 
青磁風の四合瓶でしたが、呑み助の友達と二人であっという間に空けてしまいました。今にして思えば勿体ないな。
 
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これはお客さんから頂いた純米大吟醸
。大層な箱に入っております。
先日飲んだけど、旨かった。でも司牡丹とは格が違う感じです。
やっぱり我から「幻」というネーミングはいかんじゃろ~。品がないな。
 
それは「あの旨さは幻のような・・・・・・」とか、お客さんに言ってもらわないと。
 
木工している人の中でも自画自賛の人は多いけど、それは他人の評価するものです。でも、テレビではヒアルロン酸飲んだら“お婆”が
急に歩道橋ガンガン登ったり、電気のパット張ったら腹筋割れたり(それはすげートレーニングしたモデルさんじゃろが!)
どうも、何もかもアメリカ並みになったからしょうがないのでしょう。
 
なんか本題から逸れたような気もする。

瓶ヶ森の白骨林

朝からどうもだるくて、仕事を休みました。理由はよく分からない。夏の疲れだと思いますが。
 
瓶ヶ森の残りの画像です。
 
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彫刻のようです。立派なお姿です。
朽ち果てたのか、昔より少なくなったような気がしますが瓶ヶ森には白骨林があります。環境が厳しいので分解するバクテリアもいないのでしょうか?
 
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別のアングルから。
しょっちゅうカメラマンの被写体になっているのか?手前にはロープが張られています。
 
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山はすっかり秋の風情でした。