住まい・インテリア一覧

屋根の補修

Dsc_000122 母屋の屋根の目地の部分を左官に補修してもらっていました。

日本建築の母屋は築30年になりますが、周りのずっと後に建てたプレハブ住宅が薄汚くなっていく中で。ピカピカです。

日本建築は高いように思われていますが、実際はハウスメーカーの家より安いくらいです。ハウスメーカーの家は、営業宣伝費が4割を占めるなんて聞いたことがあります。施主を紹介すれば建築費の一割を貰えるとか・・・・。

近所のプレハブ建築現場を見たことがありますが、あまりに簡単に建つので、途中からわざとにゆっくり作っているように見えました。木工の仕事をしている者から見ると、使っている内部の材料は最低のもので、本当に仮の住まいという気がします。とても何千万という金額を払う気はしません・・・・・ないけど。

また、次の世代が住宅費に金をかけなくてはならないのは、バカバカしいと思うけどな。

ただ、今流行りの断熱性は優れていて、在来工法も見習う部分はあると思います。

Dsc_002423 うちの母屋は、隙間風一杯です。眺めはいいけどな。

すみません、先月行った、宇和島城天守でした。


スーパーレジェーラの実際

Dsc_002136 奥に見えるのが、世界最軽量椅子のスーパーレジェーラです。昨日は”レ“が抜けておりました。

この椅子、木工家なら、その耐久性に興味を持つはずです。

ここに、一つのデータがあります。

昨日、昼飯を食った喫茶店の女主人はクレイジーな方で、カッコいいからといって、6脚も買ってお店で普通に使っていたんです。1脚15万はすると思うがな。

体重80キロを超す常連さんの入る中で、確か3,4年はビクともしなかったと思います。ただこのお店には年に1,2回しか行かないので確かなことは言えませんが。

でも、その後籐編みが切れてきたそうです。

Dsc_0016 カッシーナで3万もかけて修理したのがこれだって!ヒィー、これはもうスーパーレジェーラじゃない!

籐編みの修理は9万もかかると言われたらしいです。俺がやるぜ。

最初の写真は生き残った1脚だそう。でも、フレームはどこにもガタがなくて、Yチェアなんかとは、基本的な作りのクオリティーが違うみたい。Dsc_001765吟味した材を、 職人が微調整をしながら組んでいくんだと思う。

こんな椅子もありました。背もたれの笠木の穴は意味があるんじゃろか。

後ろに足置きのようなものがあって、教会用の椅子でしょうか。

Dsc_0012321 ついでに、昨日の定食をUPしときます。みそ汁は絶品じゃ。食器は全部、作家モノです。

ちなみに、ここは普通の方が入っても、飯は作ってくれません。

別に気取っているわけではなくて「昔、真面目に働き過ぎた」からだそうです。


スーパージェーラの実際

今日は、朝からお客様の家で打ち合わせをしました。

それから矢張り、お客様でもある眼科で”使い捨てコンタクト”を買い、大奥様とだべりました。木工品を買うようなお客様は普通じゃないから、話が面白いです。

お昼を過ぎたんで、やっぱり、付き合いのある喫茶店で飯にして、また、だべりました。

普段、木を相手に一人で仕事をしているので、人と話すとすごく消耗します。3時に帰宅するも、夕方まで寝ました。

営業的には充実した一日だったな。俺は営業が上手いな。注文は取れなかったけど。しかし、今日のお客様達は”押し売り”に行けば、いつでも、なんでも買ってくれる度量の広い人達なんです。ウッシッシ。

そいで、夜仕事をするつもりが、先ほど宴会の誘いがあったんで、出なくてはならなくなりました。風呂に入ってから。

そんな訳で、木工ファン注目の『スーパージェーラの実際』は明日にします。すいません。


最近の買い物

今朝「やまぶき」からモモちゃんと朝帰りしていると、疾走するバイカーと何台もすれ違った。隠れバイカー結構おるな。

Dsc_002165 宴会の時に足らなくなるので、コップをアマゾンでまとめ買いしました。

160ccと90cc。小さい方はワイン用です。パッケージがオシャレです。2色しか使ってないよ。

作家モノのガラス器が、次々姿を消す中で、こいつは一回も割れたことがありません。軽くて本当に使いやすい。

スエーデンの方でガラス産業が栄えたのは、昔バイキングが乾杯の後に一々グラスを割ったためとか。

Dsc_002336 ヤフーオークションで落札しました。安かったです。普段利用している銀座のお店より大分安いような。

これからちょくちょくチェックしよう。

Dsc_001536 げっ!初めての方、今日は。吉良修50歳になりました。

最近、会ってない友人達、思い出してくれたかな?もう、白髪一杯よ。

お客様へ、忘れたらいかんで!

実は、これも最近の買い物なんじゃ・・・・・指先に注目。

Dsc_0019 カメラのリモコンです。商品撮影の時に、ぶれない様に使います。安物のデジカメには、昔ながらのレリーズが付きません。普通は集合写真の時に便利です。

これもアマゾンで買いました。一切、地元に金が落ちません。俺の家具も売れなくなるよね。

残念ながら、この装置はカメラの電源を切るたびに、カメラ本体の設定をやり直さなければいけないのが面倒です。

それに、光の出る方向、デザインからすると逆だと思うんですがね。


表札

Dsc_0168_4 この表札は、ウチのお得意様でもあり、営業マンでもあり、ご近所様でもある方の表札です。

故あって、名前は公表できないので、仮にYさんとでもしておきましょう。

2年前、確かYさんの息子の夏休みの宿題として提出されたような気がします。しかも、結局ほとんど私が製作したような記憶が脳の片隅にあるような……気がしないでもありません。ちょっと上手すぎじゃろ~。

まあ、小枝を半割にするのなんか、バンドソーがなかったら大工さんでも嫌がるでしょうね。

”本”の下の横棒に輪切りが使ってあるのがアクセントです。

こんな、ライトな感じで良かったら、表札の注文も承ります。雨が直接当たるところは厳しいですが、軒の下なら10年や20年は大丈夫と思います。

もちろん横文字もOKです。ラフで2~3案提出してから取り掛かります。本気です。当社の家具を100万円以上買ったくれたお客様には無料でサービスいたします。大分いるかも。(すでに買ってしまった人は除外します)


待ち人来たらず。

Dsc_0008 ここ、2,3日展示場の掃除をしていました。個展の準備でもあるんですが、東京からお客様が来るというので、花も生けました。

Dsc_0014 どうです、李氏朝鮮の両班(やんばん)の住居みたいでしょう。

それにしても、デジカメはきれいに撮れるな。ニコンD60です。

Dsc_0009 しかし、お客様は来ず。すっぽかされたわけです。クッソー!!この件は後日ご報告します。

まあ、でも、拭き掃除も良く出来ました。

Dsc_0013 モモも怒っています。というのはウソです。モモはいつでもスマイルです。


薪ストーブの触媒を交換する。

我が家の薪ストーブはハイテク機で、触媒が付いていて殆ど煙を出さない構造になっている。燃費も50%向上をうたっている。(ほんとかどうかは知らない)煙突の掃除も少なくて済むらしい。

ただ、5年ほどで交換が必要という。ウチのはもう12年は使っていると思う。確かに、以前は火室の炎はほとんどないのに、セラミックの触媒は真っ赤に焼けているのを良く見たが、最近はないな。

アメリカのアマゾンで1万円で売っていたが、国内販売のみだった。仕方なく、日本のアマゾンのバーゲンで2万のものを買った。なんか悔しい。

Dsc_0002 12年ぶりで蓋を開けると、触媒はさほど損傷もなく、舞い上がった灰で通気が悪くなっていたのでした。ショックじゃ。

とりあえず新品に交換して、前のはその箱に入れ保管しました。

乾燥した広葉樹を燃やしている限り、触媒も煙突も傷みは少ないようです。煙突も一度も掃除していませんし。

触媒付きの薪ストーブをお使いの方は、たまにはトップを開けて掃除してみましょう。


沢田マンション

沢田マンションは高知のその筋の人では知らない人がない偉大な建築物です。今では全国的に有名になったといってもいいでしょう。なんと専門書が2冊出もています。

キラニュース№12でも紹介しています。

ご夫婦で、すべて独力で建てられたと聞いています。木の造作物を作るための製材部屋や木工所もあると聞きいてます。

Photo 軽トラで3階まで上がれてしまう便利な構造です。

各戸のベランダが通路として繋がっているというか、部屋の前が道というか、住民同士風通しがいいです。

屋上のクレーンはまだ現役と思われ、右端の塔は手製の昇降機です。(エレベーターとも言う)

オーナーの住む、屋上には空中庭園ならぬ、空中”田んぼ”があるそうで、収穫時には餅をついて住民一同、祭りに興じるそうです。

御世辞抜きに素晴らしい建物です。違法建築で、市職員の調査時には住民がコンクリートブロックを落すという噂ですが、建築基準法以前から始まった建物であるというのが本当のところらしいです。

しかし、シャブコン使ったり、鉄筋を間引いたりしていないでしょうから、地震後に案外残っているのは沢田マンションかもしれませんね。

ボチボチ空き室も出るそうで、是非住んでみたいが、家もあるし、そこまで酔狂は出来ません。はす向かいのヤマダ電機に行った時に、ちょっとのぞいてみる位です。


街角グッドデザイン

Dsc_00050001_2 これは、近所の製紙工場の門の外に置かれた灰皿です。

この工場は、騒音等の問題で、我が家とは敵対関係にありますが、それはさておき、この灰皿、なんとも可愛らしい。

非常に大きな工場ですので、自前の製作所に近い設備があるらしく、そこで、工員が暇をみて、手作りしたものでしょう。

デザイナーとして評価しますと、なんといっても、雨よけの傘がユニークです。実際、それなりの効果がありましょう。さらに、それを支える柱が華奢なのも哀愁をそそります。

やや、足元が不安定ですが、四本足であることと、重い鉄筋を使っているので、かろうじて、実用に耐えています。しかし、これがもっと四方に張り出し、どっしりしていたならば、これほどの愛らしさはなかったでしょう。

無名の工員、侮り難し。


扇風機

Dsc_00280001_3 今年は暑くって、展示場に扇風機が欲しくなった。

以前、頂いた扇風機があって、殆ど風車程度にしか回らない。ちょっとこれを修理してみた。

電源コードを替え、接点を磨き、各部に油を注す。復活しました。十分な風量です。モーターの軸受けにはちゃんと油を注す穴があって、真鍮製のグリース用のポッドも付いています。これは、私も使っている、低回転型の木工機械にも付いていて、ポッドにグリースを詰めて、セットすれば、ねじ込むごとに供給される仕組みです。

この当時の機械は整備すれば、いくらでも使えます。

ロウ付けで、網の修理もしようと思いましたが、きりがないので、止めました。本体は、鋳物で重く、モーターの上に取っ手が付いていますが、慌てて、網を持ち上げているうちに、壊れてしまったのでしょう。

首振りは、ロッドを介して行われ、懐かしい動きです。

しかし、こんな修理でも、コンプレッサーでモーター内の塵を吹き飛ばすことから始まって、数々の道具がいります。ドライバーも柄の短いのとか、長いの、しかもマイナス!!ねじ山に合わないと、グラインダーで削ります。何でも腕というより、道具ですね。Dsc_00290002

ところで、扇風機、量販店では二千円から売ってます。安っす~!!これは、中国人を搾取していることになるんでしょうか。あと、十年で立場が逆転するという評論かもいますが。

この扇風機、当時で、大卒初任給の2倍ぐらいしたのかな~なんて考えます。それだけの値打ちというか、存在感は、時を経てもありますよね。

やっぱり家具の展示場に、白物家電のプラスチックの扇風機は置けませんよね。でも大型エアコンだったら・・・・・・・・・・・・・欲しいです。